笠井あゆみさんのレビュー一覧

復讐は闇の果てに 小説

矢城米花  笠井あゆみ 

笠井あゆみさんホイホイ

完全なる表紙買い。
ぶは!口絵危険…パッと見は普通なので油断しました。
しかし自分でも懲りないなと思うのは、矢城さん合わないのにこうして買うというね…
花丸ブラックですからさぞエロスなのでしょう、そして、受けが酷い目にあうのでしょう、矢城さんですからと覚悟しつつ読書。

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受けの篠は病院で働く、リハビリ担当の作業療法士で24歳。
誰からも好…

7

霧の楽園 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

丸木さんの攻はやっぱり……

・キャラクター
攻:『太陽のように明るい』攻? わーい好みのタイプだー
――読了後
丸木さんに「明るい太陽」なんて期待した私が悪かったw
いつもの気持ち悪い攻でしたw

受:つかめない、一番動かない。主人公なのに!w

・プロット
何も起こらなさすぎます

ミステリー好きなので、BLで叙述トリックもどきが見れたのは嬉しかったです
ただ、よくある明治大正伯爵家BLに、突然叙述…

4

白雪姫の息子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

怖く、そして美しいお話

犬飼さんに笠井さんの挿絵と聞いたら買わなくちゃ、ということで早々に予約してました。レーベルこそ違えど、以前同じく笠井さんの挿絵で童話ものを書いていらっしゃいましたし、今回もタイトルから童話をリスペクトした作品かなと思っていましたが、まあ、予想通りのお話でした。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。


白雪姫、ラプンツェル、美女と野獣、眠れる森の美女など、さまざまな童話を練り込…

10

白雪姫の息子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

ダークな童話BL

タイトルの如く白雪姫の子ども達をモチーフにした作品です。
美女と野獣やラプンツェル等の設定も含まれており、さすが文章が上手い!と感心します。
童話の裏側に秘められた人間の残忍さ、残酷さが表れていて、ホラーも感じさせます。
狂愛と言いますか。。
最後の終わり方とかもちょっと狂気でしたが、幸せに暮らしてほしいです。。
なので、正直萌はそこまで感じませんでしたが、作者様の力量を感じる作品でした…

6

白雪姫の息子 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

子供向けとは違う童話本来の血生臭さを表現

レーベルは違いますが(同じKADOKAWAではある)、犬飼さんの二冊目の童話BL。
今回は美女と野獣から兄王子、白雪姫とラプンツェルから弟王子を引き出してらっしゃる犬飼さん。
ルビー文庫だけど厚めだ!というのが届いた印象でした(苦笑
そして、口絵ヤバイ!店頭ではカバーはつけてもらわない方がだんぜん安全ですよー。家でじっくり眺めましょう。

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21

ショコラティエの恋の味 小説

藍生有  笠井あゆみ 

チョコが食べたくなる

とっても甘々でした。
そして、とってもチョコが食べたくなってしまったので、久々にチョコを買って食べまくりましたw

基也の好きな人への甘やかしは、読んでいるこちらも羨ましくなるくらい。
そして、原は残念なほど下衆な男で、とても素晴らしい当て馬でした。
由輝はこんな原をずっと待っていて、本当に健気。
基也に出会えたおかげで、とりあえず都合のいい男にならずにすんで良かった。

久々に癒…

2

累る-kasaneru- 小説

凪良ゆう  笠井あゆみ 

どうなんだろう…

前世での辛い記憶を今世まで引きずっている二人の話。
あらすじは読んだけれど、実際に読んでみてまさかこんな話だとは思いませんでした。

それに、表紙と口絵から受けた印象と話の内容がかなり違う気がしました。
こんなにカゲキなイラストにしなくても良かったんじゃないのかな…なんか話の内容と合ってない気がする。

文章はとても読みやすいので一気に読めてしまうのだけれど、別にBLじゃなくてもいいん…

4

双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

さしずめ調教師?

義兄弟が大好物で、ガチ兄弟はあまり読む機会はないのですが。
笠井あゆみさんのイラストにどーしても惹かれて手に取りました。

溺愛兄弟は義理だろうがガチだろうが萌える。
完全なる禁断はやはり今一歩乗り切れないのですが、それを上回るイラストの素敵さと双子たちのキャラの魅力とお兄ちゃんの絆されに楽しませていただきました。

駄目だ駄目だと言いながらも完全に拒みきれないお兄ちゃん。
苦しいほ…

0

累る-kasaneru- 小説

凪良ゆう  笠井あゆみ 

凪良先生の伝承もの?…期待!

凪良作品はほとんど読んでいます。
男性同士の繊細な心理描写が大変上手な作家さんで、現代ものが得意という印象がありますが、伝承ネタのお話は珍しいのではないでしょうか?

そのせいか(どうなのか)今回は今ひとつ世界観にのめりこめませんでした。
個人的に苦手な“ガチ兄弟”モノだったというのもあって…。

しかしながら、いつもの雰囲気とは違う新しい表現にチャレンジしたのだろうな、ということはす…

3

累る-kasaneru- 小説

凪良ゆう  笠井あゆみ 

息をもつかせぬ昭和初期ミステリの傑作

一気に読ませてくれました。
物語にグイグイと引っ張られ、走り抜けたような感じです。

表紙で七緒のスッポンポンに「ぎゃー!」となりますが、
口絵カラーのほうがもっと凄いです(笑)
勇気のある方は、本屋でちょっと覗いてみてから購入してもいいかも?

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《CP》
不思議な夢を見る腹違いの弟・奏人 × 同じく夢を見る大学生の兄・七緒

物語の殆どが…

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