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名嘉あいか yoco
碧雲
ネタバレ
yoco先生の挿絵。過去の自分達を見つめる今の薫。 絵師買いした本、初読み作家。この著者の唯一の商業本。 タイトルがなじみない語句、 あとがきに、エティカはラテン語のEthica。 この物語では、単純に「倫理」という意味で使用したと、ありました。 「薫の抑圧した想い、倫理の葛藤」を封じ込めた手紙、という意味。 倫理の葛藤から逃げた者が10年ぶりに最愛の人と再会する物語 粗筋の…
碧暗い水
全編受け視点です。幼馴染の同級生。 表紙絵は高校生の頃と現在とが自然に織り込まれていて、ラテン的な色彩です。 田舎の保守的な家族、性的マイノリティへの偏見、カミングアウト、この三つが避けられない環境下をベースに生きてきたお話です。 二人とも、高校生にして簡単ではない決意をします。受けはその苦い決断をなかったことにして、自分の道を切り拓きなんともなかったように生活する。だからなのか、静かな流れ…