海老原由里さんのレビュー一覧

独裁者の求愛 小説

あさひ木葉  海老原由里 

手のひらの上でコロコロされちゃっています

鷹匠恭次郎(金融系企業経営者 エリート)×安藝郁実(ベンチャー企業家 元ホスト 成り上がり)

投資会社の社長をしている郁実は、なりふり構わず企業買収を繰り返し会社を大きくしてきましたが、悲願でもあった老舗ホテルを買収しようとしていた矢先、過去に自分の愛人だった男を追い詰めた鷹匠がホテル側の助っ人として現れます。豊富な資金力・人脈を生かし鷹匠は郁実を徐々に追い詰め、要求を聞かざるを得ないような…

2

外科医は指先で挑発する 小説

浅見茉莉  海老原由里 

ツンデレなお医者さまはいかがでしょうか?

読むチャンスを頂き、初めて手にした作家さんです。
B-PRINCE文庫なのでちょっと大人向けかな?

主人公の真木がツンデレぎみです。そして時々女王様です。(笑)
後半ラブが生まれてからの流れは良かったです。

外国から呼ばれてきた吹上の手術に麻酔医師として参加していた
真木が女と間違われたところから話は始まります。
その後、好みだと言われて迫られて関係を持ちます。
一旦は外国に…

4

絶対者に奪われて 小説

バーバラ片桐  海老原由里 

友那の成長が楽しみになって来ました

宮脇本俊(西井組組長 )× 神城友那(宮脇の愛人)

※この作品は「絶対者に囚われて」の続編になります。

前作で両親と兄をいっぺんに事故で亡くした友那でしたが、本俊の助けを借りて事故の真相を知ることが出来、凌辱から始まった二人の関係も(実際は友那が子供の頃本俊が世話をしていたという過去があるのですが)収まるところに収まり、現在は西井組組長である本俊の愛人として友那は過保護に守られてい…

1

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  海老原由里 

かなり好き

全体的にトーンが暗いです。
これを読んだのが、英田さんのコミカルな王道BLを読んだあとだったので、かなり驚きました。
読み終えて、じーんとしました。
とくに二作目の「夏の花」の切なさは、神でした。
三作目を読むまでは仕掛けに気づかなかったんだけど、気づいた瞬間に涙がポロリ。
ああ、そうなってたのか…。
英田さんの小説は、王道なBLよりこういう話のほうが好きだ。

4

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  海老原由里 

本編よりも

英田さんお得意のヤクザものです。

元々同人誌だった『すべてはこの夜に』と、脇キャラがメインになっている『夏の花』、その後の2カップルを書いた『春宵一刻』の3編が収録されています。

『すべてはこの夜に』は、普通のヤクザものです。
とは言っても、ラストがびっくりです。ぎゃ~~~と叫んじゃいました。
ようやく湊と加持の二人が、幸せになれるだろうと思っていたのに。

そして、湊の教育係…

4

眠れる花 コミック

海老原由里 

青い薔薇

と、聞くと、紫の薔薇の人を思い出す(n‘∀‘)η゚・*:.マァw
おいといて。
とにもかくにも、重くて暗いお話でした。
謎めいた怒りや恨み。そして一人責められる付ける男・真澄くん。
結婚式場で、私たちのブーケはこの人に頼みましょwなんて女といるから幸せいっパイカと思いきや・・・。過去のトラウマをお互いに抱える登場人物たちが繰り広げる差スペンサーラブという感じでしょうか。
うん。ただ、やっ…

2

ALLURE-蠱惑 コミック

海老原由里 

表紙のこの淡い感じがすごく好き。

海老原さんの作品久しぶりに読みました.。゚+.(・∀・)゚+.゚
結構しっとり系というか、センチメンタル系。
基本明るく楽しくアホっぽくのワタクシとは極端にある作品だったりはしますが、ホロリと泣かせてくれる作品は正直好きです。こころ痛みますが。
今回の代表作『ALLURE』は、眼科の先生と患者さんのお話。
視力を失った攻。待ちに待った角膜移植は見事成功し、失った視力を取り戻した。
そして…

1

リアルライフゲーム 小説

夜光花  海老原由里 

リアルライフゲーム

おもしろーーー!!!!
幼なじみ四人でボードゲームをして、止まったマスの指令を実際に(現実に)行うっていうものなんですが…
カンボジアに学校を造る、五百万の絵画を買う、婚約を破棄する、と無茶苦茶かつ高額なものばかりなんですが何しろ優勝賞金が2000万なんでねー!!
ゴール近くになると右隣の人とキスをする、フェラチオされる、最後にいたってはセックスする~なんてマスもあったりで(ちなみにマスはシ…

5

巡り逢いからもう一度 小説

高塔望生  海老原由里 

20億の大金が動く世界に呆然

由緒ある香炉を巡って出会った草壁と真柴。
オークションで香炉を落としてやる代わりに、金額分を体で払えと。
古美術商の草壁は、大学教授の真柴に要求します。

ちなみにその香炉は20億相当の値打ちがあるそうで……20億を体で!?
1万円前後のネットオークションでさえ腰が引ける私には、
セレブで別世界のお話しでした。
別世界だからこそ、私はすんなり物語に浸れたのですが。
バブリーな設定に…

4

船上の恋人 小説

弓月あや  海老原由里 

珍しく職業ものです

この著者の作品にしては珍しく、受が少年ではなくて職業人、豪華客船で執事として勤務している青年です。
色々事情があって、日本人が嫌いだというウラジミール。
そんな彼の頑なな心をなんとか解そうという響の奮闘ぶりが健気です。
ようやくちょっと仲が近付いてきたかなー、という所にちょっとした失敗をしてしまい、でも逆にそれが更に二人の仲を近づける結果になります。

今まで読んだこの著者の作品では、大…

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