笠井あゆみさんのレビュー一覧

熱砂と月のマジュヌーン 小説

木原音瀬  笠井あゆみ 

読む人を選ぶ

 愛も容赦もない、受けの性奴隷化→監禁・強姦・凌辱・調教・複数プレイ・衆人環視プレイ等があります。その中でも、獣姦と、ガチの親子、受けの自殺未遂、それにピアッシングは特に人によっては地雷になると思います。しかも主人公が相当に口が悪く、ハッサンら黒人の使用人を「薄汚い黒豚」などと散々な呼び方をして八つ当たりしています。
 というわけなので、これは大変に読む人を選ぶ作品です。
 現実世界ではとんだ…

5

暴君竜を飼いならせ 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

BL好きな人が皆、陵辱もの好きだったらいいのに(笑)

これが電子になるのをずっと待ってました!(笑)
自分の中のBLの守備範囲が東京ドーム17個分くらい広くなってる事を実感した一冊。

インスピレーション的に『これ絶対読みたい・・!』と、新たなスタンドに足を踏み入れてしました。ドーム18個目に突入か・・
前々から好きな作家様ではあったんですが、この強烈な陵辱モノの匂いに完全に嗅覚ヤられました。
こういう陵辱モノの一番大事なとこは・・純愛だっ…

13

愛罪花嫁~溺れる蜜月~ 小説

眉山さくら  笠井あゆみ 

ある意味シンデレラストーリー?

ロドルフォの執着が素敵vv 多分この笠井さんの美麗イラストだからそう思うのだけれど。 両親が亡くなって叔父に虐げられてた真樹。 母の従兄弟だというロドルフォに出会い養子に。 そして体の関係を持つようになるのですがロドルフォが結婚すると聞き叔父のもとへ戻るのです。が、騙されて売られてしまい…。 ロドルフォのことが大好きだけど自分の気持ちは彼の邪魔になるだけと逃げ越しの真樹。 だけど執着激しいロドルフ…

8

三日月姫の婚姻 小説

弓月あや  笠井あゆみ 

全体的にあっさり

初読みの作家さまでしたが笠井さんの表紙に釣られ購入。内容をざっくりと。スミマセン、ネタバレしてます。


高名な日本画家を母方の祖父に持つ冬姫。ある理由から女児として出生届を出され、以来女の子として生活しています。冬姫は私生児として産まれ、娘(冬姫の母親)を溺愛し、故に出産を反対していた祖父から愛情を与えられることなく生きてきたため、自身の存在価値を見いだせないでいます。

そんな中現れ…

7

翼竜王を飼いならせ 暴君竜を飼いならせ 2 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

恐竜ってロマンだなぁ

読みたかったラブラブが読めました~。よかった。

とはいえ、せっかくの蜜月は短くて、またしても邪魔が入ってしまいます。
前回の邪魔はオカンでしたが、今度は父ちゃん。
オカンよりはまともなのかと思いきや、父ちゃんもトンデモキャラでした。…親に恵まれなかった攻め様可哀相。
そしてもっとかわいそうなのが、リアムでした。気の毒すぎる。そんでまた、彼の選択が・・・(泣)わからんちんの父ちゃんの目が…

3

暴君竜を飼いならせ 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

設定勝ち

話題作だったこれの2作目が出るので、こちらから読み始めてみました。
犬飼作品は初読みです。

もふもふとか人外もの好きですが、恐竜とは珍しい。そして恐竜でさえBLにつなげられるなんて!BLってすごい。
恐竜ものなんて初めてで、未知の領域だけに自由に設定してあって、面白いと思いました。様式美がない分新鮮でした。
表現はところどころ「ん?」と思う部分もありましたが、それがこの作家さんの持ち味…

2

オトコの花道 コミック

笠井あゆみ 

なんかもうツボすぎる

数々の美しい表紙カバーで知られる笠井あゆみ先生が、まさかのギャグ漫画家を名乗るのが夢だったとは!

タイトル作品「オトコの花道」、無自覚フェロモン美少年・甘夏コウタがいいですね。素直で可愛い。しかも電車で自分に群がっている人たちに気づかないほど超鈍感なところも面白い。途中まさかの展開で平面化・武蔵くんの前側にピ○ン吉してしまうくだりを見た瞬間、笠井あゆみ先生の卓越したギャグセンスに思いきり噴き…

1

三日月姫の婚姻 小説

弓月あや  笠井あゆみ 

好き要素は揃っているけれど

女装、美しい受け、婚姻、と自分の大好き要素が揃っているのにイマイチ萌えきれませんでした。
似たような展開ばかりで間延びした印象を受けました。
それなのに肝心なことは実にあっさり片付いしまうという…設定が素晴らしいが故に惜しいなと。
攻めの『愛を誓った夫婦なんだから命令には従いなさい』という台詞にも何だかモヤモヤ。
この攻めは結局のところはどういう人物にしたかったの?と人物像を掴みきれなかっ…

4

霧の楽園 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

執着するSなヤンデレ×無自覚ドMなヤンデレ

丸木文華さん、初読みです。
話題になっていたので一度読んでみたいとは思っていたのですが、どうもこういったほの暗く狂気じみていたり痛かったり怖かったりするお話はなかなか手に取りにくい質なのですが、ルビー文庫と言うことでお手柔らかに入っていけるのかと思い手にってみました。

ひとことで言って、まだまだこういった作品の良さを理解するには修行が足りないと時間をおいて再読したいと思いました。

恵…

2

双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

兄ちゃん最強(笑)

3Pものは余り得意じゃないんですが、これはOKでした。

攻め2×受け1だと、攻め2人が受けを振り回すものだと思っていましたし、途中まではそんな感じだったのですが、兄(受け)が弟2人を振り回しているという結末でした。弟の理性を崩したのも兄ちゃんからでしたし。

和解するきっかけが弟が意識不明になったから、というのはご都合的な感じがしたのですが、それ以外はストーリーに不満はありませんでした。…

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