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12/20(合計:198件)
雁須磨子
雀影
ネタバレ
上巻ではほとんど進展のなかったストーリーですが、最終的には収まるように収ります。 うん、まあこれで収まりませんでした、みたいな話になるはずがないので、ザックリ言いいすぎてネタバレと言えばネタバレかもしれないけど、結末についてはまあ置いとくとして、 この話のメインは「それとこれとは関係ない。全く別の話なんだ」ってことが、見えるか、見ようとできるかって所にあって、そこを見極めることができたからこそ…
父親を捨てて家を出たゲイ青年が、父の急死で家に戻ったら、そこには父と暮らしていたという自分より年下のイケメンがいて…? 自分が家を出た後の、自分が知らなかった父の姿にうだうだと戸惑うお話。 手っ取り早いエロとは無縁の、非常にまどろっこしい展開の作品だけれど、このぐるぐるうだうだ感がむしろBLの醍醐味! 絵もキラキラしてたりエロエロ色っぽかったりは全然しないけど、お話の力があるからそれがまたこ…
fandesu
これはやられた! そう来るのか! 個人的には、上巻が昭編で下巻は久留米編という感じです。 阿部のアプローチに真面目に向き合う様に伝えるために、昭は自分がゲイであることを久留米に伝えます。それによって久留米は自ずと、日夏先生(昭の父ですね)に対する自分の想いを振り返らざるを得なくなり…… ネタバレしようにも出来ません! あらすじを書いてしまうと、全く別物になってしまうんですもの。 …
「雁さんが(1~2巻でなく)上下巻ですと!?」というので、発売を知ってからかなりワクワクして待っていたお話です。 主人公の昭の父は生徒に慕われる教師で、父子家庭だった家には父の教え子がいつも出入りしていました。ゲイばれしてから昭は家に一度も帰っていません。『いい子』でいられなかったという想いと、自分を責める一言を放った父に対して『自分の居場所を奪った』という恨みにも似た感情を持っています。 …
東雲月虹
あーもう………。 これはネタバレしちゃうと勿体ない気がするので 詳しい展開は自粛しますね。 面倒だったり先延ばししたい事だったり、 見えない先が怖くてどうしたらいいかわからない時も 自分なりに前向きでいれば結果はおのずとついて来る。 逃げ続けた事にもちゃんと向き合わなければ 気持ちのおとしどころがずっとわからないまま。 そんな昭の億劫さに真摯になってくれたのが久留米で良かったー…
雁須磨子さんの作品で上下巻を拝めるなんて (しかも同時発売!!) 吹雪いてたって心がほくほくでした!!やったー!! 男手ひとつで育ててくれた父に性癖がバレ 上京したきり実家に戻っていなかった昭(29歳)は 怒涛の不幸に見舞われますが 父が亡くなったと田舎の病院から連絡が入り…。 昭は隠れゲイなのでお話的にはBLなんですが 上巻は人と人の関わりとかが楽しい作品です。 昭…
雁さんの描く『恋する男たち』って、誰かをずーっと見ている人が多い様な気がします。 このお話の須崎も師岡くんを見始めると、気になって仕方ない。だから更に見る。見ていると色々発見する。発見したことから疑問も生まれる。その疑問を解きたい。だから近づく。思わず聞いてしまったりする。相手の反応によって、もっと知りたくなる。もっと近づく。 実人生において『運命の人』なんて、そうそう出会うもんじゃないと思う…
ひそかに雁須磨子さん祭りです。 昔読んだ時もわーってなりましたが 数年経つとまた良さが倍増するといいますか! 年を重ねて物の見方が変わったりして 素晴らしさを噛みしめさせていただきました。 ちょっとチャラい見た目の西戸崎は何気に虚弱体質で バス停で日射病になっている時に運命の出会いを果たしますが…。 そりゃね、坊主頭のDKがフリルの日傘差してたら インパクトどころの話じゃな…
発売当時は2010年ですか……。 もう7年も経ってしまったんですね。 そして当時、雁須磨子さんが大好きなのにも関わらず え、小学生…??ってピンとこなかった自分をスノーダンプで殴りたいです(危険) ばっかおめー最高じゃん!!最高じゃん!!! 小学生も男子高校生もドノンケだったっていうのがまずね、可愛いんです! 捨て猫を飼う飼わないのすったもんだ、 小学生のくせに鋭い事を言っちゃう…
みみみ。
雁須磨子さん初読みです。 優しい色づかいの表紙が目に止まって衝動買いしたんですけど、期待通りのものが詰まっていました。 癒しと優しさが心に効く満足度の高い1冊。 あったかいお風呂が恋しくなり出すこの時期に発売してくれたonBLUEさんがまたグッジョブです! 好きな入浴剤入れたお風呂にタブレット持ち込んで浸かりながら読んだら更に癒されそう〜♪(でもこれやると追い焚き機能のないうちの風呂では読…