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48/102(合計:1014件)
火崎勇 佐々木久美子
M+M
ネタバレ
表題作と続編「僕もソレが欲しくなる」が収録されています。表題作より続編が1.5倍長いという珍しい構成です。どちらも須賀目線で話は進みます。 「アナタはソレを我慢出来ない」 88ページ。須賀はウブでちょっと天然なのんびり屋。高校卒業間近の夜、須賀(受け)は一堂(攻め)から告白されて受け入れます。それから1年、それなりにラブラブな二人ですが、一堂はバイトで忙しく頻繁に会えない。おまけに、一堂は…
火崎勇 杉原チャコ
子供の頃からの主従関係、リーマンもの、すれ違い、と私の大好きな設定が入っているわりにはハマれませんでした。後日談的SSがあればまだ良かったかもしれません。 丸ごと1冊、表題作です。和緒の目線で話は進みます。 和緒(受け)は目付け係の倉部(攻め)が好き。勇気を出して告白したところ、その夜は応えてくれたものの、それから半年以上進展がない。倉部と自分の恋人・鈴木が以前付き合っていたのではないかと…
表面は表紙のイラストで、裏面にSSが書かれています。20文字×25行の二段書きなので、短いです。でも本編の後日談の雰囲気がよく表れていると思います。 和緒目線で進みます。 倉部にとって、和緒は「主の子供」という扱い。年下なのに「和緒さん」と呼び、言葉遣いも丁寧口調。 それが、恋人になり、同居するようになってからは変化した。 家では甘いキスもしてくれるし、「和緒」と呼び捨てにし、「こっち…
火崎勇 駒城ミチヲ
「萌」と迷いつつも、後日談SSが好きだったので「萌2」評価にしました。メインの二人でもだもだしているのでなく、小出、芦田、雛乃というサブキャラも適当に活躍していて良かったです。 表題作と「女神の許容」17ページ、あとがき(作者様2ページ+イラストレーター様1ページ)が収録されています。 告白した中根(受け)を、酔った勢いで抱く丹羽(攻め)。 中根を抱きながら他の女の名前をつぶやく丹羽…
火崎勇 祐也
作者様のあとがきに寄りますと、諸事情から今の題名になったそうですけれど、正確には「(友人である)彼の彼氏」だそうです。確かに、あらすじからもそんな感じですよね。 「彼氏の彼」「彼氏の彼2」の中編二本立てです。 どちらも伊丹目線で進んでいきます。 「彼氏の彼」 伊丹(受け)と会社の同僚・小野は友人同士。ある日、ゲイである小野が紹介した彼氏・佐枝(攻め)は、会った途端に伊丹をくどいてく…
火崎勇 小山田あみ
丸ごと1冊表題作です。 表紙のいかにもオレ様っぽいヒゲ男が九槌(攻め)、濡れシャツ姿が色っぽいのが平井(受け)です。 平井目線で話は進みます。 平井が憧れる「窓際の男」・九槌と目があったその日、エレベーターで乗り合わせます。子供のころ、地下室に閉じ込められた過去のある平井は、エレベーターに閉じ込められて過呼吸に陥ったところ、九槌にキスされて助けられます。礼を言おうにもそれから九槌には会え…
火崎勇 みささぎ楓李
「優しくない波」のスピンオフ作品です。前作の続きでもあるので、読んでいた方が良いです。前作の主人公・航平の次兄である三波(受け)が主人公になります。 丸ごと1冊表題作で、三波目線で話は進みます。 長兄・渡の親友である有田(攻め)から好きだと言われて3年。会社が倒産した三波は有田の会社に就職します。有田に惹かれて「好きだ」と告白をして抱かれた翌朝、有田に「後悔しているかも」と言われてしまい……
自分の嗜好を全面に押し出した「神」です! 一般的には「萌」かもしれませんけど(及び腰)。 亡くなった兄・渡の恋人だという高羽が気になった航平は、高羽が経営する喫茶『渡海』にバイトすることになります。高羽を知るうちになんだかイライラしてくる航平。そんな中、高羽の友人・有田が、高羽と航平の二人で京都に取材旅行に行って欲しいと言い出して…という内容です。 丸ごと1冊表題作です。 航平が高…
ココナッツ
B-PRINCE文庫の創刊七周年ブックレットです。 すごいのはどの作家さんも四ページずつしっかり書かれていて、中身もきっちり。 ラインナップは、 『恋愛革命』青野ちなつさん 『朱雀が花嫁〜紅帝の寵愛〜』秋山みち花さん 『背伸びするからキスをして』さとむら緑さん 『吸血鬼たちの淫らな晩餐』田知花千夏さん 『王様の甘い謀』chi-coさん 『住職様のお気に入り』千島かさねさん 『…
火崎勇 北沢きょう
中編2本立てですが、続編の方がちょっと長いです。 千樫目線で話は進みます。 「うたかたの恋」 品川千樫は、事故死した双子の弟の身代わりを頼まれる。弟の恋人・東原はイラストレーター。今の仕事が終わるまでだったはずが、東原に惹かれるうちに仕事が終わらなければいい、絵を描かなくても良いと思い始め…という話です。東原が強引に抱いたときは、既に千樫の正体に気がついていて、姿を消した千樫を追いかけて…