澄さんのレビュー一覧

小説花丸 コートの釦、ひとつ 小説

樋口美沙緒   

足りない

あらすじに、「誰かを恋しく思う気持ち、相手が気になりそわそわと落ち着かない気分、ぎゅっと胸を締め付ける感傷的な想い。短編だからこそ表現できる心の機微を堪能できる作品群です。」とありますが、まさしくその通りの内容です。
ですが、短編ゆえに、全てが中途半端。
導入部で唐突に終わった感が半端ない。

で? これから、どうなるの???

思わず、問い詰めたくなります。
想像で補完するには、あ…

1
PAGE TOP