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38/102(合計:1015件)
火崎勇 かんべあきら
M+M
ネタバレ
1冊丸ごと表題作です。津川(攻め)の視点で進んで行きます。 津川は、3年前に先代社長に引き抜かれて社長秘書になりますが、先代社長は亡くなってしまいます。息子を頼まれた経緯もあり、津川は新社長・凪(受け)の秘書となり支えますが、社内では水面下で凪リコールの動きがあります。そんな中、凪は真田という男にプロポーズをしていて…という話です。 津川はいかにも仕事のデキる秘書です。 凪は仕事はで…
火崎勇 木下けい子
Loxonin
いい意味で期待を裏切られた作品でした。 簡単に内容紹介すると、下記のようなお話です。 ◇とあるホテルで偶然出会った二人。 なぜか出会った瞬間、篠原(受け)は海江田(攻め)を見て泣いてしまう。一方、海江田はそんな篠原に一目で惹き付けられ、二人はお互いの外での顔を知らないまま、いわゆる茶飲み友達として仲良くなっていく。 しかし、ある売買物件のトラブルにあたり、悪徳不動産会社の社長(元ヤクザ…
火崎勇 暮越咲耶
表題作と続編の、中編2作品が収録されています。 どちらも永橋(受け)の目線で進んで行きます。 「雲の形が変わる前に」 永橋は、高校の卒業式で三角(攻め)に告白をしようと下駄箱に手紙を入れます(古風!)。しかし、三角に無視されて永橋は夜まで待ちぼうけ。それから互いに連絡を取ることもなくなります。仕事の相手先として再会しますが、三角は過去に触れることなくて…という話です。 「幸せの形を…
火崎勇 岬ひろし
1冊丸ごと表題作です。 紫(受け)の目線でストーリーは進んで行きます。 紫と朝日は従兄弟。年下の和雅を入れて、3兄弟のように仲は良い。 紫は朝日に、子供の頃と高校生のときで、二度プロポーズされたことがある。断って気まずい別れをしてから会っていなかった二人であったが、紫がフォト雑誌の編集長として忙しくする中、突然朝日と同居をする羽目になり…という話です。 紫は、朝日の「嫁になれ」には…
火崎勇 北沢きょう
1冊丸ごと表題作です。 群真(受け)の目線でストーリーは進んで行きます。 本家の代替わりの花嫁選びに参加し、当主の巴(攻め)の花嫁に、なんと男の群真が決まります。 花嫁モノではあるのですが、猿VS猫という命がけの戦いで勝利をしなければならないので、バトルもあります。ただ、その戦いに至るまでの事情説明と、二人が新密になっていく過程がメインであり、バトル自体はそう大したことはありません。…
火崎勇 高峰顕
1冊丸ごと表題作です。 常陸(攻め)の目線でストーリーは進んで行きます。 常陸は大病院のデキの悪い次男と評判の男。製薬会社に勤めていたが、バイク事故で自分は大怪我をし、同乗していた智子は死んでしまう。不正な手段で手術をして目を手に入れてから、常陸は兄の要望に応じて家を出て、定職につかず酒を呑むという自堕落な生活をしていた。きまぐれにバーの手伝いをしていたところ、その場に相応しくない常連の客…
火崎勇 乃一ミクロ
1冊丸ごと表題作です。 内容は、表紙イラストもですが、帯に書かれている「肉食系オオカミな経営者×平凡会社員ーー見初められる身分差ラブ!」の文句そのままです。 この作者様の作品は、カップルのどちらかの目線で進んでいく形式で、その主人公は感情の起伏が激しいというより、根底に冷静な部分を残していて物事にあたるというタイプが多いと思っています。 この作品の弓川(受け)もそんな感じで、ストーカ…
火崎勇 一馬友巳
丸ごと1冊表題作です。 田原純(本名「若山杳」・受け)の目線で進んでいきます。 一人目線の作品ではよくあるパターンなのですが、攻め視点からの謎解きがあります。なので、179ページからの謎解き場面に到達されましたら、冒頭の場面と合わせて読むと「この場面ではこういうつもりだったんだ」と理解が早いです! 他の方がレビューで「18歳と19歳では6年ぶりでも分かるでしょう」とご指摘されていまし…
火崎勇 有馬かつみ
丸ごと1冊表題作です。 美久(受け)の目線でストーリーは進んでいきます。 美久は親にも捨てられた自分を救ってくれた義兄の真意(攻め)をずっと好きです。寂しい年の離れた弟の演技をして計算どおりに同居に持ち込んだものの、真意に友人との関係を疑われたことをきっかけに、思わず迫ってしまい…という話です。 一番面白かったのは、美久の友人であるエロ漫画家の本橋とのやりとりでした。作品は全体的にシ…
1冊丸ごと表題作です。 界人(受け)の目線でストーリーは進んでいきます。 界人は母親の結婚式に間に合わず、再婚相手の義兄・国木田東秀(攻め)と会う機会があないまま日を経ます。そんな中、両親の事故を聞いて国木田家に行ったところ、顔を合わせた途端、東秀は襲ってきて…という話です。 母親の結婚式で息子不在は体裁が悪かろうと、従兄弟が界人のフリをしたのを東秀は真に受けています。界人が義弟だと…