岩本薫さんのレビュー一覧

好きの鼓動(新装版) 小説

岩本薫  円陣闇丸 

キラキラとまっすぐで読んでいて、ちょっと恥ずかしくなったよ。

熱情シリーズ
アイドル×幼なじみCPです。
高校生という年齢、幼なじみが初恋ってことで
まっすぐでまぶしすぎっw

若さゆえの直情的な感情をぶつけあい
傷つけあい成長する悠介と大和。
萌えというよりも
ヽ(´Д`ヽ)(/´Д`)/イヤァ~
は・ず・か・し・いっ!!!!

ネタバレになりますが悠介が大和に送った曲のタイトルの
サブタイトルが「おまえの中で灼かれたい」だったので…

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不器用な純情(新装版) 小説

岩本薫  円陣闇丸 

先輩後輩10年愛の王道

熱情シリーズ第1作目
大学の先輩後輩同士の10年愛モノ。
お互いの気持ちは最初から駄々漏れで
読者の思うとおりに転がっていくシナリオv

男らしい艶とたくましさを身に着け控えめで従順な後輩
いつまでも若々しく色香の漂うちょっとモラトリアムな先輩

美しく芯が強いがダークサイドに弱いお姫様みたいな受けを
がっちり寡黙にやさしく守るナ騎士な攻め
超v王道でしたねぇ。

何度身体…

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守護者―ロッセリーニ家の息子 小説

岩本薫  蓮川愛 

源氏物語の紫の上?

『ロッセリーニ家の息子』シリーズの2冊目にあたるお話です。

3人目のロッセリーニ夫人の産んだルカをマクシミリアンが幼いころから守り育てていたのですが、いつの間にか1人のヒトとしての恋愛感情に。ルカも最初は煙たい存在としていたマクシミリアンを無くてはならない人と気付き、愛するようになっていくのですが。

一読して”これは「岩本先生版 若紫」だ“と思いました。もちろん、光源氏がマクシミリアン…

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だからおまえは嫌われる 小説

岩本薫  九號 

無精ひげな大型犬ワンコ

ヤッパリいいなぁ~、クールビューティなツンデレ…
精神的に強い男が“こんなことをさせるのはお前だけだ!”とばかりに徐々に溺れていく姿がイイですねぇ。
そのくせ、昔のオンナの残していった下着をゴミ箱に捨てることで、達成感めいたものを感じているあたり、独占欲と対抗意識が見え隠れしてかわゆいです^^

2

不器用な純情(新装版) 小説

岩本薫  円陣闇丸 

ちょうどいいサジ加減のすれ違いラブ

岩本さん、と言えば「王道」だと思うのですが
この作品も、BLの王道を目いっぱい盛り込んでて
彼女のロッセリーニ家シリーズほどのキラキラや
エビリティシリーズのセレブな雰囲気はないものの
読者の萌えやキュン心を絶妙に刺激してくれて
安心して楽しめましたw

大学時代の映画研究会の先輩後輩の関係である北巳と織田。
2人とも、出会った時からお互いに惹かれていたっぽいのに
その気持ちを相…

1

支配者の恋 小説

岩本薫  蓮川愛 

えんだぁーーーいぃぃぃあー♪ Will always love you~♪

アラブの王子様×SPというカップリングゆえに
読んでいる途中から、ホイットニーの「I Will Always Love You」が
鳴り響いて仕方ありませんでしたw

ロッセリーニ家の息子シリーズの知人つながりスピンオフ。
リッチでゴージャスな攻めがジャパニーズビューティを
見初めるシンデレラストーリーが主軸のシリーズです。

今回は・・・
『ロッセリーニ家の息子 守護者』
三…

2

支配者の恋 小説

岩本薫  蓮川愛 

見事なまでの王道ラブ!

ロッセリーニ家の息子シリーズの中でも
兄弟達以外にスポットを当てたルビー文庫のシリーズ最新作です。

今回は、『守護者』に登場してた東堂和輝(三男ルカの友人)の兄・桂一と
アラブの王国の第二王子・ラシードとの身分違いの恋。
アラブと言えばBLでは王道ですが
意外な事に、岩本さんがアラブものを書くのは初めてだったそうです。
だからなのか、コテコテのアラブものではなく
そこが、アラブ苦…

3

発情 小説

岩本薫  如月弘鷹 

野生のパワーとモフモフ♪

攻・神宮寺峻王(16) 高校1年
受・立花侑希(26) メガネの数学教師

学年主任に命じられ、不登校中の神宮寺峻王の家庭訪問した侑希。
ヤクザの家に怯んでいた侑希ですが、やっと部屋までたどり着いたと思ったら、峻王は女子高生にフェラさせてる真っ最中。
女の子を追い返して説教を始めた侑希ですが、峻王は聞いちゃいない。
それどころか、
「先生、いい匂いがする」
と押し倒して最後までやっ…

3

不遜で野蛮 小説

岩本薫  円陣闇丸 

刑事モノですが岩本節は甘い甘い。

無骨なノンキャリ刑事×美人エリートキャリア刑事
ふたりは同期で、再会モノv

奪われた警察内部情報入りのPCを内々に取り戻すため
コンビを組んだふたり。
ボロアパートでゲイの新婚カップルを偽装するんですよw

織田と上條の視点を交互に読むスタイル。
どっちも定番定番の勘違いすれ違いw

刑事モノ。
無精ひげなんか生やして無骨な攻めですが
手先は超器用で料理もうまいとか最高v…

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月夜ばかりじゃないぜ 小説

岩本薫  石田育絵 

ヤクザものです

気持ちよく王道でした。
なんだろな、先の展開が読めすぎる王道でうんざりするパターンと、王道ゆえの心地よさを味わえるパターンの二種類があるんですが、この差はなんだろう?
このあたりの分析はまだできないんですが(個別分析はできるけど、俯瞰しての分析はできない)、岩本薫さんの作品は明らかに後者の場合が多いです。私には心地のよい王道。

ヤクザものです。
ヤクザ嫌いで今は新宿で探偵事務所を経営してる組長の…

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