海老原由里さんのレビュー一覧

王様のデザート 小説

玉木ゆら  海老原由里 

二組の違うカップル

金髪のクラブオーナー・神崎は、子どもの頃からの親友に裏切られたことで、他人を信用することが出来ません。
そんな人間不信を持っているだけでなく、わがままだったり傲慢だったり、ちょっと変わった性格の持ち主のところへ、1週間の期間限定で家政婦としてやって来た渉。
渉は家庭に恵まれておらず愛情を知らないけれど、人へ愛情をかけることは知っています。傲慢な態度に不満を持ちつつも、ときどき見せる淋しそうな神…

0

リアルライフゲーム 小説

夜光花  海老原由里 

エロエロジュマンジ

いやー、面白かった!
神に限りなく近い萌えです。
簡単にいうと、エロエロなジュマンジです。
男四人で人生ゲームをするんだけど、指示がムチャクチャです。
『カンボジアに学校を作る』とか『婚約者と別れる』とか『隣とセックスする』とか。
主人公は、最初は半信半疑でこのゲームをはじめるんだけど、少しずつ少しずつ引けなくなってきてしまいます。
ムチャクチャな設定なんですが、さすが夜光花さん、そういう展開を不…

5

微熱のシーズン 小説

岩本薫  海老原由里 

うーん微熱級

東京からきた過去のある美術教師に
田舎の有力者の跡取息子が惹かれていく話。

受けも攻めも、家柄に縛られどこか居場所をなくした者同士。

先生と生徒許されない恋モノで、ありがちな設定ではあるのですが
一夏の過ちではなく、その先もきちんと描いていて
あっと驚くようなドラマチックな展開はないので
個人的にはタイトルどうり微熱級の作品。

1

絶対者に囚われて 小説

バーバラ片桐  海老原由里 

囚われたのはどっち!?

宮脇本俊(西井組組長 以前は神城組の組員だったが破門されたらしい)× 神城友那(神城組組長の息子 両親・兄が事故に見せかけ殺害される)

神城組組長である父と母、跡目を継ぐ予定だった兄が自動車事故で亡くなり、地元を離れヤクザとは無縁の生活を送っていた大学生の友那は急遽神城組の跡目として葬儀の喪主を務めます。
しかし両親達の事故は敵対するヤクザ組織に意図的に仕組まれたという疑惑が持ち上がり、呆…

5

ラブ・フェチ 小説

髙月まつり  海老原由里 

フェチ物ラブコメ

高月さんのフェチものラブコメで、美背中、美髪と来て、
今回は美乳首です。
ストーリーは一言で言ってしまえば、乳首萌えの電波攻と良い乳首の持ち主な受の
ハイテンションラブコメです。
店を巡る事件に巻き込まれるってありますが、ネタバレになるから細かく書かないけど、
全く大したことじゃないし、予定調和的に解決するので事件要素はほとんどありません。
主役二人がくっついてラブラブする…

2

だって愛じゃない!? コミック

海老原由里 

攻フェロモンw

お金を貸す代わりに身体で奉仕しろwww

というか、借金ボーヤがアホすぎてある意味可愛いです。
友達の借金を被って、身体でいいならとほいほい差し出して。
素直に抱かれて、素直に感じて。
ちょっとぐらい不思議にとか、あやしいとか、拒否するとか。
覚えたほうがいいと思う。・゚・(ノ∀`)・゚・。

ま、そんなところが可愛いんだよね。
所長もそうだとおもうよww(闇金

シリーズの…

1

真昼の月 小説

いおかいつき  海老原由里 

出会いはここから

それまでBLはほとんど読んだ事が無かったので「BLとはそういうもの」という勝手な思い込みがあったのですが、それまでの固定観念が覆され、心底BLにのめり込む切っ掛けになった作品です。

受の秀一は、言ってしまえば世捨て人です。潔いのを通り越して投げやりです。
攻の辰巳に犯られても、まったく気にしてない(というか、どうでもいい)というその無頓着さがいっそ清々しい。
辰巳につきまとわれて、成り行…

3

新妻刑事(デカ) 小説

水月真兎  海老原由里 

後半は意外にホロリ

三条純一郎(名門家の当主 参議院議員)×春見千尋(警視庁捜査一課刑事 検挙率ナンバー1で“捜一の悪魔”と呼ばれている)

『新妻刑事』なんてタイトルでも実際は恋人同士なんでしょ!?と思いきや、結婚式まで挙げ世間にカミングアウトもしている名実ともに夫婦という設定です。(さすがに法律まで変わってしまったという設定ではないので、戸籍上では養子縁組ですが)

結婚式は新郎の純一郎がクリスチャンとい…

4

すべてはこの夜に 小説

英田サキ  海老原由里 

原点なんですね

今ではアンダーグランド系がお得意な英田さんの原点を見た気がする作品でした。
色々な面で英田さんの後発作品よりは甘い部分も感じられたんですけど、それもまた味だなぁと思えるほどに、結構好きな作品です。
不器用な男が時々見せるかわいい面とか、本当に上手いと思います。本当に胸がキュンとするというか、ああ切ない!って気分になりました。

大学時代の同級生とまさかの再会、しかもやくざと鉄砲玉まがいの狙…

2

専制君主の蜜愛 小説

あさひ木葉  海老原由里 

リンク作とは正反対の雰囲気の作品でした

長能公秋(社長 5年前に失脚してから再起した)×冷泉優一(秘書 長能への想いを秘めている)

※この作品は「独裁者の求愛」のリンク作です。

かつて若手実業家と一躍名が知られた長能ですが、証券取引監視委員会により告発され、会社に捜査が入ったことで一度失脚してしまいます。その際長能の愛人や、目をかけて融資をしていた実業家たちが次々と離れて行く中、冷泉だけは長能の元に残ります。5年後、再起し会…

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