キム・フィールディングさんのレビュー一覧

Speechless 小説

キム・フィールディング  スカーレット・ベリ子 

目は口ほどに物を言う

MMの短編翻訳はジョシュ・ラニヨンの「雪の天使」、クリッシー・マンダーの「聖夜の理由」を読みましたが、これが一番印象に残っています。ここ数年の間に読んだ小説と比較してもお気に入りの一作です。

受けのドリューことアンドリューは失語症で、筆談すら出来ない。作中一切喋らない受けというのも初めてですが、ドリューはしぐさやジェスチャーや目線、カードでのコミュニケーションに長けていて、ハンデを全く感じさ…

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