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尾上与一 央川みはら
薄雲
ネタバレ
奇跡の泉シリーズ第二弾。 同時発売で先に金の方を読んだんですが、そっちはいまいち響かなかった。 表紙の感じからして銀であるこっちの方が絶対に自分好みだろうなぁとは思ってたんですが、直感は正しい! 好み過ぎて倒れそうな話になってました。 こちらは前作の受であるヨシュカのお兄ちゃん、マティアスのお話です。 世界観は前作で頭に入っているので、導入部分からすんなりと入ることができました。 …
※辛口注意※ 待望の尾上さん新シリーズ。 鮮烈な印象を残してくれたデビュー作から1945シリーズまで、とにかくいつもあっと驚かせてくれるような、とても個性的な話を生み出し続けてくださっている作家さん。 大好きで大好きで、今回の作品ももう心待ちにしていたんですが、残念ながら今作は私の心には響きませんでした。 設定は嫌いじゃないんです。 ファンタジーも中世ヨーロッパの騎士風も、鎧兜の…
甘食
しばらくちるちるランキング上位の作品だったので銀の方とまとめて購入。中世ヨーロッパの騎士みたいな世界観のファンタジーに魔法要素も詰め込んだ話です。 なのでRPGの名作、ドラ◯エの雰囲気もあります。耽美なBLドラ◯エ。勇者が姫と結ばれるエンディングでなく騎士同士で結ばれる…そんなゲームやってみたいわ!勇者が出てくるのは下巻の銀の方ですが、美しいけど強くて凛々しい受けの方が好みなので私はこの金の…
まりぽん812
小冊子は二段組で7ページ。文字のサイズが小さいので、文庫なら20ページくらいでしょうか。とても豪華な特典です。 イグナーツとヨシュカがアヴァロンの東にやってきて三度目の夏。 田舎暮らしにすっかり慣れたものの、都会の文化に触れることのない寂しさも感じていたある日。シェーンハイトの隣国から来たという派手な衣装の吟遊詩人がやってきて、一曲披露したいとしつこく縋ります。 歌は下手で、わけの分から…
体は弱いけれど類まれなる司祭の才能に恵まれたマティアス。 マティアスとの運命的な出会いにより、たくましく実直な騎士となったレーヴェ。 二人が教会の禁忌と魔女の策略を乗り越え結ばれ、やがて世界を救っていく壮大でロマンティックな物語。 リアル感のあるBLが好きで、これまでファンタジーはほとんど読まなかったのですが、本作品にはすごく入り込みました。熱く伝わってくるものがあるのです。 一番心に…
銀次郎
銀を先に読みまして、金は表紙からして雰囲気が不穏なので読むのをためらっておりました。 ただ、銀を読むとどうしても金のCPが気になって仕方なくて思い切って読みました。 結果、読んで正解でした。というか金銀合わせて読むべきです。 ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー 攻めのイグナーツはヨシュカを溺愛しています。彼の目を通したヨシュカの姿はとても美しく、もちろんヨシュカそのものが美…
marilyn
帯にある「おかえり、わたしの騎士」 この言葉にキュンっときたら読んで下さい! 作者さん曰く執筆順の「アヴァロンの東」から読む方がいいですが、私の読後感としては、もしも苦手描写や不安要素を感じてる方はこちらの「ルドヴィカの騎士」から読むと入りやすいかもです。 同じ出来事をそれぞれの視点で語っているのですが、こちらの方がマイルドなので。 ただ、金銀は対になってるので、どちらも読むことで両視…
金銀併せての評価です。 待望の尾上与一先生の新作です。 初のファンタジー、舞台も中世ヨーロッパ風でそのあたりが好きな人にも刺さるかと。 1945シリーズで、藤十郎&伊魚の彗星ペア好きなら読んで正解です! 奇跡の泉シリーズで2冊同時発売ですが、執筆順の金→銀で読むのが良いそうです。 言わずもがなですが、とにかく世界観がしっかりしてるので一気に惹きこまれました。 個…
表紙の雰囲気とあらすじから、こちらの方が好みかなと思い購入しました。 どんぴしゃに好みだったんですが、それだけでなくとても楽しく読み進めることができ、最後まで一気にページをめくりました。 ファンタジー+中世風なところがたまりません。 ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー 攻めのレオンハルトはとても真面目で、その心意気はまさに献身。身分なんて瑣末な事だと感じさせてくれます。とて…
尾上さんの作品もファンタジー作品も初めてでした。 シェーンハイト王国の美しい風景、手に汗握る合戦シーン、引き裂かれた恋人たちの束の間の甘い交わり。ファンタジーならではのエピソードにドキドキしました。 中でも私の心に一番響き、これが物語の主題ではと感じたのが、魔女と対峙したときのヨシュカの「愛を信じる」という言葉でした。 イグナーツの愛を信じ、自分のイグナーツへの愛を信じる。例え全てを…