華藤えれなさんのレビュー一覧

人魚姫の真珠 コミック

北沢きょう  華藤えれな 

歌って 走って 日の光あびながら…(ただいま熱唱中)

特異設定を乞うて ご紹介いただいたところから綱渡り

やっぱり 嬉しい楽しい大好きだけより 自分を疎ましく思ったり 影を落としているものの方が読んでいてしっくりくるような…… でも アホな子も好きだし 静かに深く進むお話も

もぉぉぉお 自分で自分の好みがなんなんだか わッかんねぇよ



人魚にまつわる悲しいお話 数あれど 意外に淡々と読ませにくるお話だったのにはビックリです

0

余命半年の僕と千年の恋人 小説

華藤えれな  氷堂れん 

与えるだけじゃなく、一緒に幸せに。

余命半年っていう題名から、切ないきゅんを想像して手に取りました。


受け様は、病院のリネン室で働くユイ。
他人の傷を癒やすことができる『身代わりの癒しの力』を持つ。

攻め様は、新進気鋭の若手指揮者クライブ。


ユイは切り詰めた生活の中で、給料日にクライブが指揮する演奏を、配信で見るのが唯一の楽しみ。
まさに薄幸と言っていい、傍から見たら不憫なんたけど、本人は十分幸せってい…

0

「余命半年の僕と千年の恋人」コミコミ特典SS小冊子「千年後、未来の二人」 グッズ

これちょっと笑えます

本編は綺麗にまとまってはいましたが、従兄弟同士に生まれ変わっていたクライヴとユイがどうなったのかとても気になっていました。

それがこちらのコミコミさんの小冊子で読めるのですが、クライヴは有名指揮者になってオペラを作るまでになっていました。そしてユイは不世出の天才カウンターテナーとして、その新作オペラで主演なんです。

運命が変わる前にクライヴが願ってユイが夢見た通りの未来に感激しました。…

1

余命半年の僕と千年の恋人 小説

華藤えれな  氷堂れん 

また検索してしまいました

華藤えれな先生の書かれる世界観が好きで、新刊が発売される度に購入しています。
今回はアイルランドが舞台で、またまたそこにいるような風景描写も含めて楽しむことが出来ました。

ユイとクライヴの母親なんですが、どちらもそれぞれ酷いと思いながら読んでいました。
でも最後に救いが残されていて、読後感がとても良かったのは華藤先生のお人柄だと思いました。

ネタバレ無しで読んで欲しいので詳しいこと…

2

義弟の渇望 小説

華藤えれな  サマミヤアカザ 

健気攻め

義兄弟、弟攻め。ビッチ受けです。

看護師だった受けの母親と、大総合病院を経営する攻めの父親が再婚して義兄弟になった二人。受けは連れ子な上、義父の意に沿わない進路を選んだため家族とは疎遠。しかし、理由はそれだけでなく、当時高校生だった義弟と冒した過ちにもあった…。

医師ものなのでお仕事描写もありますが、受けが被虐趣味のビッチなので、職場でヤッたり寝まくったりシモは乱れてます。しかも、珍し…

0

楽園は何処にもない 小説

華藤えれな  実相寺紫子 

マフィアもの

『この聖なる束縛に』のスピンオフ。こちらの方が読みやすい。

アルフィオの義兄、ディオが交通違反で航一に捕まったのが出会い。これまたマフィア絡みで不幸が重なる受けで、なぜかディオに気に入られて情夫(アマンテ)にさせられ、堕ちていく。

ディオがファミリーにあって孤高な存在であること、外科医でもあること、初めこそは無理矢理だったけれども、航一を抱く時に嫌な思いをさせないところが伏線となってい…

1

冥愛の鎖 小説

華藤えれな  高階佑 

男前受け

警察庁公安キャリアとSPのドラマティックラブストーリー。

オープニングの舞台はモロッコのフェズ。諜報員として活動していた攻めは、ターゲットで外国人部隊の傭兵だった受けと接近し、情交を結ぶ。国家のイヌと自虐する冷徹な攻めと、そんな彼に利用されて捨てられた受けが、二年半後に上司部下として再会する。果たして異国で交わした一夜限りの契りはただの戯れだったのか、あるいは…。

贅沢をいうと再会して…

0

イノセント ブラッド 小説

華藤えれな  藤崎寛之丞 

ミルチャが癒し

ヨーロッパを舞台にしたヴァンパイアの時代もの。不憫な受けと復讐に燃える攻めの仇同士が出会う人外ラブ。

ユリウス(受け)がイノセントなの。ヴァンパイアなのに人間の血は摂取せず、それに近い植物を食べて生きている。ペットのミルチャがとっても可愛くて悶えてしまう…。齧歯類で、ウサギっぽい動物みたいなんだけど、好物がチョコレートなの。

初期の頃から作者様のイノセント受けと動物描写にくすぐられてき…

0

余命半年の僕と千年の恋人 小説

華藤えれな  氷堂れん 

運命改変ラブストーリー

クロスノベルスさん刊行の新作。タイトル買いです。電子版が配信されましたが紙版で購入しました。クロスノベルスは製本その他お金かけてくれている資金潤沢なイメージ笑

今回は輪廻転生もののようですが、パラレルワールド的な感覚で拝読しました。もともとがシリアスでドラマチックな作風なので、テーマの重さを回避すべく腐心されたのかな?という印象もアリ。読みやすいけれど、全体的に駆け足気味でもうちょっと粘って…

4

余命半年の僕と千年の恋人 小説

華藤えれな  氷堂れん 

ハピエンのタイムスリップ・アレンジ版

ネタバレしか書けない、ご注意ください。

過去に移動するタイムワープのお約束は、「歴史を変えない事」・・が今までの定番
でも、あの「アシガール」のように、
この物語は、クライブ王子様大好きのユイや、ユイを愛するクライヴ王子が、
未来の記憶を過去の自分にシンクロして、二人で歴史を変えてしまう

前世を覚えて再生したユイとクライヴ。
千年後に生まれ変わっても、二人は過去と同じ名前。そし…

7
PAGE TOP