高嶋しのさんのレビュー一覧

夏のあらし水星経由 コミック

高嶋しの 

ストーリーテラー不在の曖昧さ

うーむ…。
このつかみどころのない感じは何なんだろう?と思ったら、全編モノローグなし、すべて台詞で物語が進行していたからでした。
思考の吹き出しがたまに出てくるものの、ごくたまに。
主人公はいる。
主人公に絡んでくる人たちもいる。
だけど目指すストーリーラインが見えない。
そんな作品でした。

【花のたより金星経由】
バイトをクビになったことを家族に言えず、公園のベンチで途方に暮…

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夏のあらし水星経由 コミック

高嶋しの 

ややふんわりな

二組のカップルが出てくる、一軒家を舞台にしたお話です。
がつがつしたラブストーリーではなく、かなり緩めでふわふわした作品でした。

しっかりしたストーリーはあまり無い感じでしたので、気楽に重くないお話を読みたい時にいいかもしれません。
しかし、ストーリーはなんだか説明し辛い感じですね;
もう少し起承転結があれば個人的にはよかったと思います・・・。ただ、こういう起承転結は少なめでふわふわし…

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夏のあらし水星経由 コミック

高嶋しの 

表紙からは想像できないギャグ要素満載!

■感想
本書には「花のたより金星経由」「夏のあらし水星経由」の2作品が収録されています。
主人公の赤星 千尋(あかほし ちひろ)が作家先生の毬川 澄(まりかわ とおる)に声を掛けられる所から物語は始まります。
ところがどっこい、ストーリー展開は掴みどころのないシュールなギャグストーリーの嵐!
と思ったら、ギャグパートの伏線を颯爽と回収していく後半戦が待ち構えていたり…!
作画や表情の描写…

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夏のあらし水星経由 コミック

高嶋しの 

3カップルの恋のお話

表題作+関連作と、短編一つが収録されています。裏表紙に「巡り巡ってまわる恋」とあるように、表題作のカップルの、再会から恋が動き出した様子にキュンとなりました。

高校生の時に接点の無かった千尋と二井宮は、家庭科の居残りが縁で仲良くなります。エプロンを作るのを千尋に手伝ってもらった二井宮は、お礼に水族館に誘います。チケットを渡して約束していたのですが、二井宮の突然の転校で約束が果たされることはな…

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