日野雄飛さんのレビュー一覧

つごもりの通り道 上 コミック

日野雄飛 

和風ファンタジー

この中の1編「蝶の香炉」だけ読んだことがあったのをすっかり忘れて、帯のあおりみたいな人外エロエロを期待して購入。
でも、内容的には、「蝶の香炉」を読んだ時に感じた記憶に近い、ちょっと不思議な、懐かしく切ない、軽めの和風ミステリーで和風ファンタジーでした。
確かに月森のセックス(精力吸収)は鱗に尻尾に粘液にと、諸々エロエロではありますが、この上巻ではカップリング的な意味でのラブ要素は薄めです。

2

つごもりの通り道 上 コミック

日野雄飛 

まずは上巻だけ買うことをお勧め

美麗な表紙とインパクトのある帯に魅かれ本屋で上下巻購入しました。が、「精液供給攻め×人外淫乱受け」というめくるめくエロスを期待してた割には拍子抜けするぐらいエロスが無かったです。描写も控えめ。帯負けでした。

怪異事件物がメインですが、今市子先生の百鬼夜行抄や京極夏彦先生のような本格的でどっぷりと浸れるほどの世界観はなく薄めの怪異にBLを加えた短編が続き、物語的にも上下巻買う程ではなかったなと…

1

ふらちな刑事さん コミック

日野雄飛 

ほんの5ページに縛られた。

表題作も良いのですがほんの5ページの西田の作品に何だかすっごく持っていかれました。
西田の人としての壊れっぷりが怖いのと惹かれるのと。
そんな西田の限度の無い嗜虐の的になりたがる爺さんとか。
壊れた人間も壊れたなりに感情があるとか。

でも西田もよく爺さんのミイラみたいな体で立ったなぁ。ミイラ好きでもないのに。
しかも何度もできてるし。中に出してるし。
やはり西田のような人種は人と気…

3

つごもりの通り道 下 コミック

日野雄飛 

物語は一気に加速

こちら、下巻になります。

上巻ではまだまだ序章と言った所でしたが、こちらで藍次の過去が語られ、また健気で優しいばかりの印象だった未散の真実が分かりと、ストーリーとしては一気にBL的萌えが加速します。
う~ん・・・。圧巻でした。


内容ですが、上巻からの続き。
藍次の身体に溺れてゆく巌。
また、藍次の過去が語られます。
そんな中、ずっと秘め続けていた巌への恋情をあかしてしまう未…

5

つごもりの通り道 上 コミック

日野雄飛 

エロスと怪異の幻想BL

元々好きな作家さんですが、今回は特に好みの設定で、とても楽しみにしてました。

何てったって、帯にデカデカと書いてある「精液供給攻め×人外淫乱受け」ですよ!
エロスと怪異の幻想BLですよ!!

日野先生と言えば、持ち味がエロ(編集さんが言った事です)ですが、そのエロも、今回(も)すんごい事になってます。
耽美でありながら、ド迫力です。BLを読み漁ってる私ですが、なかなかお目にかかった事…

5

アウトサイドポルノグラフ コミック

日野雄飛 

4本中2本が獣人モノ

大体においてマニアックかつ偏っている日野雄飛さん。
本コミックは半分が獣人モノです!
獣人受け、獣人攻め1本ずつ入ってるところがバランスgood◎
「勇者の拾いもの」→狼×人間(勇者)
「魔王と願いごと」→人間×犬(魔王)
完獣化するとどっちも巨体です。巨体もふもふ‼︎(๑>◡<๑)♡♡♡
個人的に獣人は攻めの方が好きなので、勇者のお話が特にかわいかった〜〜〜!
巨体ワン…

5

男心と胸毛と女装 コミック

日野雄飛 

ギブアンドテイクの先の愛

受けの顔が好みな攻めvs攻めの毛が好きな受け

毛フェチの嫁島(受)は酔った勢いで全身剛毛男の毛利(攻)を誘惑、嫁島の顔が好みだった毛利は嫁島を女装させて抱きます(彼女にアナル開発されていた嫁島と元カノがウイッグや服を毛利宅に置いていっていたので、双方の女性関係に感謝ですね笑!)。
その後ズルズルとセフレのような関係が続きます…剛毛がコンプレックスだった毛利の毛を堪能する嫁島と、嫁島の顔が超…

3

枕営業コンプレックス コミック

日野雄飛 

インパクト大!

ドカーンと地雷踏んじゃった感じです。
なので評価も一番右側です。でも、これはまさしく私にとっての趣味じゃないなので、そこのところお間違いなく。

作者さんも後書きに書かれている通り、好きなようにお書きになったのだなと思いました。ですから、同じ趣味の方にはぐさりと刺さる一冊。確かに、兄弟モノとは言っても、血の繋がりはない、同居してるだけみたいなものまで含まれることの多いBL界においてここまでき…

0

in the cafe グッズ

EDGE COMIXっていいよね。

エッジコミックス自体がそもそも私の中で「お気に入りのカフェで気取って読みたいBLレーベル」的な位置付けのレーベルなので、エッジコミックスさん分かってるじゃん!(上から目線ごめんw)と嬉しくなるような、ここのレーベルの雰囲気によく合ったとてもステキな記念本でした。
作家陣もレーベルファンにはたまらない豪華さで、こうなふうに一堂に会すること次またあるのかな?!なんて思っちゃいます。
これは永久保存…

3

in the cafe グッズ

読めて嬉しいオシャレな記念本

OPERA Cafe(コラボカフェ、2018春)記念本。

A5版、156ページ、
ZAKKさんの裏表紙まで続くスタイリッシュなイラストの表紙
真ん中のタイトルの赤い四角はつやのある印刷、という非常にオシャレな作り。
なかなか後日談や番外編を描かれない作家さん達も勢揃い、という
嬉しい1冊です。

最初はOPERAの看板と言えば君たちだよね、という「同級生」の二人から
(エピソー…

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