花川戸菖蒲さんのレビュー一覧

明日、恋する祈り 小説

花川戸菖蒲  みずかねりょう 

ある意味ものすごいギャップ…

どうしてもみずかねさんの表紙に
ふらーっと引き寄せられてしまう最近の私ですw
極度の人見知りな美しい青年が
優しく愛される姿にも興味を持ったので
手にとらせていただきました。
帯の“僕は正真正銘のヘンタイだ──‼”も、
どれほどのヘンタイさんなのか、とww

読み始めてすぐに全く変態ではない事にまずびっくりしました!
ネカマくらいで正真正銘のヘンタイなんて言ったら
世の中の8割…

7

ずっと、愛してた嘘 小説

花川戸菖蒲  皇ソラ 

いつもと違う⁉

花川戸さんのお話には設定がちがっても一貫したほのぼのした所があり安心して読めます。
BL= ファンタジーで夢のあるお話といったところでしょうか。
でも今回はちょっとテイストが違っていて私はそこが面白いと思いました。
攻はかなり問題ありなので置いておいて、受けが復讐に燃えたり監禁に近い状況になったりでなかなか刺激的です。
でも最後はいい意味で花川戸作品になっていて、リアリティーには欠けるけど…

2

眠り姫からキスを 小説

花川戸菖蒲  角田緑 

感情の起伏に乏しい受け

お話としては楽しめた作品でした。けど萌えたかというとちょっと違うかなぁという感じ。一之瀬というキャラクターがとても個性的なので、このキャラを受け入れられるかどうかで評価が分かれる作品じゃないかと。

営業マン栖原が、一目ぼれした図書館の司書・一之瀬に猛アタックして次第に打ち解けていく…というお話です。一之瀬も栖原を拒むことなく関係が進展していく…ように見えて中盤で大きな壁が立ち塞がります。

1

年上マスターを落とすためのいくつかのマナー 小説

花川戸菖蒲  山田シロ 

待鳥さんの名字がお気に入りです。

新刊チェックの時は特典が無かったので、古本で購入しようと
思っていましたが、いつもの書店で特典つきフェアがあり、
その機会に新本で購入しました。


読む前は、年上のマスターを手に入れるために、幾つかのマナーに則って
紳士的に行動してモノにしていくのかな?と想像していたのですが、
実際はマナーなど無く、少々強引かなと感じる程度に攻めが受けに
精神的に攻め込んでいました。
しかし、…

1

ずっと、愛してた嘘 小説

花川戸菖蒲  皇ソラ 

この攻めはどうなんだ……私的にはアリですが。

地雷が多い作品ですので、万人向けではないですね。
いろいろとダメな所もありながら、病んでる攻めや執着スキーにはたまらん所もあって、私は楽しめました。

攻め(叡一)は受け(悠人)が好きで好きでしょうがないって所もツボです。
私は、攻めが受けを愛しているのがはっきりしていれば、ある程度の酷い仕打ちは美味しく頂けるのですが、いくつか、これは苦手な人は無理かも?という所があったので、以下に当ては…

3

ずっと、愛してた嘘 小説

花川戸菖蒲  皇ソラ 

ただただ、不愉快。

花川戸さんだから~と気軽に読んでしまい、大変後悔した作品です。

とにかく不快。最初から最後まで、ただひたすらに気分の悪い作品でした。
キャラクターもストーリーも何から何まで好みじゃない。

もともと、個人的に病んでる執着が大ッッッキライなので、まずこの叡一(攻)がダメでした。
そして、悠人(受)もいいところが見つけられません。

さらに、どんな理由があれど(まあ、大抵は『好きだか…

5

きみは可愛い王子様 若旦那の恋のお作法 小説

花川戸菖蒲  一夜人見 

天然で腹黒な王子さま

老舗質屋の息子・怜一(受け・24歳)は両親を事故で亡くし
急遽若旦那として店を継ぐことに。

おっとりしたお坊っちゃんだが
身内以外にはドライで意外と腹黒い怜一。

親戚たちが、大番頭で兄代わりのまどか(攻め・31歳)を
追い出そうとしていることを知ると
まどかを守るため、
持ち前のおっとり腹黒キャラと霊感体質を生かして
周囲の大人たちを出し抜いていきます。


天然に見…

1

ずっと、愛してた嘘 小説

花川戸菖蒲  皇ソラ 

攻めを殴りたい←

「お前はアホかぁぁぁぁぁっ(っ・д・)三⊃)゚3゚)'∴:. ガッ!!」と、その辺にある固いもので叡一の頭を殴っても良いですか?←
あの態度で気付けというのは無茶だったよ(;´Д`)
ってか叡一よ…「困ったことがあったら頼ってほしい」と、言ったあんたはどこへ?(゚д゚;≡;゚Д゚)?
立場がね…本当に二転三転していきます。
高校時代が若気の至りだったとしても…頼ってこられた時に…

2

竜神の花嫁は蜜戯の褥で乱されて 小説

花川戸菖蒲  山田シロ 

のどかなばかりじゃないお山さま世界の生活

前作「幾億万の年の差も」で消化不良だったお山さまの世界のことや、祥が自然のものと会話できる様子については楽しむ事ができた。

神さまの世界では世間知らずのお大事さま・祥に対してあれこれ教えるお山さまが頼もしく見えて微笑ましい。
祥もすっかり素を出せるようになって普通の男の子っぽくなっちゃったし、何だかお嫁さんとしても逞しくなってきたけれど(笑)。

このまま続編も楽しめるかと思ったが、新…

0

幾億万の歳の差も 小説

花川戸菖蒲  山田シロ 

お山さん、お大事さんって言葉の響きがいいな

お山の神様・深山が、自然の中のものと会話ができる祥との出会いを長年待っていて、彼を見初めた結果お大事さん(お嫁さん)としてお山の世界へ連れていく話。

話の中盤で大祭りのエピソードもその後の展開に合っていてすんなり読めたし、全体に甘々な一冊。

深山は祥を自分の世界へ引き込んでからは無理やり抱いたりってのもあるものの、単なる俺様なだけではなくて祥を幸せにしたいって気持ちもしっかりしているし…

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