火崎勇さんのレビュー一覧

好きなら一緒 にっ 小説

火崎勇  みずかねりょう 

いろいろあってもやっぱり一緒に

出たばかりの本なのに読んだことがあるような気がする…と思ったら続編でした。
『好きなら一緒に』でも「好きなら一緒2』でもなくて『にっ』ってとこが面白い!

前作は確かみずかねさんのイラストに惹かれて手に取った覚えがありましたが今回もやっぱりカバー絵が目につきました。
3人で写真を見ながらアルバムを作っているほのぼのとした家族の一場面という感じがいいです。
その散りばめられた写真が最後…

1

彼の寡黙な唇 小説

火崎勇  奥貫亘 

再会もの

丸ごと1冊表題作です。笹色の目線で進んでいきます。

笹色(受け)は高校時代に先輩・成川と部室で初H中に、もう一人の先輩・弓削(攻め)に乱入されたのがトラウマになり、恋愛ができなくなりました。それから歳月は流れ…、26歳になった笹色は友人・穴沢に頼まれてネコの世話をするために穴沢の家に住むことになります。その隣に住んでいたのは弓削で…。

本を読み慣れている人には、序盤でキーである穴沢の考…

6

恋の眠る夜 小説

火崎勇  麻生海 

過程を楽しむ

丸ごと1冊表題作です。出版社社長×作家の再会ものです。北園の目線で進んでいきます。

北園貴文(受け)は小説家。新しい出版社から来たのは、松平紅也(攻め)で、5年前に別れた元恋人であった。その後、北園は友人の小説家を通じて、松平の兄・厚也と知り合う。厚也から聞かされた松平の話とは…。

ポイントは、いつ、どんな風に、誤解が解消されるか、です。結構序盤でオチは分かってしまいます。北園も松平も…

6

まだ愛に届かない 小説

火崎勇  麻生海 

受け目線で素直に読むべし

丸ごと1冊表題作です。鷺沼の目線で進んでいきます。

鷺沼(受け)は千谷(攻め)をバイトとして2年、正社員として1年指導をしており、鷺沼が好きです。ある夜、酔った千谷から好きだと告げられたものの、千谷が取引先の社長の息子という身分を承知している鷺沼は、千谷はいつか結婚しなければならないから、と素直に自分の気持ちを言えません。だけど、離したくない。それでセフレなら良いと言ってしまい…。

あ…

2

名前のない約束 小説

火崎勇  香雨 

千里の道も一歩から!

題名から受けた私の印象ではちょっと切ない感じでしたが、内容はあらすじから受けたコミカルテイストでもなく、芸能界ものだけど結構真面目に働いている男達の話でした。

丸ごと1冊表題作です。郷田一歩の目線で進みます。

郷田(攻め)は網膜剥離になったため、ボクサーの夢を諦めることになり、ヤケになっていたところを千里(受け)にスカウトされます。モデルとしても役者としても売れる、と誘う千里に、自分の…

4

純愛のジレンマ 小説

火崎勇  奥貫亘 

7年越しの純愛

表題作と続編の2本収録されています。

「純愛のジレンマ」
由比の目線で進みます。
由比(受け)はいきなり拉致され、父親の入院と跡継ぎ教育を受けろと大津(攻め)に言われてマンションに隔離されます。大津の上から目線な教え方に反発を感じる由比。高校受験の際に、勉強を教えてくれたと告げられても、由比は大津を覚えていません。おまけに酔ったおしおきに強姦されてしまいます。翌日から、久しぶりに会社や…

3

純愛のジレンマ short story グッズ

短いけど甘~い

葉書サイズに、片面は表紙と同じイラスト、もう片面に二段書きで35行のSSがあります。

表紙と同じイラストなのに、題字でちょっとぼやっとされていた、大津が由比の肩を抱く手がはっきりとしていて、大津の「こいつは俺のもんだ」感が強調されているように思えて萌えました。

SSは超ショート。あらすじ以降の展開、愛されている自信がついてきた由比が、大津に「今の俺は大津さんにとって大人ですか?子供です…

2

舌先の魔法 小説

火崎勇  湖水きよ 

働く大人達の初恋

表題作と続編SSが収録されています。仕事第一で、恋愛は身体のつきあいオンリーだった小笠原(攻め)と、トラウマから恋愛のできない楓(受け)の話です。

「舌先の魔法」
小笠原の目線で語られます。取材を申し込みながら、甘いものは嫌いな楓に、小笠原は腹を立てながらも楓が「食べたい」と思うようなチョコを作ろうと思い…。楓の妹・桜が実は男前だったのが予想外で良かったです。

「セイム・スイート」

3

昨夜のことはもう言わないで 小説

火崎勇  yoco 

ネタバレなしで読むべき本でした

ネタバレ注意です。
ネタバレ知らずに読むべきです、これは。
わたしはうっかりネタバレ見ちゃって。
ネタバレ知らない方が楽しめただろうに…

今までに読んだ火崎さんの本にあった似たようなエピソードがいくつかあって、途中から、顧客データ事件の方は犯人はこいつだなーってのがわかってしまいました。
受けの小栗はなんという甘ったれかと思ったのですが、立て続けにあれだけいろいろあったから、しょうが…

3

俺達は可愛い嘘をつく 小説

火崎勇  有馬かつみ 

探り探りの恋

三十路目前の、製薬会社の営業×医師の話です。中学時代からの再会ものになります。

丸ごと1冊表題作です。熊田(攻め)の視点で進んでいきます。
要は、中学校の頃も好きだったし、再会してからも好きな気持ちは持ったままで、お互い両思いだったのに、相手の気持ちが分からないので嘘をついて探っていたということでした。

照れ隠しもあったり、虚栄もあったり。でも、吐く必要のないつまらない嘘はなかった気…

3
PAGE TOP