鳥舟あやさんのレビュー一覧

溺愛凶神さま、土蔵に監禁さるる 小説

鳥舟あや  青藤キイ 

病み気味のエロエロファンタジー

あらすじ:
元地主の家系で、今は困窮の一途を辿る松末家の跡取り・桂衛(受け)。
大学進学の費用を何とかしたくて裏山の祠へ神頼みに出かけると、現れたのは獣のような風体の尽壽(攻め)という男。
彼を土蔵に住まわせ、願いを叶えてもらおうとするが……

タイトルに溺愛とありますが、作中で行われる行為はむしろ陵辱や洗脳に近いような?
ストックホルム症候群、刷り込み等の言葉の方がしっくりくる病み気…

8

溺愛凶神さま、土蔵に監禁さるる 小説

鳥舟あや  青藤キイ 

是非、1度トライを「

この作家さんの3冊目の本ですが1番良かった。今までの本では視点の変更が分かりにくかったり、文体が読みにくかったのがいい方向になってる。物語に萌える部分があるので諦めずに3冊目を買って良かった。ただしプレイがちょっと特殊なのは変わらず。私は気にならずに読める程度に抑えられてる。 当て馬として白蛇様が出てきて家を出ていくけど、救われそうなエピソードが入っているのもいい。スピンオフがでないかな。 タイト…

4

黒屋敷の若様に、迷狐のお嫁入り 小説

鳥舟あや  香坂あきほ 

妖狐と半狐の婚姻譚

大学生の褒名(受け)は、雑誌を見て心惹かれた山奥の地に旅行に来たが、宿泊所への道に迷い、車で通りかかった老婆に案内してもらうことになる。しかし老婆にそのまま奇妙な村へ連れて行かれ、褒名はその村の若様と呼ばれる御槌(攻め)の世話になることに。御槌との同居生活が始まるが、強面で口数も少なく怖い御槌とはなかなか心が通い合わない。そんな折、家に帰りたいと申し出た褒名は座敷牢に監禁され、おまえはこの村で俺の…

4

黒屋敷の若様に、迷狐のお嫁入り 小説

鳥舟あや  香坂あきほ 

タイトルに偽りなし

黒狐×白狐の和風ファンタジー物。自分が半分妖狐だと気付いていない大学生が不思議な村に迷い込み、若様の嫁に選ばれます。若様は最初から迷狐が気になっているくせに、なかなか素直に言葉にしません。そのため嫁になるのを受け入れられず、村の結界から抜け出して大神に襲われます。そのシーンはちょっとグロイです。全体的には甘い感じなのですが、視点がコロコロ変わって読みにくいです。文体も古風な文から現代的にと移り変わ…

8

竜を娶らば 小説

鳥舟あや  逆月酒乱 

いろいろと残念

17年間人間界で人間として生きてきたロクマリアは実は金の竜で、竜国の王アルキヨとは夫婦の関係にあった…
壮大なファンタジーストーリーなんだろうとかなり期待しながら、でもレビューをチラ見して不安に思いながらも読み進めてみたけれど、途中で挫折してしまった。
そして、最後の数ページを読んで終りにしてしまった。

気になったのは、情景描写が雑なこと。
読んでいても頭の中にその情景が浮かんでこない…

11

竜を娶らば 小説

鳥舟あや  逆月酒乱 

汚い

前半で挫折。処分した。
物語が破綻してる、キャラは性格ブレブレ。ゲスくて汚いことをやらせるために作った人形そのもの。ギャグまで入れて意味不明。こういうのは同人で楽しめばいいのでは?不自然にホメちぎった神レビューが付いているし、色々な意味で臭い話。

22

竜を娶らば 小説

鳥舟あや  逆月酒乱 

エロはいいけどグロゲロスカネタはちょつと…

読むタイミングを間違ってしまったかも。 「エログロゲロスカネタ」ということでしたが、大丈夫だろうと簡単な気持ちで読むと後悔します。 途中で読むのをやめて先にこの話がどうなるのか本当に最後の結末を読んでしまいました。 凄い甘い雰囲気になってたので、これなら大丈夫かと思いつつ(でないとこの気持ち悪さから抜け切れなくて)また続きから読むという、こんな読み方は初めてですよ…。 「グロゲロスカネタ」さえなけ…

10

竜を娶らば 小説

鳥舟あや  逆月酒乱 

ボリューム満点!

大好きな異世界トリップ系のBLでページ数も多くとても読み応えのあるものだと思います。
ロクマリアは異世界の神のような存在であるが現代に存在し異世界の事など当然知らない、一方アルキヨはアルキヨの世界にはいもしない金の竜をずっと考えて生きているのに当のロクマリアは当然知らずに生きてその年月すらはてしないくらいに違って、その千年をのアルキヨの苛立ちや復讐心をロクマリアは押し付けられ出逢っても擦れ違いま…

7

竜を娶らば 小説

鳥舟あや  逆月酒乱 

読み終わったところからが本番。新たな視点で読める作品

読み終わった瞬間から、また最初に戻って読み直したい、そう思わせてくれる作品でした。

攻めのアルキヨが不器用で言葉足らずなこともあり、一度目に読んでいる時はロクと同じようにそのままの形で受け取り、その簡潔な物言いに真意を推し量れず、優しくしたり突き放したりされ振り回されましたが、すべて読み終わって、彼の簡潔な言葉の中に含まれていた想い、意味に気付いた時、改めてスタートラインに立った気がしました…

13

竜を娶らば 小説

鳥舟あや  逆月酒乱 

切ない、苦しい、痛い…の三重苦でした

大好きな「ファンタジー」と「花嫁モノ」かと思って、手に取りました。でも、著者さんのコメントで「エログロゲロスカネタが好き」というのを読んで、苦手な設定かも…とイヤな予感がしました。その予感は大当たりで、途中で何度も読み進めるのが辛くなり、途中からはハッピーエンドを見ないと浮上できないと意地になって読んでたら、最後にとんでもない地雷があって泣きたくなりました。私はBLに癒しや楽しさを求めているので、…

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