さちもさんのレビュー一覧

トレゾア ~僕の宝物~ コミック

さちも 

美しいRPG

RPG風ファンタジーということで、どこか懐かしさのある世界観でした。
物語は魔王を退治した後の二人旅が舞台なのですが、二人の出会いから魔王退治までの回想シーンがちょくちょく出てきます。

回想シーンはあるものの二人の関係性がすでに出来上がってる後だったので、ちょっと置いてけぼり感があったというか、二人の出会いから惹かれ合うまでの過程がもっとじっくり読みたかったなと思います。
恋をするまでの…

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Flaver コミック

さちも 

どれだけ甘みを抽出できるかが勝負

ほろ苦い、歪んだ男二人のディープラブ。
甘み成分が薄すぎて、与えられた中で甘みを
抽出することに楽しみを見出しながら読みました(笑)

生まれながらに多くの才能に恵まれ、望んだものは
何でも手に入れ、思い通りの人生を送ってきた下條。

けれど、その性根は歪んでいて、刺激を求め
続けた末、ヤクザにまで身を堕としたゲス。

ある日、下條はかつて彼がライバルと認めた、
ただ一人の男…

2

黒か白か 5 コミック

さちも 

もっともっと強くなって、2人で芸能界を生き抜いて欲しい

 濡れ場には大満足です。積極的な慎には、シゲと同じく魅せられてしまいました。ただ、ストーリーの方は若干無理矢理引き延ばしている感を感じるような…。1巻を読んだ時はここまで長く続くシリーズものになるとはまったく予想していなくて、3巻、多くても5巻くらいで終わるだろうと考えていました。芸能界もので長く続けるのは難しいことだと思うので、それだけ愛されているシリーズということでもあるのでしょう。

 …

1

黒か白か 4 コミック

さちも 

慎も図太くなっていって欲しい

 シゲの独占欲と、これから先も慎の一番近くで生きていくことへの覚悟が印象的だった巻でした。今までシゲの演技力に課題があるということがそんなに強調されていなかったように思いますが、演技という一点において比較すると、慎との間にはかなり力量の差がある状態なんですね。そもそも芸能界に入った動機が、慎とは違ってある意味不純ですから、そろそろそのツケが回ってきたということなんでしょう。慎の開花は既に描かれてい…

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トレゾア ~僕の宝物~ コミック

さちも 

描くのが楽しかっただろうなぁと伝わる

 私はRPGを全然やらないのですが、やはりやっている方は創作意欲を刺激されるものなんでしょうね。世界観がしっかりしているし、実際にその中に入れたらどんな役割を担いたいだろうとワクワクするのは分かります。

 序盤、鷹匡とフィルは犬猿っぽいというか、ツンデレ同士な印象を受けたのですが、割と早い段階でそのイメージは崩れ去り。鷹匡はお人好しで自分の危険も顧みずに真っ先に他人を救うタイプ、フィルはそん…

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黒か白か 5 コミック

さちも 

分かっていても読んでしまう

雑誌でも読んでいるから新鮮味は無いけど、どうしても単行本も購入して読んでしまうというか、確認してしまいます。

多彩な脇キャラと2人の関係において無くてはならないマネージャー陣の役割もハッキリして来ました。

今回はお互いの自信の無さを克服して、更に引っ越した新しい家に帰る所で終わっていました。

そこまで読むと2人のこれからは順風満帆のように思えたんですが、最後の最後に不穏な空気をぶ…

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プリンシプル コミック

さちも 

ストーカーの愛は届くのか?

ガッチリ体型苦手なのですが、さちも先生の作画は綺麗なので難なく読めました。

ガテン系、ノンケ童貞ハンターのビッチくんが、エリート一級建築士のストーカーに落とされるか、踏みとどまるかの攻防戦です。
まあ、落ちてますね。

奔放で本能に忠実なように見えて、実はゲイなりの事情で自分ルールが増えて、がっちがちの雁字搦めになっている山城。
漫画の世界ではよくある設定の家庭の事情で捻くれつつも、…

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5seconds コミック

さちも 

もっと読みたい表題作

前後編の表題作+描き下ろしと、短編が4つ収録されてます。

「5seconds」
5秒見つめた相手の発情的なものをコピーする能力のある主人公と、その幼馴染みの話です。
表紙もかっこいいけど、本編の方も痺れるビジュアルのカッコ良さでした。
気軽にコピーできる相手とそうじゃない相手。その違いは何なのか。
その答えが分かったときに、自分の気持ちにも気付くというストーリーです。
この後の話も…

1

かしこまりました、デスティニー ~Answer~ 下 コミック

さちも 

打倒!運命とやら

answerの上巻だけ読んで気になっていたのを、4冊一気読みしましたので、記録代わりにレビューを残します。

オメガバースは心の余裕がないと読めないジャンルですが、さちも先生の「かしこまりました、destiny」は読めました。
おそらく登場人物の個々の強さ、弱さをしっかりと描きこんであるから、読む側がどんなコンディションでもすんなり入り込めるのかと。

αとΩ、それにβ。
運命の番と、…

4

黒か白か 5 コミック

さちも 

先行き不安

2巻まで読んで、続きが気になりつつも読めていなかったところ、やっと最新刊まで読めました。

味方が増えて、敵も…、といったところで、次はあの社長がどう出るのか…。

最初はトラウマな初体験を不器用ながら乗り越えようとする2人の姿と、がっつり執着を見せるシゲに興味津々だったのですが、登場人物が増えるにつれて、どんどん「よくある業界恋愛もの」になってきてしまっている感じがしました。
最初に感…

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