火崎勇さんのレビュー一覧

花喰いの獣 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

いいですヘタレ

長ドス振り回すヘタレ元893攻め! 綺麗な顔して必死な誘い受け!
キャラクター設定だけでお腹いっぱいです。超好き。

篠塚(攻)目線で進むお話なので、これでもかというくらい多和田(受)を眩しがってるか、
欲を抑え込んでるかがよく分かります。
BL的893はオラオラした人が多いですけど、この篠塚は違います。我慢しまくりです。
最初は仄かな想いだったようですが、これが欲込みと分かってからの…

2

恋愛ビースト 小説

火崎勇  宝井さき 

男前ドーベルマン視点

攻め視点でお話が展開します。
このお話の攻めは、お金持ちの老人に飼われている、ドーベルマンのワイズ。
凛々しくて精悍ながらも、優しく賢いご主人想いのワイズ。
その彼が、人間に恋をしたり、自分も人間になったり、好きな人の前で興奮して暴走したり、失敗してシュンとしたり、インターネットで調べモノしたり、なんか大活躍したり・・・
犬好きにはたまりません!

受けのことが大好きで、一度発情しちゃ…

2

悲しい嘘はいつもあなたに向けて 小説

火崎勇  沢田ジュリオ 

我儘男と健気さん

既刊の「恋愛のパーセンテージ」のスピンオフ、前作でも出ていたユージンと智が
主役で登場してる、前作で智がユージンに片思い、ユージンは鏡に片思いなんて
展開で、最後に智はユージンの気持ちを知りながらも思いを伝えて~なんて感じで
くっ付いたのかどうかも定かでは無かったのでこの続編スピンオフは楽しみでした。

内容的には前半部分が前作とリンクしているような内容で、前作の主役二人が
思いを通じ…

4

優しい痛み 恋の棘 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

一つの嘘が大きな誤解に

まず、あらすじに
「生粋のゲイだという斎藤狙いの男たちが、そのレンタルオフィスの中に沢山いて…。

とありますが、全然沢山いません……
一人バイだと公言する人が狙っているくらいでしょうか。あとはさらっと女性。

さて、この物語は冒頭ですんなり二人がくっつくところから始まります。

斉藤(攻)はかなり蟻田(受)に尽くしていますねぇ。
蟻田を独立させるために出資したり、レンタルオ…

0

好きなら一緒 小説

火崎勇  みずかねりょう 

仕事・子育て・恋愛 はバランスが難しい

火崎さんはレーベル別の描き分けが上手い人ですね。
クロスは幾分か甘い感じが全面出しに来る感じのおはなしが多いようなきがします。
今回のおはなしは、いつもの謎に包まれた進行がラストで怒涛の種明かし、、といった形式はとっておらずかなり正攻法の展開が見受けられます。
そして、珍しく子連れものですが・・・
自分的に、子連れものとしてはとても現実に沿ったかなり共感できる設定でした。
また、主人公た…

7

好きなら一緒 小説

火崎勇  みずかねりょう 

ずっとそばに

可愛い子供が出てくるラブストーリーですが、その子供の背景はかなり可哀想。
思わず抱きしめたくなるような感じで萌えでした。
内容は、車の営業販売の社員の受け様は、営業所でもトップセールスマンで、
学生時代からいわゆる普通だった自分がここでは1番になっている事を誇りに思っている
一つ一つ地味ながらも努力を怠らない、見た目は可愛い小柄な童顔フェイスなんだけど、
面倒見が良くて結構男前なタイプな…

5

拾い犬 小説

火崎勇  森原八鹿 

犬の姿になった受け様が浮かぶようです

タイトルにズバリ犬なんて言葉が付いている作品ですが、この犬は心優しき野良犬。
それも昔は普通の所できちんと飼われていたような雰囲気がありながらも、
コマンドを出してくれる飼い主は突然いなくなってしまって、途方に暮れてる、
そんな感じに思える犬さんです。
ワンコと言う言葉よりも犬さんの言い方の方がしっくりくる感じなんですよね。
BL的に犬と言うとやんちゃで飼い主に懐きまくりなんてタイプが多…

5

拾い犬 小説

火崎勇  森原八鹿 

作家がよくわかるお手本のような本です

前回のビープリ執筆作品は、軽さを出そうとして何かスカスカな感じがして評価できなかったんですが、今回のこの作品は普段の火崎作品らしさが実に簡潔に、
そして、お手本のように上手く作られたというか、この作家さんの特徴が多分火崎初心者の人にもよくわかりやすく簡素化しながらも、その持ち味をよく出していると思います。
作品としては、すごく既視感のあるモノで目新しさはないですが、作家さんの実力を見せつけられ…

9

最良にして最後の選択 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

で、あの小悪魔は何処に???(笑)

「最悪にして最高の抱擁」スピンオフ

思った以上にお子様だった。
前作の時から小悪魔的な感じで登場の高島。
しかし読んでいくと、親のトラウマで恋愛に臆病な、ただのお子様だった。
それに引き換え北里は遊び人ぽい(実際遊び人なんだろうけど)雰囲気を出しながら
案外、真面目?!

結局今までの恋愛スタンス(楽しければそれでいい、重いのは嫌)をかえてまで
高島に捕まった北里でした。

1

最悪にして最高の抱擁 2 小説

火崎勇  亜樹良のりかず 

まだまだお子様・華原…

前巻のあとがきにも書いてたように、今回は華原に言寄る男が登場です!!

やっと同棲までたどり着いた2人。
ラブラブモードに突入かと思いきや、なにやら華原に目を付けた男(塩沢)が1人。
以前ショップに姉と共に訪れてた1人の男性。(実はショップの取引先でもある相手)
その時は買い物を済ませて行ったのですが、後日、門倉の店で偶然の再開。
華原の相手を高島と思ったので
自分とはタイプが全く違…

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