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8/18(合計:171件)
あさひ木葉 小山田あみ
茶鬼
ネタバレ
ただ訥々と、静かに穏やかに微妙な心の変化を描いた作品かな?と思います。 ヤクザ(といっても経済ヤクザ)と、彼をパトロンにしている自由診療をしている診療所の医師との関係が、ちょっとだけ変化を見せる、 そんな雰囲気系の大人な低温やけどをしそうな熱を孕んだお話。 特にストーリーというよりは気持ちの推移を見せています。 恋人を亡くし、その贖罪からヤクザのイロのような立場で診療所を持ちまるで自分…
あさひ木葉 実相寺紫子
M
時は明治。まだ、日本が鎖国から解かれて間もない頃。 契は、西欧の血が入ってるが故に、産みの親から捨てられ、施設で名前もないまま育っていた。 そんな契を救ったのは、関東一の侠客・鬼頭一家の次男・圭介だった。 名前のなかった契に「契」という名前を付けた彼は、ペットの代わりに引き取ったという契を大切に扱ってくれる。 今まで虐げられてせ暮らしていた契は、圭介のことを主人として仰ぎ、圭介の…
あさひ木葉 桜城やや
ピアニストの佐光に呼び出された悪魔の艶夜。 それなりの魔力を持つ艶夜は、早々呼び出しに応じたりはしないのだけれど、ついつい気まぐれから出てきてしまう。 さっさと契約してしまい、魂を奪ってしまえばいい、と考えていた。 ところが、何か叶えたい望みがあって艶夜を呼び出したはずの佐光は、「何も望みがない」と言う。 困り果てた艶夜が「何かないのか!?」と迫ると、逆に押し倒されて監禁状態にさ…
あさひ木葉 黒埜ねじ
marun
亡き父親の無念の真相を知った時に、父と同じ医者になる事を選び、父親の無念を 晴らす為だけに、様々な感情を押し殺しながら、利用できるものは身体を使っても 利用しながら、執念にも似た思いで亡き父が最後まで警鐘を鳴らし、危険な副作用が ある薬だと内部告発し、敗訴し、その事から家族が離散して一人失意の中で自殺した父。 その父親の警鐘を引き継ぐように、自分が働く病院で過去のカルテを調べながら 研究…
あさひ木葉 高座朗
airi
すごくいいお話でした。所々で泣けてきちゃって、読み終えるまでに、ティッシュ3枚使いました。 あらすじの、「今度は淫靡なゲームを仕掛けてきて・・・・・・!?」っていうのは色々すっとばしすぎですよ。包容力あふれる栃沢が、傷ついた泰巳に愛情を注ぎ、献身的に世話したというのが真実です。 泰巳は、幼いころからずっと、母親から心身への虐待を受けて育ち、美貌を失った母親の悲惨な最期を目にしたせいで、…
あさひ木葉 小路龍流
papis
袋綴じにカラー漫画の豪華本! この本から読んでしまったんですが、ほとんど問題なく楽しめました! キャラクターとしてもストーリーとしても、 「蛍の庭の愛妾」の橘川大悟と篠深春が一番好きです! 伯爵家の次男坊で、男装の令嬢と間違えられるくらい美しく気品のある深春。 ファンクラブ的なものまで存在している御姫様な深春が、明朗快活でたくましい、 商家生まれの大悟と愛人関係を結んでいるあた…
あさひ木葉 樹要
すっぽんぽん。
よくあるシチュエーションだと思います。 親の医療費を面倒見てやる。だから俺の愛人になれ。 ↓ すまん・・・お前が好きなんだ・・・こんなやり方しかできなかった俺は最低だ。 うん、よくあるシチュだ(笑) でもってありがちシチュなんですが・・・攻めの卑怯ぶりがヒドイ! 4年も愛人させた上(当初の契約では8年!)、受けのお母さんは亡くなります。 うーん、そこで素直になってくっつかれて…
チープな表現をあえて使うと。 あさひ木葉先生のノベルが好きで、イラストもなんとも艶っぽく 惹かれて購入しました。 いいですね~このオヤジS攻めとクールなはずの軍人M受け! 組み敷いてるんだぞ!感がたまりません。← でもちゃんと愛してるんだぞう?的な、ドヤァな攻めがwww 読み込むと深いんでしょうけど、サラっと読むとチープな印象も与えてしまう。 読み手によって価値が変わる・・・…
あさひ木葉 亜樹良のりかず
サラブレッド牧場・椿野ファームの子息である紀一は、二度と会いたくなかった男とG1レースが行われているドバイで再会する。 相手は世界有数の馬主であるアラブの王子・リドワーン。 彼との出会いはパリ――凱旋門賞のパーティで、だった。 当時、彼の経営する会社が日本進出するのに辺り、周辺の農場の人や土地を買いあさるやり口が許せなくて、直談判した紀一に、彼は取引として身体を望んだのだ。 …
清音は、天使であった。 一般的には天使は、神に遣え、神のために戒律を守り、厳しい生活を送る存在であった。 ところが清音は、どうしても一つだけ叶えたい願いがあり、それを叶えるために人間界へと降り立った。 清音の叶えたい願い――それは、かつて天才の名を恣にしたヴァイオリニスト・皓牙にその音楽を取り戻してもらうこと。 皓牙は、自動車の事故で腕に怪我を負い、もう二度と昔と同じようにヴァイ…