火崎勇さんのレビュー一覧

俺達は可愛い嘘をつく 小説

火崎勇  有馬かつみ 

忘れる事が出来ない初恋の傷

進学塾で同級生同士の幼かった初恋を何時までも忘れられなかった二人が
大人になって再会してから始まる初恋のやり直しラブみたいな感じでした。

美人で無駄口をたたかないようなクールな医師になってる受け様と
製薬会社営業で優秀なMRとして働いている攻め様との再会は、受け様の勤務する病院。
偶然新規開拓する事になった病院で、担当者不在の代理で現れたのが受け様。
昔と変わらぬ美貌に、攻め様の忘れ…

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俺達は可愛い嘘をつく 小説

火崎勇  有馬かつみ 

初心を持ち続けていたのね!

何となく毎月新刊が出ているような印象がある火崎作品ですが、ちょっと久しぶり♪な感じがします(先月はなかったかな?)
いつもの火崎作品の、ラストに真相が暴かれて円団というスタイルは貫かれていますが、この作品は最初からとても解りやすく(先の予想がつきやすい)とてもライトな作品に仕上がっていました。
ところが、とても意外であったのが、二人の障害になりそうな人物が実はイイ人だったということです!!

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秘書喫茶 ―レイジータイム― 小説

火崎勇  いさき李果 

嘘に隠された真実

今回は受様の元恋人の米国企業の若社長と
会員制の私設秘書紹介所のオーナーのお話です。

受様視点で過去を絡めながら新たな関係を築くまでの本編と。
攻様視点で本編の裏側を含んだ後日談を収録。

受様は母親の仕事の関係で
日本人ながらNYで長く生活をしていたため

母の死後も縁遠かった日本に帰らず
母親の上司だった大手企業の社長の援助を得て
大学に通いながら働く事にします。

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心に翼 背にはキスを 小説

火崎勇  海老原由里 

誤解と思い込みが重なって

今回は仕事が出来るが女癖が悪い先輩社員と
バイトで絵のモデルをしている若手社員のお話です。

受様がモデルをした絵をきっかけに
片思いしていた攻様と恋人になるまで。

受様は高二の時に父を亡くし
専業主婦だった母が働く決意をした時に
大学進学を諦めようとしますが
母の反対にあってしまいます。

そこで受様は
近所に住み気心も知れていれていた
八つ上の美大生に相談するのです…

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もう一度キスから 書き下ろしショートストーリー グッズ

新たなトラウマ発生?!

本品は『もう一度キスから』の
フェア店限定特典品のペーパーになります。

本編終了後、
同居後の二人の様子を描いたお話です♪

自分の不用意な言動から
恋人の大杉に突然去られたしまった峰岸は

偶然の再会から
紆余曲折を経て恋人となった大杉と
自分のマンションで暮らすようになります。

しかし
家に帰れば彼がいるという日常で
帰宅して大杉の姿がないと、

またどこ…

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もう一度キスから 小説

火崎勇  北沢きょう 

好かれる事に慣れすぎて

今回は独力でブライダルプランニング会社を起す社長と
攻様が恋を引きずる元カレのギャルソンのお話です。

恋されている事で傲慢だった攻様が
手放してしまった受様と恋を再び取り戻すまで。

攻様が受様の出会ったのは大学時代。

受様は中世的な顔立ちで
人の輪から一歩引いた目立たない男でした。

人付き合いにも消極的な受様が
自分の誘いには良く応じる事を心地よく感じ
攻様は自分…

3

十の願い 小説

火崎勇  三池ろむこ 

願いはかなう

幼い頃、両親に愛されずに施設に捨てられた乃坂は
引き取ってくれた養父と養母の温かい愛情に感謝する。

養父からもらった十の願いのかなうノートは心の支えになって
私も真似しようかなと思ったほど。(十とは言わないけど)

養父亡き後、養母が倒れ取り乱す場面は創馬でなくても守ってあげたくなる。
養母が亡くなり、創馬と同居しはじめ十個目の願いをかなえ姿を消した乃坂。

そこからラストまで…

2

刑事と花束 小説

火崎勇  夏珂 

(大型)ワンコ攻!

花屋(攻)と刑事(受)の物語。

花屋のある近所で殺人事件が発生し、
情報が集まりやすい花屋で刑事が張り込みを行うことに。

花屋の小日向は、刑事である相澤に一目ぼれしていますので、
何とか役にたちたいと、色々近所の人から話を聞けるように頑張ります。

本作、最初は、
小日向が、「殺人」事件を身近なものに感じていなくて、
さも、相澤と一緒にいるためのチャンスととらえているように…

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刑事と花束 小説

火崎勇  夏珂 

大好きな人のために

今回は祖父の花屋を引継いだ若き店主と
町で起きた事件の捜査に来た刑事のお話です。

きっかけとなった殺人事件の捜査を絡めつつ
二人の出会いから恋人同士になるまで。

攻様の祖父は
退職後に花屋を開きますが
病に倒れてしまいます。

おじいちゃん子だった攻様は
人情味あふれた商店街に憧れ
反対した両親の条件もクリアして
二代目店主に落ち着きます。

そんな商店街の近く…

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甘えてください 小説

火崎勇  小路龍流 

働く男のジェラシー

鳥海は、会社の同僚である琴川に玉砕覚悟で告白!
琴川からOKをもらえ、喜び勇んだものの、
デートなど何度もドタキャンをされてしまうことに
不安を覚えて・・・というストーリー。

読み終わって思ったのは、「働く男のジェラシー」物語だなと(笑)
そして、琴川は不器用な男だな~と楽しめました。

特に、琴川のギャップのかわいさがたまりません。
部屋にどうしても鳥海を入れなかったのは、

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