あさひ木葉さんのレビュー一覧

剣の誇り 小説

あさひ木葉  小路龍流 

武士道

尊王攘夷な時代です。
軍服三部作よりも時は遡り、山科さんの若かりし時。
山科さんへの忠誠心に盲目的に従い、考えることを放棄していた受けがだんだんと変わっていくのが良かったです。
なんというか武士道精神って…悲しいな…って考えさせられちゃいました。
“命よりも大切なものがある”と考える鷹尾と“命よりも大事なものなんて絶対に認めない”と考えるレキシントン。
二人とも武士道の考え方・制度によっ…

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軍服の愛玩具 小説

あさひ木葉  小路龍流 

シリーズの攻受メンバー勢揃い

軍服シリーズ最終巻。
【上官×部下/前2作の番外編含めた計3本】
見開き4P口絵+ミニマンガの袋とじ付き。
■軍服の愛玩具(淫らな秘密は軍服の下に)■
土御門 兵衛(近衛隊「常磐」で光明の上官。侯爵)×高瀬 光明(近衛隊「常磐」の新米隊員。男爵家出身)

口腔がひどく敏感で、弄られると理性が飛ぶ─そんな淫らな秘密を苦手な上官・土御門に知られてしまった、帝国軍『常磐』の新米隊員・光明。

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軍服の花嫁 小説

あさひ木葉  小路龍流 

調教完了済

んー…どうやら私は調教完了済よりもその過程が好きな人のようです。
なのでちょっと残念。
従順すぎるよりは、だんだんと染められていくのを愉しみたいです。

あとですね、主上からの賜りものの玉を後ろに入れられて…しかもそれを見られながら手を使わずに出させられるのにはドキ(((*〃゚艸゚))ドキしました。
異物挿入とか産卵?っていうのかな?好きです。
好みがマニアックですんません。

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軍服の愛妾 小説

あさひ木葉  小路龍流 

隠れストーキングな攻め?!

めが一途です。
受け視点で展開していくんですが、序章あたりで既に大悟は深春のこと好きなんだろうな~って分かるので…安心して読めます。

いやもー大悟が一途です。
他の奴に取られるぐらいなら自分がー!って競売参加して(深春は自分が競売に掛けられてるとは思ってませんでした)落として、実は深春も自分を好きなのか?!と期待したら…単に薬のせいで乱れただけだったというね。
ドンマイです。
そして…

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若獅子と氷艶の花 小説

あさひ木葉  朝南かつみ 

スピンオフ作品

口絵には紗一(今作の攻め)いません(* ̄m ̄)ぷっ
帝王が両手に花状態ですwww

“女”の役割を期待されて麗峰に献上された永華は、自分が“女”として扱われることに対して猛烈なコンプレックスを抱いています。
ってか麗峰…前作でも思ったけど本当にデキた男ですね。
「どうぞ好きに召し上がれ」って差し出されたのに、本人の意志確認して別の道を歩む機会を与えるなんて…。
そんな永華のお相手・紗一…

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帝王と淫虐の花 小説

あさひ木葉  朝南かつみ 

結構ハードな人生ですね

朝南さんの絵がとーっても美麗です(*´Д`*)

弄ばれるだけの“人形”から、相手を踏み台にして生きていく強さを得た雪緒。
いやもうアノ過去は…うん。
あそこから這い上がるって相当だよねー…(´・ω・`)

何だかんだ雪緒ラブな麗峰なので今後は心配いらないな。
デキる男だもん、安心だわ。

個人的に、雪緒への恋心が暴走しまくった木佐さんがお気に入りです(*´∀`)

ただ…黒…

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聖娼―きよらかな恋人 小説

あさひ木葉  桜城やや 

アルミンにしか見えない金髪天使

すごく面白かったー!
前作の魔娼は過程と心の動きがあまり表現されていなかったなと感じていたので期待せず読み始めましたが、この作品はとても丁寧に心理描写が書かれていて驚きました。

事故でヴァイオリンを弾けなくなった皓牙に奇跡を起こす、ただその一心で地味で大人しい下級天使の清音が神と賭けをし、堕天を覚悟して皓牙に身体を差し出し純潔を失うという最大の禁忌を犯す。
無垢な天使が罪悪感と羞恥に苛ま…

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魔娼~罪つくりな恋人~ 小説

あさひ木葉  桜城やや 

感情的な悪魔

表紙を見て、俺様×ツンデレかなと予想していましたが、プライドの高い俺様ではなく威圧的でもない口調の子供のように素直な一面もあるどこかアンバランスな攻めと、限りなく人間の感性に近い悪魔でした。

悪魔という設定なので、冷淡な思考と快楽主義者的な志向を併せ持つ両極的な性格をしており、プライドが高く、人間には無表情で薄い反応を示す受けが、人間の攻めに監禁陵辱されて本能を剥き出しにされていく...とい…

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獣欲 ―花嫁は狼に奪われる― 小説

あさひ木葉  小路龍流 

奥深いテーマが暗喩で両性具有として書かれていると思える作品

新刊チェックで粗筋を読み、特典が付くということで、
いつものお店で予約をして購入しました。

今作は第一話と第二話の二部構成になっており、
第一話は受けが故郷の因習の呪縛から解放されるまでの内容で、
第二話は受けと攻め二人の進展と変化が描かれています。

受けの和彦くんの、潔いところや意思が しっかりしているところ、
冷静になって分析するところ、自分が壊れてでも矜持を
守り抜こう…

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獣欲 ―花嫁は狼に奪われる― 小説

あさひ木葉  小路龍流 

最後のエピローグに嬉しいことが♪

「存分に種を注ぎ込んでやるから孕め」
すごい台詞ですよね、コレ(笑)
人狼で両性具有ってブームなんですかね?
和彦は人狼で両性具有。純血種である真神家の兄弟に犯されまくる話。
受けが可愛そうすぎて、あまり好きなタイプのお話ではありませんでした。
3Pが苦手だからかな?
なんだかんだでめでたくハッピーエンドになって、最後のエピローグで二人の(どちらかの?)子供を妊娠している感じで終わって…

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