火崎勇さんのレビュー一覧

秘書喫茶 -ビジネスタイム- 小説

火崎勇  いさき李果 

極められた秘書業

今回は会員制の私設秘書紹介所に属する秘書と
派閥争い激化中の会社を継いだ新人社長のお話です。

受様視点で父の急死で継いだ会社を
受様が軌道に乗せようと奮闘する本編と
攻様視点からみた本編事情の短編を収録。

受様は系列会社も持つ
大手商社社長の一人息子ですが
父の友人の会社で修業をしていました。

しかしその父が急逝、
父の後釜を狙う専務(受様の父の従兄弟)は
無能な…

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甘い言葉 グッズ

タイトル通りのお話です

好きで、好きで、好きで。
分かれても尚好きで。

という、天国の切ない心の声から物語りは始まります。
2人で暮らして一ヶ月。
梶から一言でいいから「好き」と言ってほしい・・・。
そんな恋人同士のような関係を持ちたいと思っていたある日。
梶が会社から帰宅したとたん、思わぬ告白が!!!
高校生最後の日のあの辛かった別れの日。
離れたくないと思っていたのは天国だけではなかった!!
そ…

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ただ一人の男(4) 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

ついに

完結編です。
あー、なんかシリアスで難しかったなぁという印象です。
主人公がメンタル的に問題があって、今回はその根本的問題を突き詰めるに至るのですが、そのメンタル的な問題のつかみがちょっと複雑だった。
これまでの3冊もその傾向はありましたけど・・・。

ストーリーは、如月の両親を殺害した犯人が捕まり、弁護士から連絡を受けた如月と尾崎はその公判に出席する。
はじめは何も感じなかった如月だ…

1

最悪にして最高の抱擁 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

4年を経て・・・

この物語は設定が好きでした。
まだ本当の恋愛を知らなかった頃、バイト先で門倉と知り合い言い寄られ、初めて同姓と付き合った華原。
金持ちでハンサムな門倉には自分以外にも付き合っている相手がいると知りながらも、「華原は特別だ」と言う門倉を信じていた。
だが自分も門倉にとっては他の相手と同じだと思って分かれた華原は、人を信じることが出来ず、真剣な恋愛は出来なくなっていた。
それが偶然門倉と再会し…

4

ただ一人の男(3) 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

また苦労してますね・・・

シリーズ3冊目です。
ここでも尾崎のヤクザ時代のしがらみが主人公たちに多大な影響を及ぼしています。
前作でもそうでしたが、尾崎を狙う輩がゆさぶりをかけてくるのは、尾崎の恋人、如月。
もう、受け様、大変です・・・。
いつもターゲットにされて、気が抜けません。可愛そう・・・。
でも、まあ、それを守る攻め様がいるからいいんですけども。
それで攻め様が一層カッコよく見えるんでしょうし。
心が…

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ただ一人の男(2) 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

意外にかわいい尾崎

前作で結ばれて、今は同居している主人公カップルですが、尾崎が如月の気持ちを疑うというか、如月が自分を好きなのは、自分が如月にとって唯一の「死からよみがえった男」だからなんじゃないかと思うところから、二人の関係がギクシャクします。
尾崎は、如月が「心が壊れているから嫉妬もしないし、強姦されても平気だ」みたいなことを言ったことを気にしているわけですね。
だから、如月が色んな人と知り合い、その中で自…

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ただ一人の男 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

優しいヤクザ、好きです

攻めはもう3年前に組を解散したんですが、カタギになった今でも昔のしがらみをかかえる男。
そんな男が子供の頃からのトラウマをかかえる受けを暖かく見守る物語です。
受けは人を「もの」としか見ていないので、愛情とか友情という感情が少し欠けている所があり、攻めもそれを知っています。
それがある事件がきっかけで、受けの攻めを見る目に変化が訪れます。
それからがとても切なかったですね。
しかもとても…

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ターン・オーバー・ターン 発売記念書き下ろしペーパー グッズ

キュンキュンしたー!!

恋人になってからの二人の様子なんですが、何だー!この甘さは。
火崎作品にして初めてこんな滅茶苦茶キュンキュンくる話を読んだ@@
すごく、すごくいいな~って思えるお話なんです。
まあ、よくあるといえばそうなんだけど。
それはどうしてかっていうと、花川がとても堅実で贅沢をしない人だからこそのキュン萌えなんですよ。
それと千原のオヤジ具合www

千原がヘビースモーカーだから家に来た時用に…

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ターン・オーバー・ターン 小説

火崎勇  麻生海 

火崎さんて、本当スゴイと思う

本編とは関係ないんですが、火崎さんて個人ですか?
毎月毎月必ずというほど、どこかから新刊が出ていて多いと複数新刊が出る時もある。
一人の作家さんでこんなにハイペースで商業本が出る作家さんて稀だと思うんです!
だから思わず「火崎勇」っていう名前のユニットなんじゃないか?って思わず疑ったこともありました(汗、、)
そんなに熱い盛り上がりは滅多に見せないものの、淡々とした表現が特徴で、ある一定の…

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ペーパームーン 小説

火崎勇  水名瀬雅良 

そこは最後までいってほしかった

挿絵が水名瀬雅良さんだったので読みました。
残念ながら、ストーリーには納得できなかったのが残念でした。
ここからはネタバレなので、未読の方はご注意を。

仕事関係で知り合った黒岩と恋人関係になるが、黒岩の父親の死をきっかけに、双葉は黒岩と半分血が繋がっていることを知る。
黒岩からはその時点で一方的な別れを告げられるが、双葉はいつまでも待つと言う。
数ヵ月後、黒岩の結婚を風の噂で聞くが、…

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