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12/21(合計:208件)
伊郷ルウ あさとえいり
霧島伊都
ネタバレ
どういう経緯で知ったのかは覚えていませんが、 あらすじを見て興味が湧き、古本で購入しました。 一章あたりのページ数が20ページ以下で、中には5ページ前後のものもあり、 短く区切っているので、本を読むのが苦手な私には読みやすかったです。 全部で230ページほどありますが、16章に細かく区切っている作品は初めてです。 常盤さんの視点で書かれています。 水無瀬さんからどんなに屈辱を受…
うえだ真由 あさとえいり
kirara
商業誌『ロマンスの黙秘権』の続編同人誌です。(コピー誌を除いて)前回の同人誌『ロマンスの黙秘権~a miracle for you~』でも同じように思いましたが、ホントに内容は商業誌(文庫)に遜色ないです。前回よりさらに増えた154ページ・2段組みだよ。 准己(攻)と啓(受)は、いよいよマンションを購入して(しかも啓の1人ローンで)同棲生活を始めます。 今回は、少年事件です。准己が前に…
商業誌『ロマンスの黙秘権』の続編同人誌です。まず、厚みに驚きました。148ページ・2段組みでびっしり。内容も量も商業誌(文庫)に遜色ないです。 表題作は、啓(受)が交通事故で幼児2人を死傷させた加害者の国選弁護を引き受けます。 啓は、父親を交通事故で亡くし、その裁判で弁護を引き受けて共に戦ってくれた弁護士・田上を尊敬し、自らも弁護士となって田上の事務所で働いています。父親の件があるため…
あ~、やっぱり好きだ、このシリーズ。私が珍しく、本来は苦手と言える『お仕事BL』でお気に入りの作品です。3部作通して、ホントにお仕事描写多いですね。 もうシリーズ開始から、メインの2人(准己×啓)は、『対立』と言って差し支えないほど、弁護士としてのスタンスも何もかもが違っているわけですが、それでもお互いを尊重して行こうとするところがいいなあ、と。実際には難しいと思いますよ。作中もかなり衝突…
評価は、シリーズ通してのものとして付けました。『シリーズ』としてみれば、『神』以外考えられません。 前巻は准己(攻)視点でしたが、こちらは啓(受)視点。准己のまあ残念な内面は前巻でよく見えたし、逆に今ひとつわからなかった啓についてはこちらで補完されたので、結果としてどちらの心情もわかってよかったです。 相変わらずお仕事してますね~。でも、これだけ仕事しながら、しっかりラブも組み込まれ…
これ読むと、『うえださんってとんでもなく上手い作家さんなんじゃ・・・』と感じます。いえ、もともと大好きな作家さんですし、上手いと思ってはいるんですが、なんというかそれ以上に。 本来、私は所謂『お仕事BL』が苦手な方なんですよ。仕事描写ばっかりだと、『BL読みたいんだよ!』とハラ立ってしまうこともあります。ですから、よっぽどでないと『お仕事BL』が好きになることはないんですが、その中でコレは別…
うえださんはかなりの好き作家さんですが(でも、全部の作品が好きとは言えない・・・)、これはその中でもベスト3には入ります。ベタ3部作(あと2つは『missing you』『イノセント・キス』)ではこれがいちばん好き。ホントに大好きです。もう作家さんの言われる通り、清々しいほどのお約束・ベタ展開なんですが、それでもいい!というよりだからこそよかったです。 記憶喪失もので、確かにベタベタなんで…
森住凪 あさとえいり
初読みの作家さんでしたが、何となく物足りないな~という印象を受けました。トータルではそれほど悪くはないんですけどね。 明治時代、ヨーロッパのある国の伯爵家長男・フランツ(攻)の後見を得て、建築を学ぶために彼の国へ留学することになった千尋(受)。 時代もので、日本でも恵まれて育ったわけではない千尋が、異国を訪れたことで起こるカルチャーショックなど、結構面白い設定なんですが、どうもそれ…
柊平ハルモ あさとえいり
知之(攻)×直実(受)で、なんと20歳差ですよ!でも特に無理は感じませんでした。 母を亡くし、引き取ってくれた祖母も亡くした直実は、父に拒絶されて父の幼馴染である知之を保護者として、一緒に暮らすことになります。 最初は、健気な直実がひたすらに知之を思い、いつか知之も絆され・・・という話かなと思っていたら、そうじゃなかったんです。王道といえばそうなんですが、それだけじゃなかったんですよね…
松前侑里 あさとえいり
義理の兄弟ものです。家庭内恋愛ですね。ストーリーもキャラクターも結構好みでした。 吉井家の3人兄弟は、全員が養子で血のつながりはありません。三男の操(受)は、長男・晴吾に幼いころから片思いしてるんです。でも晴吾が結婚を決めた恋人ができたんですが、その時操の痛みを受け止めてくれたのは、いつも意地悪だった二男・恭平だったんですね。で、操は恭平がずっと自分を思ってたことを知ります。 操はいつ…