ふばば
おや?と、思う。私は今、夏下冬先生の「私立帝城学園ー四逸ー」の続きを楽しみに待っているんだけど、ここにはそのキャラクターの原点が描かれている。勿論、中身は違う。デザイン的な意味だけである。イチくんは春太に、佐藤さんは葵木。そして、サングラスを決して外さない店長は 四逸の会長。あとがきによると、この「でことクセ毛とサングラスが主成分」とあって、夏下冬先生を語る上では外せないキャスティングなのだ。きっ…
上手い事言うー。
これは、深夜のラジオドラマの様な。星新一のショートショートの様な。背筋をゾクリと凍らせる、不気味なストーリーなのだ。
「私」は 平凡なサラリーマンだが、ある日、美しい彼を手に入れる。
「彼」は必要な時しか話さない。「私」は全裸の「彼」に衣服を与え、その可憐な耳にピアスを付ける。
「彼」を他の男に抱かせて、じっと見つめる。そうしておいて、自分の猛るものを慰めるのだ。
…
校章や四寮の設定が、どうしても某世界的に有名な魔法使いの物語を彷彿とさせるのですが、そう感じたのは私だけでしょうか…。最後に出てきたプレッジという制度には某諜報機関を題材としたBL漫画の要素も感じました。もちろん気のせいかもしれませんし、仮にそうだったとしても、きっとリスペクトも込めた上で夏下先生独自の設定に落とし込んでいるので構いませんが、学園の設定だけで頭でっかちになっていて、物語の面白みが…