華藤えれなさんのレビュー一覧

恋愛派閥 小説

華藤えれな  佐々木久美子 

笑った!

華藤さん、政治モノもいけるのですね!
華藤さんといえば京都を舞台にした純和風の伝統文化を扱った作品や、色んな意味で熱い海外モノ作品(ラテンとか闘牛とかマフィアとか)、はたまた身も凍えるような北欧モノ作品という印象でしたが、今回は政治。

政治を扱った作品て数多く存在していますが、さすがは華藤さんの作品でした!
新しい方向から攻めているというのでしょうか、いろんな意味で面白かったです。

7

眠れる森 小説

華藤えれな  いさき李果 

炸裂・健気受け!

こういった作品大好きで、どうレビューしようか迷っているうちに時が過ぎてしまいました。

受けの真汐が本当に健気、健気で、でも芯はしっかり通っているいい子なんです!
知識が失われてしまい、無くなった知識を教えてくれる人もいない中で、辛く孤独な環境で寒いし常に空腹だしお金も無いし、それが当たり前なこととして現実にあるので疑問にも思わないのです。
ただ生きていくためにその状況を受け入れていく。

7

裸のマタドール 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

闘牛の世界へトリップ

シリーズと言っても差し支えが内容に感じる闘牛を舞台にした3作目、
今までの2作と今回も単独で読んでも面白いのですが、3冊合わせて読むと更に
面白さが限りなく膨らみ壮大なイメージになります。
生と死、光と影、苛烈すぎる愛の深さを感じさせるのがこの作品を含めた3作品。
今回の作品では前作2作のキャラも出ていて、スピンオフな感じもありとても面白い。

普通のラブものとは一線を画しているけれど…

19

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ラブラブすぎて胸熱

闘牛を終えた理央の身体を洗いながら、存分に愛でるレジェス視点のお話。

本編が好きで、レジェスのことをもっと知りたい方は
入手して損なしのペーパーだと思います☆
とにかく理央への愛にあふれていて、
あのとき実は…みたいなこぼれ話も色々あり
ペーパーでなく本編に入れてほしかったくらいの濃密さでしたv

一番気になっていた、
記憶を失っていたときのレジェスの性格、胸の内。
自分のせ…

4

裸のマタドール 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

死と生への情熱

臨場感あふれる闘牛シーン、闘牛士たちの死生観、愛などを通して
長生きすること、穏やかに愛することでは
手に入らない独特の幸福、愛の形が描かれたような作品でした。
闘牛に限らず、刹那に生きる人、一芸に殉ずる人には
なかなか真似できない分抗いがたい魅力を感じてしまいます。

記憶喪失モノとしては
記憶を失い別人となった相手を愛せるか?という普遍的なテーマですが
葛藤する理由を、彼らのア…

11

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明らかになるレジェスの激しい愛

本編後のお話になりますが、レジェス視点です。
これを読むと、どれだけレジェスが理央を愛しているかその執着の度合いがヒシヒシと伝わってきて思わず身もだえしちゃいます☆
書き出しの「こんなにもむかつくやつはいない。」
記憶を失う前も失っていた時も記憶がよみがえった後も。
それは理央にたいするむかつきじゃなくて、彼への想いの深さへの自分に対するむかつきでもあるのでした。

闘牛後の理央の衣装…

9

裸のマタドール 小説

華藤えれな  葛西リカコ 

命の闘牛

華藤さんのマタドールシリーズ。
生と死に立ち向かう闘牛という世界に身を置く男たちの抱える愛の形とその世界。
また今回も、その世界にどっぷりとつかりました。
時間軸が同じなので『神に弄ばれた恋』『愛のマタドール』の主人公達や登場人物がリンクしますが、まったく単発でもOKになっています。
この本には作者さんの好きと萌えが詰まっていて、大げさな表現かもしれないのですが自分がその世界にいるような作…

19

冥愛の鎖 小説

華藤えれな  高階佑 

天人花が香ってくるようでした。

やっぱり華藤さんの作品は腰を据えて「よし、読むぞ!」と気合いを入れて読むべきだと改めて認識させられました。
それほどまでに過去と現在の入り組んだ設定、公安だ、SPだ、警察庁だ、警視庁だと華藤さんの作り出す世界観を頭に入れ、主要登場人物のその時の心の動きを追うという作業をするには、絶対斜め読みでは話が頭に入ってこなかったのです。
なのでこの本、買ってからしばらく漬物状態でしたが、やっと今回読み終…

5

蜜約捜査 小説

華藤えれな  周防佑未 

推理と切ない恋と

意外に面白かったな!って感想なのですが、この作品はネタバレしちゃうと
きっと面白さがかなり激減してしまう恐れがあるような気がします。

鑑識課警察犬係で働く受け様は、亡き父親も警官で、兄も同じく警官なのですが、
その兄がマフィアがらみの犯罪に巻き込まれ、5年もの間、生死の境をさまよってる
寝たきりで目を覚まさない状態が続いている。
受け様は兄をそんな姿にした犯人を捜す為に自分も警官にな…

2

蜜約捜査 小説

華藤えれな  周防佑未 

ネタばらし厳禁

この本は色々言及しづらいです(汗)
なんといっても、攻めの素性に言及してしまうとウッカリ大きなネタバレになってしまうから。
さて、何から伝えよう?

警視庁鑑識課で警察犬を扱う仕事をしている主人公・里津には5年前中国マフィア絡みで重傷を負い植物状態になっている元刑事の兄がいます。
里津の願いはこの兄をこんな目にあわせた犯人を検挙すること。
追跡調査や危険物探知、麻薬捜査など、あらゆる面…

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