あさとえいりさんのレビュー一覧

恋人は不機嫌な絵本作家 小説

遠野春日  あさとえいり 

真っ直ぐな、屈託のない可愛い受様が新鮮‼

遠野先生の作品にしては、珍しいタイプの受けキャラだったなあと印象深く残っていて、何故か本の整理中、目に止まってしまいついつい読み返してしまいました(笑)

俺様&節操なしな小説家攻×健気&素直な家政婦受のほのぼのとしたお話です。
攻め様は不機嫌というよりは、口数も少く、無愛想で威圧的な気難しいタイプ。弟さんとも体の関係をもっているという節操なさには、本当に絵本作家なの?という印象でした。

1

執事は夜の花嫁 小説

あすま理彩  あさとえいり 

吸血鬼の花嫁

身代わり花嫁モノかと思いきや…
命を助けて拾ってくれた伯爵・アレイストを想う晶緋。
成長した晶緋は養われているだけというわけにはいかないから、街に出て働こうと思うのにそれを許さないアレイストに執事の仕事を与えられ働いていた。
執事という立場を弁えているから今まで以上にアレイストに距離を持ち、頑なに同じ食事の席につこうとしない。
それを苦々しそうにしているアレイストに晶緋は気づかない。
あ…

0

ロマンスの黙秘権(3) (表題作 you send me love) 小説

うえだ真由  あさとえいり 

3巻と同人誌もまとめた感想です

表紙の乙女チックな感じに敬遠して積んでました。
読んで見ると、弁護士ものとしても恋愛ものとしても読み応えあって、なんでもっと早く読んどかなかったか(よくある
傲岸不遜で合理主義の准己と、温厚篤実だけど頑固な啓。
二人のまったくタイプの違う弁護士が、下町の小さな事務所で様々な案件を扱う。
それだけでもかなり面白かったけど、反発しあう二人が互いに認め、歩み寄る流れも読んでいて楽しかった!
両…

3

雨のち恋模様 小説

柊平ハルモ  あさとえいり 

確かに『健気』なんですが・・・

柊平さんでは『とまどいの行方』が断トツで好きです。こちらは一応その関連作になっていますが、ほぼ関係ないに等しいです。そもそも『とまどい~』のメインキャラクターはどちらも出て来ません。向こうで知之(攻)の友人で同僚だった紅林が脇として少し出ているのと、知之と紅林の勤務先の病院を舞台にしているというだけの繋がりです。確かに関連作には違いないですが、わざわざ読むほどのものではないですね(内容ではなく、関…

0

この空に落ちても 「あの空に落ちてゆく」書き下ろしペーパー グッズ

萌えない・・・

本編も、モヤモヤ感が残ったと思ったけれど、ショートも同じ展開でしたね。
やっぱり何となくがっかり感が残る作品だとあらためて思いました。
個人的に兄弟禁忌ものは、お兄ちゃんフレーズが一つの萌え要素なのですが、
今回の作品は、弟に惹かれる兄が頑なに数年経って再会した受け様を弟とみなさない。

まるで、弟だと認めてしまえば、思いが叶わなくなるとでも言う感じでしょうかね。
逆にガチ兄弟でも、半…

0

あの空に落ちてゆく 小説

真崎ひかる  あさとえいり 

これはどうなんだろう?

ガチ兄弟禁忌ものだと思うのですが、双方の恋情を抱くまでの過程が今一掴めない。
両親の離婚で兄弟が離ればなれになって10数年、母親が2年前に亡くなり、
母親の再婚相手の義父と異父兄妹の幼い妹と酒癖の悪いロクデナシの義父と狭いアパートで
3人暮らしをしていて、ある日義父のアブナイ借金が解り、義父は二人を捨てて逃げ、
受け様は、実の兄を頼りに出向くが、初めから相手にされないような冷淡な感じながら…

1

この空に落ちても 「あの空に落ちてゆく」書き下ろしペーパー グッズ

番外編は・・・

やっぱり本編あってのものだと思っていますので、本編がどうにもダメな時点でもうマイナススタートです。

そして、こちらには(文庫の使い回しでも)イラストがないので、『ホントにこの作品、あさとさんのイラストの力が大きかったなあ・・・』と再認識させられました。

こちらだけなら決して悪くはないんです。ほのぼのした雰囲気も結構好きなんですよ(内容は、ペーパーなので初めから多くは求めてない)。
で…

0

この空に落ちても 「あの空に落ちてゆく」書き下ろしペーパー グッズ

空気感そのままに

本編の空気感をちゃんと感じられる番外編でした。

昔2人で流星群を見たことを思い出し、
また、2人で流星群を見ようとするお話です。

本編では、
子供のころ、流星群を見ながら手をつないで話していたエピソードが
2人の将来を表すようなキーのエピソードだと思っていたので、
この番外編は素敵だなと思いました。

これからの将来も、障害があるかもしれませんが、
手を取り合って生きてい…

0

あの空に落ちてゆく 小説

真崎ひかる  あさとえいり 

入り込めませんでした。

もともと私が、兄弟ものが苦手なので、
そりゃ入り込めないよねと反省です。
ただ、真崎さんが好きな作者さんだし、私の苦手を
払しょくしてくれるような作品じゃないか?
絵も素敵だし!と期待して挑戦することにしました。

今回は、ガチ兄弟ということを除いても、
物語が、少々上滑りしたように感じました。
イマイチ主人公たちの気持ちが、入ってきませんでした。
設定以上の何かがないな~と感じ…

1

あの空に落ちてゆく 小説

真崎ひかる  あさとえいり 

・・・あ~

ガチ兄弟(兄×弟)で再会ものです。

廉(受)は、血の繋がりのない義父が借金を残して逃走し、幼い異父妹と2人で残されて、15年前に両親の離婚で離れたままの、大企業のトップである兄・吉宗(攻)を頼ります。しかし吉宗は、『お前を弟だとは思わない』と。まあ妹と2人、屋敷に引き取ってはくれるんですが。

もうこれだけで説明終わり、で読まなくてもいいんじゃないかとさえ思います。ゴメンナサイ。

4
PAGE TOP