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華藤えれな 緒田涼歌
サガン。
ネタバレ
あらすじに惹かれて読んでみたのですが………。 うーん、ドラマティック☆ ロマンティックというか。 そういうのが好きな人にはいいんでしょうけど、自分があらすじから想像していたものとは違っていて。 リスボンを訪れた叶多は、ある日酒場で出会ったマフィアのレイナルドにファドを歌えるようにと無理矢理抱かれて。 その悔しさを復讐心に変えてリスボンで彼と対峙する日を待ちながら過ごす。 そして、再…
華藤えれな Ciel
marun
アラブが舞台で王位継承を巡ってのクーデターを背景ににした 切なくも強い思いが感じられるストーリーでした。 攻め様である王子は17才の時はから国を裏切るものだと 濡れ衣を着せられ何度も命を狙われ、今は王宮の使われなくなった ハレムに閉じ込められている日々を送っている。 受け様はヴァイオリニストとして活躍の場を広げようと日々努力を していたが、亡き両親譲りの美貌が、逆に受け様のヴァイオリニ…
本編後の茨の道を歩む二人の日常のお話です。 相変わらず二人で闘牛の興業地を車で回ってる時の出来事で 受け様に独占欲を匂わせる物騒な軽口をたたきながらも それなりに幸せなんだろうと感じさせる内容です。 そして同じ闘牛士であるロサリオが闘牛後にインタビューで 応えた「醜い牛と戦うくらいなら闘牛場で裸踊りしたほがマ…
華藤えれな 朝南かつみ
魂の底から惹かれあう二人、でもその二人が共に或ることで 互いを呪縛しているかのような狂気にも似た執着が不幸を連鎖的に 呼び込んでしまう。 互いを思い合うゆえの行為が互いを不幸にしてしまうお話で 離れなければ安寧の道が見えないという悲しく苦しい愛の形です。 良く当たると言う占い師に幼い時に不吉な未来を示された二人 攻め様にとって受け様は死神、受け様にとっての攻め様は悪霊 神に祝福さ…
みんく
ジプシーと貴族の身分違いの恋。 お互いにどんな自己犠牲も厭わない、貫き通す二人の恋心。お互いを大切に想うが故に擦れ違い、不吉な予言に翻弄されてゆく。 想い人の貴族アベルと対等の立場を手に入れ、二人で一緒にいる…ただそれだけの為にサタナスは闘牛士を目指し、アベルは彼を闘牛士にするため没落し爵位を奪われてしまう。アベルは身を投げ出してでも援助し続ける。そんな中でサタナスは刑務所に収容され…
リスボンで迎える4年目のクリスマス・イブに恩師の願いで 1曲だけ教会でミサ曲を歌い過ごした受け様ですが 攻め様が仕事で帰国がイブに間に合わないと知り寂しさが 湧いてくる受け様ですがそんな我侭をいって攻め様を困らせては いけないとあくまで己に厳しい受け様。 そして恩師が恋人と二人で過ごすと言うので受け様は一人 住まいへ帰ろうとした時に攻め様が薔薇の花束を抱えて目の前に さすがラテン系の…
本編で受け様を騙して破滅の道への案内をしたブルーノ 初めから餌にする為だけに受け様に近寄って筋書通りに 事を運んだブルーノですが結局捕まり刑務所へ。 そしてかつての署内での上司だった男に差し入れのタバコを 貰い、何気なく受け様のその後を尋ねるブルーノ その男は受け様がブルーノの銃弾に打たれ死んだと・・・ そして密かにショックを受けるブルーノ。 そして男に受け様を地獄に落として殺したの…
華藤えれな 梨とりこ
華藤さんのアラブものです。 というとちょっと違うかな? アラブはアラブだけど、王道アラブなノリではなく。 むしろ、幼馴染みの再会モノ、身分違い、擦れ違い的な。 その昔、中東の産油国アムランで、兄弟のように育てられた王子イドリスと惺。 しかし、ある陰謀によってイドリスに怪我を負わせることとなった惺は国外追放となった。 それから、8年。 淡い想いを抱き続けたイドリスから護衛を命じられ…
ポルトガルのリスボンを背景に民族歌謡のファドの呪いを かけられたようにささやかな幸せと安定を望んでいた受け様が 恋を覚え愛の為にその身を奈落の底まで落としても諦めることなく 穢れなき魂のように愛する者を守る為に自ら破滅の道へ・・・ ただの音大生で亡き母の思い出の地を訪れただけの受け様が マフィアの攻め様にファド歌手になれと見初められ、拒絶するが 理不尽にも無理やり凌辱され、まるで運…
華藤えれな 北沢きょう
伯爵家の長男として生まれたのにも係らず命を狙われた事から 7歳から修道院に預けられた受け様。 間もなく修道士になると言う時期に異母弟が亡くなった為に 受け様が後継者として伯爵になることに。 そしていつも金髪の少年を夢に見る受け様はそれが誰なのか 判らなくて・・・7歳から預けられているのですが それ以前の記憶が受け様無いのです。そんなもんですかね? 何かトラウマでもあって記憶を無くした…