丸木戸マキさんのレビュー一覧

僕らのミクロな終末 上 コミック

丸木戸マキ 

終末にクズがやってくる

近頃、癒しを求めて甘めなテイストの作品を読みがちだったので、
久々にぐっさりとやられてしまいました。

著者の作品に登場する男たちってほの暗い過去を背負っていたり、
その過去が原因でどこか歪んでいたりと痛々しくて、
読んでいるこちらまでとばっちりを受けて胸が抉られることって
ままあると思うんです。

そんな彼らの不幸を目の当たりにする度に生きるってこんなに辛くて
しんどいことなの…

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僕らのミクロな終末 下 コミック

丸木戸マキ 

次は絶対間違わない

ほう…こういう結末ですかぁ。
行方を読者に委ねる系は苦手なものが多いのですが、本作は明るい未来がなんとなく透けて見えるといいますか、そんな予感をさせてくれる作品でした。

まさかそういう理由で隕石の衝突を阻止できる結末(私個人が考えたエンディングですが)になるとは最初は考えもしなかったけど…。
結ばれはしたけど、ハイみなさんさようなら〜じゃ悲しすぎるので私の中ではハッピーエンドです。

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僕らのミクロな終末 下 コミック

丸木戸マキ 

終末で変わるもの変わらないもの

上巻末の下巻予告が不穏な雰囲気だったので(ネタバレ回避でチラ見)覚悟しつつ読んでみたら、とんだ茶番だった!!!(感動してます)
終末へのカウントダウン、残りの時間で何をするか混沌としている中で、遊馬の底抜けの明るさ真っすぐさに救われ、瞬く星に想いを馳せる真澄にぎゅっとなりながらも、遊馬が破壊した星のかけら…と思うとほっこり。終末を迎えるとなったから、その人の本質が見え、次々に起こる躁鬱のバランス…

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僕らのミクロな終末 上 コミック

丸木戸マキ 

壮大さと狭さの面白さ

世界は凄いことになってるけど、でも自分の世界は狭くて、平穏に過ごす努力してたのに世界で1番会いたくない人に巻き込まれてく!!

スケールが大きな世界滅亡もので、どうしたら…と悲壮感や今を見つめる気持ちにもなる重さもあるけど、あと少しで終わるから良いじゃんって、投げやりなようで考えてるようなあっけらかんとしたとこが面白かった!!
真澄たちとゆうまのジェネレーションギャップや真澄のツッコミも冴え…

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僕らのミクロな終末 下 コミック

丸木戸マキ 

考えさせられる物語

世界があと10日で終わると知ったら、あなたはどうしますか?

後悔したこととは何か、したかったこととは何か。
ふたりと+αのロードムービーは、人間性が浮かび上がっていきます。

上下巻、とても丁寧にふたりの気持ちと状況が描かれています。
上巻の攻めのクズっぷりで、なかなかふたりを応援できない方もいたかもしれません。でも、大丈夫です。下巻ではちゃんとその理由もわかりますし、理解できます。…

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「僕らのミクロな終末 (下)」紙・電子共通特典 グッズ

MeguruとYuma

「僕らのミクロな終末 下」紙・電子共通特典となります。
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「本編後にどうぞ ※ネタバレあります」という前置きがあります。
ので、ネタバレ注意ください。
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『僕らのミクロな終末』お買い上げ頂きありがとうございました‼︎
2022.2.丸木戸マキ

「こんな未来があったらいいなー!のイメージです お互いすれ…

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僕らのミクロな終末 上 コミック

丸木戸マキ 

ひとまず上巻の感想

作者買いです。
「ポルノグラファー」は何度読んでもイイ、本当に好きな作品です。
新作、しかも上下巻。ワクワクしながら読み始めました。

"終末"とタイトルにある通り、そういうストーリーになってます。
ストーリー的には小説でもドラマでも最近この手のモノは多いですよね。
BLを絡めるとどうなるのか。
元カレと再会して終末までを共に過ごす…までは想定内でしたが、こういう…

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僕らのミクロな終末 下 コミック

丸木戸マキ 

SF…

上巻は、東京~静岡への自転車旅でしたが、下巻は静岡~長野までの自転車旅です。
上下のほとんどが旅路のお話なので、映画を観ているようで面白かったです!

私は不思議な話も好きなので、遊馬くんみたいなキャラもありですね。
めぐるちゃんは男の子で良かったなと思います。スピンオフも面白そうだし。遊馬くんとのが読んでみたいです。

主役の二人は、攻めがクズいのがこの先心配ですが幸せになっていてく…

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僕らのミクロな終末 上 コミック

丸木戸マキ 

終末…

面白いです!
地球が終末するかもしれないところから、ストーリーは進みます。
攻めがクズ過ぎて凄いなと思います。突き抜けて倫理観がヤバいですね。
先生の他作品にもクズ攻めいるので、他作品読んでいる方にはオススメです。

終末ということですが、描写がリアルでありそうだなと思うところはさすがです。
そして、東京~静岡まで自転車で行くことになるという…。
個人的には地元なので、読んでいて楽し…

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僕らのミクロな終末 下 コミック

丸木戸マキ 

終わりから始まりへ

東京を離れて浜松へ向かう彼らにまた新たな出会いがあり、それによって律が胸に抱えていた思いも明らかになり…
数日で様変わりした世の中で、ギュッと濃縮された人生そのものを見ているような下巻でした。

そもそも雄馬がこんなに内容に関わってくるとは思っていなかったので、めぐるの登場は予想外だなと最初は思っていました。
でも彼のおかげで律の本心が知れたし、結果的に真澄も気持ちを吐き出すことが出来て。…

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