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7/8(合計:80件)
鳥舟あや 逆月酒乱
maruchan
激しく評価が分かれている作品ですが、良くも悪くも「作者様の書きたいこと」ははっきりしています。ただ、多少の空回り感が否めない。 突飛な設定や汚らしい描写、陰惨な暴力等が作者様の個性なのだとすると、そこは残しつつも矛盾点を解消したり、文体を整えるなどしていけば、もっと読みやすくかつ読み応えのある作品になっていくのではないでしょうか? 現状では「同人誌をほぼそのまま出版したのかな?」と感じてしま…
鳥舟あや アヒル森下
すこし昔の中国っぽい国を舞台にした痛々しいお話でした。 西洋的な美しい容姿を持った奴隷、サディスト傾向のある皇族、宦官…などの要素が散りばめられ、痛々しい陵辱のシーンやかなりエグめの描写もあります。 そういえば、この作者様の文章、普通の三人称の地の文と独り言のようなトーンの一人称の文章がコロコロと主体を変えて出てくるので、時折置いてけぼりを食らったような気分になることがあるのでした……(前…
鳥舟あや 兼守美行
渋茶
ネタバレ
まず、兄ちゃんにベッタリな弟を騙して嫁不足に悩む天狗の島へ連れていき、その中の一人と強引に子作りさせようって実兄の魂胆には冒頭からしてドン引きした。 弟・トヨアキも18歳の割に言動が幼いなと思ったらおバカ受けだし、うわ~、これは趣味に合わないかも、と危惧していたが…。 島内の神社の神主を勤める攻めのミタテが情に厚い性格で、いきなり嫁候補としてあてがわれたトヨアキを邪険にせずに、何かと世話を…
鳥舟あや
変わったお話でした。 主人公である雪風は普通の少年で、目立った落ち度はなかったはずですが、あまりにもひどい目にあいすぎ。いろいろ展開に無理がありすぎるような気もしました。 そして一人称モノローグ的な文章の視点が割とコロコロ変わって、少し読み辛いですね。独りよがりなくらい心情を切々と語っていたかと思うと、急に別の人の視点になったりする所がありました。 雪風くんが酷い目に合わされつつもシ…
鳥舟あや 香坂あきほ
とおるる
山奥の道を、バスを待ちつつてくてく歩いている主人公の前に現れた真っ赤なオープンカー。七十歳近いおばあちゃんがにこっと笑って、バス通りから外れていた主人公を車に乗せてくれる。 そうして連れて行かれた村は、祭りの最中。 でも不思議なことに洋服の者はなく、機械製品や、屋台・夜店につきものの発電機もない。 大きな黒い鳥居の前で、おばあちゃんは言う。「ようこそ信太村へ」 主人公の名前は、信太 褒名(…
の~も
竜というだけで購入したのまずかった。 理解できない私が悪いのでしょうが・・・・厚いだけの作品としかいえない。
Hinana
お好きな方には辛口で申し訳ありませんが、私は苦手でした。 奴隷物大好きなのですが、キャラクターが破綻していて、何がしたいのか全く分からず、混乱しました。 受けはちゃんと人と人を取りなすのが上手なはずなのに、攻めだけに無駄に鷹揚な態度を取っているのも??ですし、人に媚びないと言いながら媚びてる表現も出てきますし、死にたい死にたい言いながら、やっぱりこの人と生きたいとか、思考回路が謎です。 エロ…
Krovopizza
近代中国風の世界を舞台とした作品。 鳥舟あやさん独特の、臭気を放つようなねっとりした性描写が物語の舞台によく合っており、今回はそれほど不快な気持ちにならず読むことが出来ました。 残虐な描写が多いですが、それも近代中国を思わせる激動の時代という設定にリアリティを与えており、効果的だったと思います。 ある奴隷(受け)が城主のイェセカ(攻め)に買われ、シツァという名を与えられるところから始まる…
れいちぇる
久しぶりの挫折。 なんとか最後まで読もうとページを捲るもキャラはブレブレ、言葉遣いもブレブレ、なんか全てがおかしいしチグハグな感じでとても感情移入出来ないし読むのが苦痛になりました。 で、挫折。 難しい言葉遣いや難解な文章でも無いのにここまで読み辛いとは…携帯小説とか同人とかなら分かるのですが、商業でこれはいただけないかと。 出だし、設定から考えるとおかしいんですよ。 世界を救う存在…
アイルーまん
一気によんでしまいました。 凄くよかったです、続いたら絶対買いたいです。