笠井あゆみさんのレビュー一覧

徒花は鬼につがう 小説

高岡ミズミ  笠井あゆみ 

ラブが弱い・・・(´・ω・`)

作家買いです。
物語として読むぶんには面白かったのですが、如何せんラブの部分が弱い(´・ω・`)
何でしょうね・・・。登場人物の気持ちの変化が唐突すぎて、置いてけぼり感が凄いと申しましょうか。
物語としてはすごく面白い展開で一気に読ませてくれたので、余計残念なのですが。
やっぱりBLとしての評価では萌えが微妙だったので「中立」にさせてもらいました。

内容です。
自分のゲイという指向…

12

シンデレラ王 ~罪を抱く二人~ 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

濃厚官能童話第3弾

前作、「白雪姫の息子」は
レビューを見る限りグロがあるようなので、
のの先生大好きだけれども
グロ、スプラッタ、ホラーがだめな私は
読めずにいました。

しかし、本作「シンデレラ王」は
グロがないようでしたので、
ちょっとビクつきながらも(笑)
安心して読めました!



さすが、のの先生!
本作もとってもおもしろかったです。
山あり谷ありすぎて、
ハピエンになれな…

11

紅狐の初恋草子 小説

鳥谷しず  笠井あゆみ 

色々な違和感が。。

世界観は好みだったのですが、全体的に唐突感があって、個人的にあまり萌えられませんでした。
妖狐なのに人間の戸籍もあって生活感あって秘書までいるってどーゆーこと??
またネタバレですが、一目惚れと言っておきながら、受けとの初対面の攻めの態度は最悪ですし、今まで散々主への忠誠を誓っていたのに、急にキザなセリフがスラスラ出てきて態度が豹変したのも違和感でした。
あと受けが素っ裸で攻めの顔にアレが乗…

4

紅狐の初恋草子 小説

鳥谷しず  笠井あゆみ 

攻めも受けも子猫も大好き!

「イケメン強面に三角耳似合わねー(笑)」ととっても楽しみにしていた当作。面白かった!鳥谷先生の本を全部読んではいないですが、先生の本の中ではぶっちぎりで好き。もふもふ要素と猫がとっても私に効いていて、どうしようかなと思ったのですがやっぱ神。猫♡や、ふっさりしっぽが大好きで切なさあり、くすっと笑うところありなお話が好きな方には嬉しいと思います。本編240P弱書下ろし+あとがき+後日談ショート12Pで…

7

きつねに嫁入り -眷愛隷属- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

ご主人たま〜の2冊目

現在2冊出ていますが、継続の願望もかねてシリーズの2作目、と言いたい!是非今後も続いてシリーズ化して欲しいです!
眷属を率いて害なす人ならざるモノと戦うエリート討魔師と新人の青年同士のお話です。
そんな仰々しい設定とは裏腹に、眷属の健気さやモフモフの可愛さと甘々エッチ、両ツンデレの不器用な愛情が入り乱れる前作同様最高に面白い一冊でした。
今作では討魔師としての成長と、ようやくほんのちょっとだ…

6

眷愛隷属 -白狐と狢- 小説

夜光花  笠井あゆみ 

ご主人たま〜

凄く面白かったです!!!
現在2冊出ていますが、継続の願望もかねてシリーズの一作目、と言いたい!
眷属を率いて害なす人ならざるモノと戦う討魔師とそれを目指す青年同士のお話です。
それだけを聞くとピリッとした和製ファンタジーモノのようですが、読んでみると、眷属は「ご主人たま〜」て話しかけてくるモフモフの子狸でめちゃくちゃ可愛いし、受けの主人公は熱血根性純情少年で熱いし、攻め様は激ツンデレという…

6

紅狐の初恋草子 小説

鳥谷しず  笠井あゆみ 

ユーモアとエロの絶妙な融合

ユーモラスとエロスが絶妙に融合したエロシーンも笑わせてもらいましたが、二人+一匹のほのぼの同居生活にも大変萌えました。

また、傲慢年下攻め×強気クールビューティー受けという、個人的に大好きな組み合わせ。この強気クールビューティーが鳥谷先生の手にかかると、なんだか可愛い生き物に仕上がるから不思議・・・。
どちらにせよ、好みど真ん中のとっても素敵な作品でした。


内容です。
業…

14

溺愛調教 小説

西野花  笠井あゆみ 

健全だからネトラレとしては邪道かも?

電子書籍で読了。挿絵無し(笠井画伯なのに!ファンの方は紙の本をどうぞ)。

恥ずかしながら、ネトラレ大好きなんです。
私にとってネトラレの魅力っていうのは「こんなに愛しているあの子を取られてしまった。どうすれば自分の下に戻って来てくれるだろう。ウガーッ」と必死になる攻めを眺める楽しみであり「この人じゃない人が大好きなはずなのに、どうして心も体も思う通りにならないの?なんでー?」と動揺する受け…

2

シンデレラ王 ~罪を抱く二人~ 小説

犬飼のの  笠井あゆみ 

高尚さと官能がせめぎあうBL版シンデレラ

犬飼さんがどうやって童話・シンデレラを土台にして独自の世界観を表現するのかと楽しみにしていたが、まず主人公の役割を担うのが<攻め>というところからして新鮮だった。
誰もが知っている原型の童話と頭の中で比べながら読んでいくと、ニヤリとする部分が散りばめられている。
両親との死別、意地悪な継母と連れ子、BL仕様にアレンジされたきらびやかな舞踏会、そしてガラスの靴の代わりは…読んでみてのお楽…

6

鬼子の夢 小説

丸木文華  笠井あゆみ 

不憫受けと不憫攻め

不憫な生い立ちをした受けが、生まれ育った村から逃げる最中に怪我をして、攻めに助けられる話。

攻めも不憫な人なのですが、実に朴訥としていて優しくて良い。
その攻めが、ある事件の後、受けを愛するあまりに小屋に閉じ込めるようになり、荒縄で柱に縛り付けていくようになるくだりは読んでいて興奮しました。
また受けの過去にも嫉妬するようになり、人間らしい感情を芽生えさせていくのですが、それが別の不幸も…

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