あさとえいりさんのレビュー一覧

執事は夜の花嫁 小説

あすま理彩  あさとえいり 

気持ちがすれ違ったまま花嫁にされる受け

すれ違い片思いの切ない展開です。
無理矢理があるので、苦手な方はご注意。

伯爵でヴァンパイア・アレイスト 不器用俺様攻め×執事・千歳晶緋(20)健気受け
病弱な弟の方ばかりが大事にされるのに、初めて自分の事を大事にしてくれたクリストファーのことをずっと晶緋は慕ってきた。
偶然、アレイストの正体を知ってしまって、口封じの為に彼の花嫁にされることに。
本当は弟の方を好きだと思っている晶緋…

0

きみの背中を見ている 小説

椎崎夕  あさとえいり 

心情で読ませてくれるBL

不器用で人間不信の主人公が好きな人の弟という微妙なポジションの成章に惹かれていく過程がすごく自然で、どっぷり感情移入して読みました。
冒頭の知らない男とのエピソードがいい感じに後半の話を進める装置になっていて、やっぱり椎崎さんは上手いと思った。
切なさにうわーっとなって、それからちょっと心が温かくなる。
BLにはこういう出会いを求めている気がします。

ただ単に二人の世界~ってするんじゃ…

1

暴君のプロポーズ 小説

美郷ほのか  あさとえいり 

本気で将来が楽しみになる作家

美郷さん自身は「タイトル倒れ」だとお考えのようですが、実際のところはそうでもないのかなというのが率直な感想としてもっています。読んでいて不快に感じることもないですし。

逆に、美郷さんの書き方から感じてみえるのは「異性愛」のストーリーの土台無理なな脚色や設定がいかほどまでに虚構性をはらんでいるのかということを皮肉な意味でオーディエンスの前に提示できているということ。新鮮な発見でもなんでもなく…

0

オフィスで君は甘く蕩ける 小説

鳩村衣杏  あさとえいり 

読後感のいいオフィスラブ

いい上司といい部下。
なんか、めちゃくちゃ気持ちのいいオフィスラブストーリーでした。
ありがちな足の引っ張りあいはないし、意地悪な同僚などもほとんど出てこない。
それでも、物語はメリハリがきいていて、面白かったです。

主人公は、能力はあるものの、あまりにも協調性がなかったことから、左遷されます。
そこで、かつてのライバルが上司として登場する。
この上司のカリスマに、主人公はまたたくまに心酔してい…

1

恋のゲームは豪華客船で! 小説

天野かづき  あさとえいり 

インパクト

読んで真っ先に出た感想は
インパクトが無いなぁ でした。

登場人物にもいまいち特徴が無いというか・・・
展開も普通だったし。

これだけ批判しといて何ですが、私は借金だとかという訳ありな人は大好きなので萌にしました。

0

魅惑的なキスの魔法 小説

日生水貴  あさとえいり 

うーん

基本的にエロは少なかったので
あっさり読めちゃいました。

でも終わりは良かったと思いますよ♪

0

春暁 小説

いとう由貴  あさとえいり 

耽美!

上の粗筋が総てな、時代がかったロマンティックなラブストーリー。

美しく生まれついてしまったばっかりに、
自分の人生も、他人の人生も狂わせてしまう、
「薄幸の魔性の受け」深

設定といい、鬼畜でハードな展開や、文中のいろんな言い回しとかも、創生期の耽美小説を思い出させて懐かしかった。

創生期のジュネに書いていたような作家さん達
お名前は誰一人として覚えていないけど、
今になっ…

0

春暁 小説

いとう由貴  あさとえいり 

たった一つの光

いとうさんの本の中でもハードな方ですが、それだけではなくストーリーも切なくて奥深いです。
俺様傲慢攻・隆信×健気受け・深 年下攻め
受けが10歳の頃からの愛人生活、秋信と島崎と3P、鬼畜なH、接待で身体を使うなど、ハード&鬼畜エロが殆どなので、苦手な方はご注意。

表紙では髪が長くて女性のように見えますが、長年の愛人をさせられていた秋信に伸ばすように強制されていた為です。
つまりは髪の毛…

7

ロマンスの黙秘権(1) 小説

うえだ真由  あさとえいり 

9年越しの恋

弁護士ものです。が、大掛かりな法廷闘争とは無縁で、主に小さな案件ばかりを扱う事務所が舞台となっております。ロマンスだけでなく、弁護士のお仕事の場面もきっちり描かれていて、そこに色々な人間模様が垣間見えて大満足でした。

エリート弁護士准己は、大学の同期で、ずっと忘れられなかった啓がいるからという理由でとある貧乏事務所にやって来ます。こんな貧相な事務所に何で俺が、と思いつつ、脳裏に浮かぶ啓の姿に…

5

追憶のキスを君は奪う 小説

鳩村衣杏  あさとえいり 

愛する事の苦しさ

忘れられないキスをくれた初恋の人の思い出を引きずる穂波。
穂波に出会い、キスはしなくてもいい、体だけでもいいから側にいたいと望む冽。

冽の純粋さに惹かれ付き合うことになり、ようやく初恋をのりきった矢先、初恋の人との事で誤解が生まれ……

好きになって欲しいと願い、好きになると頭では理解できても感情が許せない。
好きだからこそ相手を許し、待ち続けたい。
沢山の好きだからこそが溢れてい…

3
PAGE TOP