火崎勇さんのレビュー一覧

寡黙に愛して 小説

火崎勇  北畠あけ乃 

初読の火崎先生に辛口で。

“中立”です。

お名前以外知らない作家さん・初読作品なので、まず外装に目がいきますよね。
そこでこの作品を読むかどうか決めるので重要な点なのですが・・

○タイトル「寡黙に愛して」
(口が重いキャラに悶々とするのかな?)ここはスルー。

○表紙絵「怜悧なメガネときっちりスーツのうつむき美青年(金持ちそう)と、その男を横目に微笑む利発そうな高校生位?」
(年の差+育った場所が違う…

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Doubt -ダウト- 小説

火崎勇  氷栗優 

説教くさかった

オカマというか同性愛について、ものすごく単純でありがちな偏見を持っている主人公(受け)。
就職で、オカマ言葉を話す上司(攻め)と一緒に仕事しなきゃいけなくなる。
でまあ、色々あって受けは攻めに恋して、最終的には偏見がなくなってめでたしめでたし。

この小説を通して主張したいことは分かるんですが、フーンて感じでした。
全体的に説教くさかったです。どっかで聞いたような理屈ばかり。
それを「エピソード」…

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カラッポの卵 小説

火崎勇  明森びびか 

本当の気持ち。

 静かで、優しい話だったと思います。

 高校時代憧れていた人が、同僚として異動してきた……
 でも、その同僚は当時が別人のようにサボり魔になってしまっていて。
 理由を尋ねると、「俺には俺の役目があるから」と。

 どうやら、石動にはそうせざるを得ない理由があるようで……

 というような話。



<ここから先、ややネタバレ含みます>

 石動がサボっていたのは「他…

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リンクス mini Vol.9 グッズ

ラブコメが気になる?

小説リンクス6月号の応募者全員サービスの小冊子。

「それぞれの願い」水壬楓子
「バロックの裔~偽りの花~」のお話。
椿がなんだかかわいいんだけど色っぽいです。
絵もないしそれほど詳細な描写がされているわけでもないのになんだか色っぽさを感じてしまいました。
きっとお風呂が出来たら、そこでもまたいろいろと可愛がられるのでしょうね。
椿は自分の気持ちに素直だ。
もちろん、真神が自分の欲…

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ブルーブラッド 小説

火崎勇  佐々木久美子 

誇りを形づくるモノ

今回は大学でデザイン工学部を教える教授と
攻様の為に日本留学するアラブの第七王子のお話です。

受様視点で二人の出会いからまとまるまでの本編と、
攻様視点での本編経緯と後日談を収録。

受様はアラブの小国に王の第七王子、
正妃の母には三番目の男子として生まれ
王の子として誇り高く育ちますが、

長じると順位の低さゆえに
戸惑いと不満を覚えるようになります。

しかし聡明…

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Easyな微熱 小説

火崎勇  金ひかる 

つまんなかった

つまんなかったです。
ストーリーはショボいしヒネリがないし、全体的に浅いなぁと思いました。
色覚障害とか自殺とか弓道とか、いろいろと「バラエティがあるっぽい」工夫がなされてますが、すべてがテンプレ通りで、取って付けたようでした。
自殺ネタを扱うならもうちょい切迫感が欲しいし。
メンヘラみたいな攻めを描くなら、もうちょい深みのある魅力的な人物描写をして欲しい。
あと恋愛は、ぐるぐるした屁理屈をモノロ…

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秘書喫茶 -ビジネスタイム- 小説

火崎勇  いさき李果 

秘書喫茶の値段に驚愕!

本当に秘書喫茶というのがあったら、何だかちょっと風俗かと思っちゃいますよねww
それだけ「秘書」って執事と違って言葉自体がちょっと淫猥な響きを持ち(AVの影響?)、社長の奥さんみたいな存在でもあるのですが。
ここに出てくる秘書は、とんでもなく優秀です!
あなたが社長になったほうがいいんじゃないですか?っていうくらいに優秀でした。
そんな出張秘書を雇うには特別会員になって契約料金が何と一千万…

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アブナイ眠り姫 小説

火崎勇  嶋津裕 

寝具メーカーリーマン物

上司×部下です。
ともかく眠るの大好きで、眠り好きを理由に寝具メーカーに就職した甘利[受]とその課長でいつも遅刻と居眠りが多い甘利に厳しい高尾[攻]。
その高尾課長が甘利のアパートの1階に引っ越してきてご近所さんに。
会社で見せる厳しさと、私生活での気さくで軽口やエロい冗談も言ったりもする高尾のギャップに驚きつつも朝起こしてもらい会社に一緒に送ってもらったりする内に、次第に甘利は高尾に無意識…

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甘えてください 小説

火崎勇  小路龍流 

やっぱりお祓いしたほうがいいと思うよw

いつもの淡々した文章と展開なのに、何故か面白い♪
クールで美人のはずの受けちゃんが、意外にも!なそのギャップがあるのと、トラブルを招きやすいその体質(家系?)、そして面倒見のよいポジティブで男前な攻め様との組み合わせ。
コメディをこんなに淡々と展開されちゃうと、火崎さんも人が悪いな~と苦笑モノですww
ま、そこがこの作家さんのいいところでもあるんでしょうね。

デキる営業マンの鳥海は男も…

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ケダモノのティータイム 小説

火崎勇  依田沙江美 

餌付け~

タイトルはティータイムとなってますがお茶は飲んでません。
お菓子です、お菓子。しかもむさぼり食います。

イライラでケダモノ化した和田[攻]を藤代[受]がこっそりお菓子を運んでは餌付けしていこうと頑張る話。
何のこっちゃって感じですが、つまり会社の花形部署開発企画課の和田は普段は頼りがいのあるデキる男なんですが、睡眠不足や疲労がたまると凶暴になり灰皿投げまくったりしてキレまくるケダモノにな…

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