鳥舟あやさんのレビュー一覧

はぐれ稲荷に、大神惣領殿のお嫁入り 小説

鳥舟あや  香坂あきほ 

歌う小説家

 以前から気になっていた作家さんですが、他作品のレビューなどつらつら見るに「読みづらい」「いろいろ残念」の声が目につくこと、エロはともかくグロ方面にあまりぶっ飛ばされてもいまの私じゃとてもついていけそうにないな、といった諸々の理由で手に取るのを少々ためらってました。でも本作は、ボロボロになっても戦う気概を失わない受けと、飄々としてるようでそんな受けのことよく見てて、こまやかにお世話する攻めというあ…

6

つがいは愛の巣へ帰る 小説

鳥舟あや  葛西リカコ 

互いへの愛が深すぎるバカップルです

こちら、殺し屋夫婦です。
互いへの愛が深すぎる、バカップルでございます。

この作家さんですが、設定といい作風といい、かなりアクが強いので好き嫌いが分かれると思うんですよね。描写にもエグい部分がありますし。
私も合う時は萌え転がるし、合わない時は主題すら理解出来ないと言う、振り幅が大きすぎる作風なのです。

が、今回は個人的な好みにどストライク!
受けの事をただただ全力で愛し、彼の幸…

12

はぐれ稲荷に、大神惣領殿のお嫁入り 小説

鳥舟あや  香坂あきほ 

あー!シノオが愛おしすぎてツライ

とても面白かったのにレビュー文がなくてビックリしたので、ちるちるレビュー初心者ですが書かせてもらいます!緊張!

シノオがカッコイイ受けで、ネイエが美人な攻めです。とにかくシノオがオスであろうとする姿が良かった。でもネイエの元でぐずぐずに蕩けてたりするとこもあって、可愛いかった、、、
反対にネイエはチャラい感じなんだけど、時々すごくオッスオスしてて、自分は鼻血でそうに興奮しました!オッスオス…

10

ユキシロ一家の異界の獣たち 小説

鳥舟あや  逆月酒乱 

内容があるような無いような・・・。

こちら、「竜を娶らば」の関連作になります。
知らずに購入してしまいましたが、こちらだけでも大丈夫そうと言えば大丈夫そう。

ただ申し訳ないのですが、びっくりする程萌えませんでした。
この作者さんの別の作品ですが、めちゃくちゃ萌えたんですよね。
今回もその萌えを期待したのですが、なんか色々、ことごとく不発。
この後にきっと萌が!!と最後まで読みましたが、読み終えた後はとてつもない疲労感で…

8

竜を娶らば 小説

鳥舟あや  逆月酒乱 

好きな作品です。

同人も携帯小説も商業誌もなんでも読みます。色々な点からこれは正直評価がわかれるだろうとは思いました。自分の地雷はたくさんあったのですが、この作品に関しては、なぜか最後まで読めました。誰が話しているかわからないということも無く、シリアスなシーンもそうでないシーンも、引っかかることもなく読めました。わたしにとっては大変好きな作品です。

2

シダは雪獅子さまのもの 小説

鳥舟あや  石田惠美 

「我こそは!」と言う猛者は、ぜひチャレンジを!!

こちらの作品、主役2人の関係性がもうすっごく好みでして!!
主人である攻めの事を全身全霊で妄信してる受けに、受けの事を自分の一部みたいに思ってる攻め。この二人が相当拗らせて、モダモダやってるワケです。この主従、最高!!
また、想像がつき辛いかもしれませんが、実は結構な感動作でもあるんですね。しっかり書き込まれた、受けの健気な心情が泣かせてくれる。健気受け、万歳・・・っ!!
と、とても楽しく読…

10

近くの川に身投げした 小説

鳥舟あや 

後味は良いです

受けが死ぬほど酷い目に遭ったり辛い思いをする描写等が大好きなので楽しんで読めました。
が、若干受けがイキり…?でしょうか?そういう雰囲気が漂うところがありそこだけ申し訳ないですがあまり趣味に合わず、「萌」から「中立」に。
後味は大変良いと思います。
若干エグいグロシーンがあるので苦手な方はご注意を。

0

黒屋敷の若様に、迷狐のお嫁入り 小説

鳥舟あや  香坂あきほ 

やはり…

自分の本当の素性を知らない褒名が、迷って連れてこられた信太村。 実はその村出身の狐の母と人間父との子だった褒名。 知らない間に若様の嫁に?! 嫁のつもりで世話してる若様と、旅行感覚で数週間の滞在ののち村を去るつもりの褒名。 お互いコミュニケーションが少ないので事実を伝えてない若様も悪いが、変だと思いながらそれを問いたださない褒名も悪い。 その結果、離れていこうとする褒名は閉じ込められてしまうのです…

1

溺愛凶神さま、土蔵に監禁さるる 小説

鳥舟あや  青藤キイ 

基本構造はいつもと同じ、かな?

ここ最近、続けて鳥舟作品を読んだのですが、多分これだけ違う出版社から出てるのかな? と思い、読んでみました。(他の作品は、作家さんの暴走をそのまま本にしている感じがして、編集担当さんが変われば違うのかもしれないと思っていたので)

結果、こちらは文章的には比較的読みやすくまとまっているように思えました。
ただ、この作家さんらしい描写(グロとか)も控えめになっている気がして、薄まったかなぁ………

3

黒屋敷の若様に、迷狐のお嫁入り 小説

鳥舟あや  香坂あきほ 

痛い汚いは今回は控えめ。

ここのところ、続けて鳥舟作品を読みましたが、これはグロや暴力描写は抑えめですね。
展開的には「竜…」などと同じようなパターンです。登場人物のキャラ設定も含め、作者様の趣味なんだろうなぁ……と。そういう感想が真っ先に出てくることからも、やはり「同人誌的」なんですよね、色々な意味で。

今作、冒頭の導入部分はワクワクできる展開でした。誤解したまま「嫁」になっていく主人公は、ボケすぎだろう?とは思…

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