火崎勇さんのレビュー一覧

甘えてください 小説

火崎勇  小路龍流 

信じるって難しい!

 恋愛経験豊富なデキる営業・鳥海が恋をしたのは、経理課の堅物・琴川。
 美人で冷たく見える琴川のかわいい一面を知った鳥海が、必死に口説き落としてようやく恋人にまでこぎつけたのだ。
 真面目な琴川だからこそ、大切に恋を育てようと考えていた鳥海だったが、何度も何度もデートをドタキャンされてしまう。
 理由は、身内の不幸だったり、マンション設備の故障だったりさまざま。
 もしかして自分は避けられ…

1

初めての独占欲 グッズ

犬の目・人間の目。

本編は終始ワイズ(賢人)視点で展開しましたが、このペーパーでは春哉視点でした。

2人での初めてのお出かけで、綺麗なメスのアフガンハウンドをじっと見つめる賢人。それを見て『やっぱり犬同士が・・・』と考えてしまう春哉。

『さっきの犬見たか?』と言い出した賢人に、思わず構えてしまう春哉ですが、賢人が言ったのは『犬なのに洋服着てたんだぞ。毛皮があるのにどうして着るんだ?』吹くかと思いました。

2

恋愛ビースト 小説

火崎勇  宝井さき 

『犬→人間』に惹きつけられて・・・

火崎さん、もうずいぶん前に初めて読んだ作品があまり合わなかったので、自然と『読まない作家』になってたんです。それが、今回『犬が人間に変身(しかも『犬』視点)』という設定と合わせて、あらすじにも興味を引かれて手に取ったんですね。ただそれだけだったのに!

イヤもう、すごく面白かったです。あ、この『面白かった』は笑い転げたという(『お笑い』という)意味の面白さではなく、作品を楽しんだってことですが…

1

初めての独占欲 グッズ

春哉視点

本編では、ドーベルマンのワイズ視点だったのですが、
こちらでは、春哉視点でお話が展開していきます。
相変わらず不遜なワイズが素敵です。

2人が甘く暮らしている後日談。
人間として、2人で初めて外に出ることになったお話。
春哉は、ワイズが、他の雌犬に心惹かれてしまうんじゃないかと
嫉妬してしまうというもの。

なんて、かわいいのっ!!
でも、当分春哉は、犬、人ともに嫉妬してしま…

1

恋愛ビースト 小説

火崎勇  宝井さき 

動物好きにはたまらない!

ドーベルマン、ワイズ視点でストーリーが展開していくので、
もうもう、動物好きにはたまらない!!!
そして、そのワイズの不遜な言動、態度も、
かわいすぎて、胸がキュンです。

ストーリーはファンタジック。
金持ちのおじいさんと暮らすワイズは、
見知らぬ青年と知り合い、仲良くなります。
或る時、この青年、春哉を助けたいと強く思ったところ、
人間になっていました。

犬が人に変身し…

2

恋人になりました!『恋人になりたい』番外編小冊子 グッズ

男前さは家系なのです

本品は『恋人になりたい』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編終了後、
同居をするにあたって攻様の決意を
描いたお話です♪

長兄の結婚を期に、
転勤が決まった次兄とともに
家を出る事にした秋山。

恋人となった河乃に
同居の同意は貰っていましたが
覚悟を決めたから一緒に暮らそうと
言われてびっくりします。

なんでいまさら?!と思う秋山ですが
河…

1

恋人になりたい 小説

火崎勇  六芦かえで 

自分の心に正直に

今回は人付き合いを避けている出版社に勤める編集者と
8人家族の三男で建設会社に勤める営業マンのお話です。

攻様が受様との出会いをきっかけに
家族との確執を乗り越えるまで。

受様は男四兄弟の三番目で
両親、祖父母とも同居する大家族です。

男ばかりの兄弟は賑やかを通り越して
トイレも食事も風呂の順番までも
日々戦いの毎日ですが

たまにおせっかいで面倒と思う事があっても…

2

初めての独占欲 グッズ

可愛らしい嫉妬だけど切実かも!

本編でも楽しませて頂いたお話ですが、ショートもなかなか良かったです。    
本編では攻め様視点で描かれていたし、攻め様の嫉妬なんかもあったけど
このショートは受け様視点で描かれていて、受け様の可愛いけど切実な独占欲を
垣間見える内容になっていました。

人間として受け様の側にいる攻め様、そんな攻め様に留守番をお願いするが
攻め様は一緒に出掛けると・・・受け様は元は犬だった攻め様のが困…

2

恋愛ビースト 小説

火崎勇  宝井さき 

まるっきりのお犬様なのです

BLでおなじみの人狼では無くて、擬人化と呼べば良いのか、主役はドーベルマン!
お話の初めからワンコ様視点で描かれている作品なのです。

ワンコ様視点で始まるので、初めから人間に変身出来るのかと思えば全然気配も無くて
お金持ちだけれど碌な親戚も身内もいない年老いた主と共にいるドーベルマン。
主に忠実と言うよりも、主の子供みたいな感覚で、たいそう賢いワンちゃんなのです。
人間の言葉を理解し…

3

羨望と恋 小説

火崎勇  葛西リカコ 

抑圧されてきた受け様が見つけ出した光

旧家の跡継ぎとシナリオライターとの大人の恋でした。
好き嫌いで言ったら好みではないストーリーです。
旧家で格式を重んじる家で生まれた受け様はは、祖父や父親に厳しく躾けられ
いつからか自分の気持ちを相手に伝えるスキルすら身に付かないような大人しく
覇気のない青年になっているんです。

それに、母親は父の浮気と外に子供がいる事を知り、受け様が幼い時に離婚していて
そのせいか余計に祖父から…

4
PAGE TOP