あおのなちさんのレビュー一覧

テオ-THEO- コミック

あおのなち 

ぼくのかみさま

ちるちるさんのインタビュー記事を読んで、気になっていた一冊。
人外でありながら、四季BLというところに惹かれました。

魃(バツ)と呼ばれる捻くれ者の神様レイ。
血筋により彼に仕えるべくお屋敷にやって来た少年テオ。
舞台は一貫してレイのお屋敷であり、その閉鎖的な空間で、
ふたりが心を寄り添わせていく様子が、巡る季節と共に描かれています。

テオは、静かで従順と思いきや、頑固で意思が…

5

テオ-THEO- コミック

あおのなち 

切なくて愛おしい

雰囲気ある絵柄でファンタジーな世界観に一気に引き込まれました。
人より短命な魃。
それを知りながらも甲斐甲斐しく攻めのお世話をしてあげる従順な受け。
親にも蔑まれ、孤独な攻めが、受けの温かさに触れて、一緒にいるうちに段々と心を寄せていく様子が丁寧に描かれています。
パチパチという火花のような音の正体、触れ合うことで命が削られていくなんて悲しすぎます。
ハッピーエンドなのにどこか物悲しくて…

1

テオ-THEO- コミック

あおのなち 

切なく優しいファンタジー

とても雰囲気のあるファンタジーでした。
ほのぼのしていて終始優しいトーンで進むのですが、ひどく切ない部分もあって、思わず泣けてくる(´;ω;`)
好きな方は好きだろうなぁといった感じで。私も個人的にかなり好きな雰囲気でした。


内容です。
「魃」と呼ばれる神様が存在する世界。
そこで「魃」に仕える家系に生まれた少年・テオは、自分の仕える神様・レイと暮らし始めます。最初の他人行儀…

6

いとしい音のねむる庭 小説

佐竹ガム  あおのなち 

暖かく、あっさり。

全体的に暖かい作品で読みやすいです。
千秋の少しいきすぎた優しさと
千秋に出会ってからの、椎の心の変化が琴線に触れました。


ただ、「誰にも言えない秘密」を見られたあとの展開が
お決まりすぎちゃったかなというのが、少し残念。
あと、椎のトラウマの件が案外あっさり片付いてしまったので
もう少し掘り下げてもよかったんじゃないかなと思います。
そもそも「トラウマ」とありますが
何が…

1

いとしい音のねむる庭 小説

佐竹ガム  あおのなち 

前作同様のやさしい世界

前作がとても楽しめたので、こちらも買わせていただきました。あらすじの内容が作品のおよそ半分以上を占めていますね。基本的にあらすじは読まないタイプだったので良かったですが、読む方はそこからの展開の短さに少し物足りなく感じるかもしれません。前作同様やさしい世界であるのは変わっていませんから、その点で不満はありませんでした。

物語の冒頭と終わりとでは椎の印象が全く変わってきますね。一方で慈の印象は…

2

いとしい音のねむる庭 小説

佐竹ガム  あおのなち 

静かに淡々と進む

佐竹さん2作目。
前作が凄く好みの内容だったので、期待して購入。
柔らかい雰囲気の表紙と、興味をそそられるあらすじタイトル、相変わらず癖の少ない文章で読みやすいです。つるつる~っと素麺のようなのどごしの良さで、最後まで一気読みしました。

受と攻、それぞれに秘密を抱えながらの不思議な同居生活の描写が延々と続きますので、人によっては退屈に思われるかもしれないのですが、私は楽しめました。
秘…

5

いとしい音のねむる庭 小説

佐竹ガム  あおのなち 

恋愛不足

とてもよい作品だけど、BLとしてはちょっと物足りない感があるかな、という本でした。
人と付き合うことが苦手な大学生の椎(受け)が、ふとしたことから知り合った一学年上の千秋(攻め)にアパートを探していることを知られ、一緒に住まないかと誘われるという話です。

人見知りで人と付き合いたくない、ずっと1人でいたいと思っている受けが、よく知らない攻めと同居したり、すぐ破綻するかと思われた同居生活が長…

2

いとしい音のねむる庭 アニメイト限定SSペーパー グッズ

少しづつ知っていく楽しみ

本品は『いとしい音のねむる庭』の
アニメイト限定特典ペーパーです。

本編後、千秋視点で
千秋のバイト先の映画館に行くお話です。

たまには椎も一緒に外で映画観ない?

椎は少し考えてから
こくりと頷いてくれましたが、
何を観るかは千秋に任されます。

椎は行くというわりには
積極的な様子ではありませんでしたが

家でも選ぶのは千秋ですし
椎は良くも悪くも感情を…

2

いとしい音のねむる庭 コミコミスタジオオリジナル特典 グッズ

記憶の底に沈んでも

本品は『いとしい音のねむる庭』の
コミコミスタジオオリジナル特製イラストカードです。

特製カードは
表面が文庫カバーを使ったカラーイラスト、
裏面にショートショートを掲載しています。

本編後、千秋視点で
椎を手伝って庭の片づけするお話です。

祖父母が他界してから
手入れされていなかった千秋家の庭を
椎はすこしづつ手を入れていました。

しかし一人では限界があり…

1

いとしい音のねむる庭 小説

佐竹ガム  あおのなち 

優しく温かい物語

佐竹さん2作目も楽しみにしていました!
個人的にお人好しでイケメン、グイグイくるけど優しい攻めのキャラがお気に入り。
受けに色々な設定があったのでこっちは普通の人かと思いきや、最後にエッ!?という展開があったのに驚きました。

基本的に受けがBL的に良い意味でめんどくさい?子。
一人で抱え込んでしまう体質なのですが、容姿や心優しい性格も手伝っていじらしく可愛く見えます。
そんな受けとほ…

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