total review:280946today:5
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3/4(合計:34件)
きゆひこ
くーはち
ネタバレ
どことなく退廃的で、2月の冷たい海がよく似合っていた作品でした。 四季くんに入っている刺青に美を見出す榛名くんに、なんとも切ない気持ちになりました。 水族館のシーンは綺麗で、心にぐっときました。 少し不安げな表情や、幸せそうな表情。その差がなんとも辛い…。 少し荒削りな絵柄が、作風によくマッチしていたと思います。 報われない1ヶ月の恋愛が儚い。 ハッピーエンドではないので、苦手な方には…
cham☆
【神】評価の方のレビューがなかったため。 素敵な作品でしたよ。とおすすめしたくレビュー投稿。 【ニ月のエデン】タイトル通りのお話でした。 終始物悲しい雰囲気が漂い、胸がしめつけられながら読みました。 1ページ、1ページ丁寧にめくり、物語を楽しみました。 しっとりと悲しい日本の映画のようなストーリーで…。絵は他の方からのレビューにもあります通り、荒削りな感じもあると思います。ただ、個人的に…
まななまん
1ヶ月だけ自由にして欲しい…囲われている身でありながら、そう言って飛び出した四季(受)は、怪我をして倒れているところを美大生の榛名(攻)に助けられます。体には刺青のある、ボロボロな四季に、かつての"いなくなった"飼い猫を重ねる榛名。もうどこにも行って欲しくない…最初は自身の寂しさのためだけに見えた榛名でしたが、刺青に似合わぬ優しい笑顔や穏やかな彼との生活に居心地の良さを感じて、…
hepo
まず言いたいのは、この作品はBLと言ってはいけないのかもしれないということです。 萌2評価にしましたが、萌ではなく涙2に代えたい。 2月の雪の日に、美大生の榛名はぼろ雑巾のような少年を拾います。 名前は四季。名字はありません。 怪我だらけの四季を看病して、外に出さない榛名。 そこには榛名の孤独な過去が暗い影を落としていました。 両親との関係が希薄で、救いを求めて拾った黒猫も出て行っ…
雀影
表題作は水族館の水槽壁越しの恋のお話で、カバーイラストそのままのピュアラブ系ですが、、、 実はこの主人公君、絵の雰囲気を裏切ってというか、むしろ絵の雰囲気を体現してというか、結構アレなのでは?でも、ほのぼのハッピーエンドのようで、まあ、よかった?のよねと、もやっとしたまま読み進めていくと、 その後に続く短編が、なかなかなアレ具合で、 結局くっつかない同級生(ともだちの間)、死んだ人を思い続け…
ふばば
思ってたのと違う……かな。といっても別に失望したとかそういう感じではないのですが。 電子の試し読みで「刺青」!もうこれだけで読まねば!モードに突入しました。 物語は、美大生が怪我をした男の子を拾って世話してるうちにどんどん執着して…というストーリーが一応あるんだけど、この男の子・四季の正体というか存在というか、そういうものがはっきりしない。 顔も、登場のページは鋭い目つきなのにどんどんほんわ…
フランク
初読み作家さんです。 水族館のスタッフ(魚の餌付け役のダイバー)とお客さんのお話。 ガラス越しで筆談、という面白い設定に惹かれました。 他のお客さんもいる手前そんな深い内容はやり取りできない、でも伝えたい、水中とこちらを隔てるガラスの存在が……みたいなもどかしい恋かと思いきや。 やり取りをするようになったきっかけは、ぼんやり水槽で佇む彼の前に「どうしたんですか?」のあと、恋人と別れた、…
bonny
電子分冊売りで見掛けていて、表紙やタイトルのセンスがずっと気になっていた作家さまでした。期待していたイメージとは違ったかな…。 主人公は美大生の榛名。怪我をして道端に倒れていた四季という名の若い男を家に連れ帰り、一カ月だけ同居する。その間に生まれた二人の親密な関係を描いた物語。 榛名が昔飼っていた猫を彷彿とさせる四季の左腕には、不似合いな龍の刺青があった。四季は初めのうちこそ榛名を警戒…
あやのん
表題の「たそがれ、君に会いに行く」は、「筆談」からはじまる恋、ということであまり見ない設定でとても新鮮でした! 絵もとても可愛らしくほんわかしていて、話の内容も全体的にふんわりとしているので、私はお互いに惹かれていくという劇的な描写が少ないのが逆に日常的というか必然的な感じがいいなと思いました。 敢えて言うなら、筆談内容がちょっと長く感じたかなぁ。 会えた日は一言ずつだけ、、みたいな感じ…
YUKINOIRO
カバーの絵に惹かれて手にとりました。『ガラス越し』に恋をするみたいなシチュエーションは素敵だと思います。繊細そうな主人公の揺れ動く心みたいなのが見たいと思ったのですが、登場人物の表情がわかりにくくてちょっと感情移入しにくかったかなと感じました。