常倉三矢さんのレビュー一覧

Life 線上の僕ら コミック

常倉三矢 

敢えて間を抜かしているからこその良さかもね。

濃やかな心理描写や状況の説明が無いことも、この作品に限ってはプラスに働いている…というような一冊でした。同時に絵柄もサラッとラフで描き込みが多いタイプではないのも合っていたと思います。描けば描くほど蛇足になったり、不自然さが出てきたりするところを「描かない」ことで回避しているような。

結婚適齢期になって悩んだ伊東くんが逃げてしまった下りは、彼の性格を考えると迷いが生じるのも致し方ないよなぁと…

6

Life 線上の僕ら コミック

常倉三矢 

感動しました

ちるちるで見かけて気になったので、購入しました。結果、この話に出会えて良かったと思いました。ラストシーンに感動し、読み終わった後には、幸せな気持ちになりました。
他の方が言っているように、展開が早かったり、わかりにくいところもあったりしますが、それぞれ読み手が想像できるところがいいと思います。
また、ストーリーに出てくる言葉が心に残りました。特に心に響いたのは、「いつなら未来を約束できる?」と…

9

Life 線上の僕ら コミック

常倉三矢 

長い一本の映画を見たような読後感。

特に前情報なく、高評価みたいなので買ってみました。
少し前はこういう出会いから最後まで全部描く形式の話は見かけた気がしますが、最近では珍しいですね。長い一本の映画を見終わったような読後感でした。

とても読み応えがあるのですが、多分尺はこれが現状では最大という大人の事情で詰めすぎなのは勿体ない気がします。だからといって温めていても描けなければ意味がないので、今この短い尺でここまで描けた事が素…

3

Life 線上の僕ら コミック

常倉三矢 

じーんときます

この漫画を読んで初めてきちんと登場人物の一生を考えさせられました。同性愛への葛藤を描いている作品は山のようにありますが、そのもっと先、人として生きていく中でいろんな選択をし、間違えたり正したりしながら、老いていく過程の中で2人がどうなっていくのかというところが描かれていて、辛くもあり、幸せでもありました。
タイトル含め、とても素敵な物語でした。

1

Life 線上の僕ら コミック

常倉三矢 

確かに泣ける

ランキング上位でレビューも高評価なので
すごく気になっていました。
確かにみなさんおっしゃっている通り
泣けました。

高校生にもなって、道路の白線だけを歩いていて
ふたりが知り合うという設定や
ふたりの年齢にあわせて話が進んでいくのもよかった。

キャラの表情も生き生きしていて、
笑顔や泣き顔に心を掴まれました。
特に夕希は本当に健気でいいこで
子どもっぽいところもかわい…

4

Life 線上の僕ら コミック

常倉三矢 

綺麗な、そして泣ける作品

読むたびに泣きます。
綺麗な涙がでます。

一冊にこんなに詰め込めるかってほどの内容です。
2人の出会いから最期までを飽きることのないテンポで丁寧に描き込まれています。

夕希が本当に可愛くて可愛くて、毎回晃本当に何しとんじゃい!って思うんですが…笑
BLの王道の葛藤が入るのですが個人的にサッパリとしている穂果さん大好きです。

一度読んだあともう一度読むと細かい伏線もあり、また…

13

Life 線上の僕ら コミック

常倉三矢 

最近一番のお気に入り

何回読んでも最後で泣けます。
夕希がかわい過ぎる。

本棚のお気に入りに入れました。

4

Life 線上の僕ら コミック

常倉三矢 

泣けると聞いてたけど、泣けた。

泣けると評判だったので読ませていただきました。
ラストシーンは素晴らしく、泣きました。
一度読んでから、また高校生の二人を見ると、自然と涙腺が緩みます。

ですが、詰め込み過ぎなのか、敢えて、なのか、理解し難い部分がいくつかありました。

まず、晃が自分勝手に別れを決めるところ。後からその理由は述べられていますが、愛しすぎてるという夕希のことを微塵も気にかけず、一方的に突き放すというあ…

5

Life 線上の僕ら コミック

常倉三矢 

キラキラ輝く高校時代の想いをいつまでも

出会ってから亡くなるまでの一生を時系列に描いている作品は意外と珍しく、駆け足ながらも2人の心情がそれぞれに伝わってきました。
ただ、出だしから気になってしまったのは、線の上を歩かないと落ちて死ぬという遊びを偶然にも男子高生2人がやっていることで、ちょっと無理があるかなと思いました。。
小学生の設定ではダメだったのかな。
と、入りに少し違和感を感じてしまったのですが、キラキラと眩しい受けに心を…

3

Life 線上の僕ら コミック

常倉三矢 

ハンカチ必須

デビュー作の『咬みつきたい』でどハマりした常倉三矢さんの2作目。
デビュー作がコメディだったので、コメディに特化した作家さんなのかなと勝手に思っていたのですが、まあ今回もコメディっぽいところは多かったのですが、すごくしんみりさせられる、BLについて考えさせられるお話しでした。

2人の出会いは高校生時代です。
小学校くらいの時に誰もがやったことがある、道路上に引かれた白線だけを選んで歩き、…

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