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9/10(合計:94件)
角田緑
雀影
秘書なのか、恋人なのか、秘書兼恋人なのか 仕事と私情の間で悩むのは、男だからこそ? 会社勤めの経験がない鍋島は、秘書の使い方がわからない。 秘書の仕事に、人一倍誇りを持っている斉藤は、自分を使ってくれない鍋島に不満を募らせている。 でも、不満や不安は、仕事の所為だけ? 斉藤は生真面目で、仕事と私情は分けてしか考えられない。 自分の秘書の仕事にプライドがあるだけに、例え鍋島を好き…
花川戸菖蒲 角田緑
むつこ
いまいちでした。 全体的に浅かったです。 DVなどなど扱ってるテーマ自体は深いんですが、掘り下げていないのと、考察の仕方が中二病的で、逆に陳腐になってしまったという印象です。 便利屋をやってる二人が主人公です。 二人とももともとは同じ会社に勤めてたんだけど、一人がとある事件によって強いトラウマを持つようになり、仕事ができなくなり、二人して会社を辞めて便利屋をはじめたのだ。 客としてやってきた生意気…
えみう
秘書と恋人という違う立場で葛藤する庸側と、言葉の誠意が伝わらず庸との距離の取り方に戸惑う鍋島側、ふたりの視点が一話ずつ交互になっているので、心理がとても分かりやすく読みやすいです。 単行本の巻末の描き下しまでほとんど接触(苦笑)がないので、Hシーンは苦手だけどリーマンモノが読みたい!と言う方にも持って来いです。心理戦な話しが好きな方にも、Hは気にしないという方にも勿論もってこい(えみうです)…
弥七
いや~、リーマンっていいですね。 必死に働く男って好きです。 秘書か恋人か。受けのきまじめな葛藤もいいし、攻めの徐々に惹かれてゆく様子もいい! 視点が、1話ごとに変わるので、どちらの心情もわかって読んでいる方はドキドキします。 やっと最後に結ばれるのは、よかったなーと思います。
久江羽
新任取締役の鍋島と秘書の斎藤のお話。 仕事熱心な秘書の斎藤は、なんだか軽い鍋島に不信感を抱きつつ、あまりやりがいの無い仕事をこなしておりました。 鍋島の行動に振り回され、発言を一々真面目に捉えるものだから、ショックを受けたりイライラしたり。 ある日接待の席で酒を飲んだせいで、鍋島に本音を明かしてしまうことになり・・・ そこでお互いの心が通じ合いめでたしめでたしではないところがこのお話の…
作者さんが後書きに、 「描いてるうちに、どんどん受けのこの目が大きくなって子供っぽくなってしまう」 って言っていたが、確かにどんどん子供っぽく可愛くなっていく郁ちゃん。 って言うか、角田さんの受け子ちゃんって、常に口角の下がった顎の細い困り顔で、 その子がたまにうっすらと微笑んだりすると、すごく萌~ 体格差もこの位がいいな
葡萄瓜
ネタバレ
良くも悪くもボーイズラブと言う展開方法の 中でしか成立し得ない物語は存在します。 この物語も素の中の一つです。 ある種のお家騒動と言う題材は一般小説でも 適用可能でしょうが、その題材が主題では なく恋愛展開の薬味として用いられている 状態ですので。 恋の話をさらりと読みたいのなら程好い加減 かと。 展開に伴う暗く重いものが欲しい方には お奨めしかねます。刺激の後は淡々とした…
Maika
すみません、もう一息です、私の好みまで。 攻めも受けも元エリート。 攻めが全然そんな感じをさせてないところが結構いい! どうしても傲岸不遜な攻めが多い中で、年下攻めでも無いのにワンコのごとくの攻めは私的にはポイント高い。 傲岸不遜も好きなんだけどね。 そういう意味ではやはりカップルの相性なんだと思う。 今回の受けは過去に傷があり、現在「何でも屋」なんて商売してるのにたとえ庭の草…
乱菊
ビール会社営業×小売店の販売員。 伝説の販売人のくせに枕営業が利くとは、なんという安易な設定だ・・・と思っていたのだが、それはどうやら噂だけのようだった。 そりゃそうだろう、本当だったら仕事なめんなと言いたいところだ。 しかしそう言いつつも、あっさりノンケの沢渡と寝てしまう篠が、最後までイマイチよく解らなかった。 それは単なる一目惚れということなのか。 篠の考えていることが分かりにくかっ…
あとがきを読んで納得しました。描きたかったお話じゃなかったんですね。 ベターハーフを見つける話、といえば好きなパターンなんですが、どうしてこうも萌えないんでしょう? 設定が奇抜だし(魔の法使いと華珠の関係はファンタジーといえばファンタジーですが、舞台設定が現実味溢れているので、却って現実離れしすぎちゃった気がします。)、1冊にまとめちゃっても良さそうなお話なのに続くし、結末は気になりますが…