雁須磨子さんのレビュー一覧

湯気と誘惑のバカンス コミック

雁須磨子 

じんわりじわじわ、ゆる〜くどうぞ

あらすじにあるように「ノンケのじわじわ自覚ラブ」×雁須磨子さんなので、この上なくモダっモダのゆ~るゆるです。(もちろん褒め言葉です。)
泥のように疲れ果てているリーマンが自宅風呂の故障をきっかけに近所にあるスーパー銭湯に通うようになるというところからお話はスタートします。

最初はこういうところで知り合いを作ってしまうと…みたいな感じで極力常連客や従業員とも接点を持たないようにしていたのに、…

3

湯気と誘惑のバカンス コミック

雁須磨子 

身も心もぽかぽか!!

雁須磨子さんのBL作品が読めるって
本当にありがたいといいますか…。
非BL作品も好きなんですけど私が腐っているので
BL作品だと当然の事ながら萌えが倍増どころじゃないのです!!

5年付き合った彼女と別れた須崎は
傷心というか脱力というかそもそも疲れ切っていました。
仕事が常に忙しくて彼女の残した色んな物を片付けられず
更にはある日くたびれて帰るとお風呂まで壊れてしまって
リフ…

10

湯気と誘惑のバカンス コミック

雁須磨子 

私もおっきいお風呂に入りたい

「疲れたノンケリーマン」の目線で進んでいくストーリーなので、思わず普段の生活に疲れた自分に重ねて読んでしまいました。
特に温泉が好きなわけではない「疲れたリーマン」(と自分)がおっきいお風呂とそこにいる人々に癒され、元気になっていく姿に嬉しさと少しの羨ましさを感じながら読み進めました。しかもそこに健気可愛い男の子がいるなんて……。
ライバルが現れたり、死の淵に立たされるようなBLに疲れちゃった…

6

猫が箱の中 コミック

雁須磨子 

生来の男前気質な小学生

ちるちるの攻めの属性に「ショタ」とあって、え…?!と思ったのだけど、雁須磨子さんなのでまかり間違っても小学生にいかがわしい事はさせないだろうと信じて読んでみました。

捨て猫が縁で知り合った小学5年生の北原君と高校生の和雄。
人は良いけどちょっと気弱で流されやすい和雄の言動で北原君が「ふ」っと笑ったり「へっ」とするところがあるんだけど、この目の細め方が小学生とは思えない渋さがあってかっこいい…

2

オロチの恋 2 コミック

雁須磨子 

押してダメなら…押してみろ

もうオロチの粘り勝ちですね。

でも先輩がただ流されるままではなく、あいつだったらこう言うはずだろうと考えて自分でも言葉にしてみたり、「最近少しまちがわなく」なってきたり…知らず知らずにオロチに影響されていて、少しずつ先輩自身が変わり始めているのがいいなぁと思います。
先輩の部屋でギュッと抱き合ったときのオロチの心臓の音。これを身体で感じている先輩のモノローグが共鳴って感じでとても好き。オロ…

6

オロチの恋 1 コミック

雁須磨子 

ちょいデンパ系攻めがいい!

とにかく攻めのオロチが一途です。一途なんだけどちょっと性格がぶっとんでいるというか独特で面白い。

一年前に静かに涙を流す先輩に一目惚れして以来、勉強を頑張って同じ高校へ入学したオロチ。先輩はゲイで、クラスメイトのことが好きで辛い思いをしているのだけど、御構い無しにグイグイと攻め込んでくるオロチ。オロチのアタックをはぐらかそうとしても、オロチにははぐらかしなんか通用せず、静かに確実に迫る。

1

かわいいかくれんぼ コミック

雁須磨子 

こりゃ神です。

【かわいいかくれんぼ】
これは秀逸なタイトルだなぁ。確かにセクシュアル・マイノリティは「かくれんぼ」してますよね。
ゲイだから同類に気づいてしまう高校教師の田中。教え子の牛島が同級生の家村を見つめる視線の熱さにも気づいていて、「(ゲイだということが)ばれちゃうだろ」とヒヤヒヤしているが、一方で何とかしてやりたいとも思っていて…。

田中先生は、ぬぼーとした感じで描かれているんだけどとても優…

3

オロチの恋 2 コミック

雁須磨子 

独特なテンポと、含みある会話がわかりにくい…

村上キャンプ先生がちるちるチャート本棚でオススメしていたうちの1つ。
「一途なヤッベェ攻×年上美人という最高の組み合わせ」「ほどよいでんぱ攻でめっちゃよかった…」「読んでハッピーになってください」ってポップが気になって読んでみました。
シリーズ通しての感想です。

オロチは体が大きくて、見た目だけなら朴とつとした硬派な男。
でも中身は、思いこんだらどんどん突っ走ってしまう迷惑なやつ。それ…

5

オロチの恋 1 コミック

雁須磨子 

これからはじまる2人に期待

村上キャンプ先生オススメ棚より購入です!

初めてのカリスマ子先生。
優しい線のタッチが爽やかで心地良いです。

仏頂面のオロチくんと綺麗な目をした先輩の対比が好きです。
ディスコミュニケーションのもどかしさとあたたかさが心地よく、頑張れ!と言いたくなるBL。
うまくいってほしいと思いながら、展開の読めなさにドキドキハラハラしました。

1巻の時点ではまだまだ展開がゆっくりで「面…

0

ひな菊 コミック

雁須磨子 

青春の小箱


「おまえのことは一切合切 俺の青春の小箱に入れて…あきらめるから」

これは「はしらんか」での台詞。同性を好きになってしまった自分に混乱しつつも、友人への思いが止められずに動揺しまくっている青年が絞り出すように呟いた台詞です。
告白しちゃったけど無理だよな、だからこっぴどく突き放してくれ、そしたら諦めるから、と言っているわけです。
この「青春の小箱」というのがいい、とてもいい。
同性…

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