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37/100(合計:999件)
火崎勇 乃一ミクロ
M+M
ネタバレ
1冊丸ごと表題作です。 内容は、表紙イラストもですが、帯に書かれている「肉食系オオカミな経営者×平凡会社員ーー見初められる身分差ラブ!」の文句そのままです。 この作者様の作品は、カップルのどちらかの目線で進んでいく形式で、その主人公は感情の起伏が激しいというより、根底に冷静な部分を残していて物事にあたるというタイプが多いと思っています。 この作品の弓川(受け)もそんな感じで、ストーカ…
火崎勇 一馬友巳
丸ごと1冊表題作です。 田原純(本名「若山杳」・受け)の目線で進んでいきます。 一人目線の作品ではよくあるパターンなのですが、攻め視点からの謎解きがあります。なので、179ページからの謎解き場面に到達されましたら、冒頭の場面と合わせて読むと「この場面ではこういうつもりだったんだ」と理解が早いです! 他の方がレビューで「18歳と19歳では6年ぶりでも分かるでしょう」とご指摘されていまし…
火崎勇 有馬かつみ
丸ごと1冊表題作です。 美久(受け)の目線でストーリーは進んでいきます。 美久は親にも捨てられた自分を救ってくれた義兄の真意(攻め)をずっと好きです。寂しい年の離れた弟の演技をして計算どおりに同居に持ち込んだものの、真意に友人との関係を疑われたことをきっかけに、思わず迫ってしまい…という話です。 一番面白かったのは、美久の友人であるエロ漫画家の本橋とのやりとりでした。作品は全体的にシ…
火崎勇 かんべあきら
1冊丸ごと表題作です。 界人(受け)の目線でストーリーは進んでいきます。 界人は母親の結婚式に間に合わず、再婚相手の義兄・国木田東秀(攻め)と会う機会があないまま日を経ます。そんな中、両親の事故を聞いて国木田家に行ったところ、顔を合わせた途端、東秀は襲ってきて…という話です。 母親の結婚式で息子不在は体裁が悪かろうと、従兄弟が界人のフリをしたのを東秀は真に受けています。界人が義弟だと…
火崎勇 Ciel
1冊丸ごと表題作です。瓜生(受け)の目線で進んでいきます。 瓜生はストーカーに悩まされていて、学生時代の友人・藤本が犯人だと気がつきます。迫る藤本に対して、恋人の振りをして助けてくれた男性は、転職先の社長・岩神(攻め)で…という話です。 岩神が登場した時点で、二人が恋人同士になることと、瓜生が藤本に危ない目に遭わされるという展開は読めます。 なので、作者様もあとがきで書かれていま…
火崎勇 水咲月兎
1冊丸ごと表題作です。 1998年出版なので、当然スマホなんてない時代を感じる作品になってます。イラストの効果もあり(女性の服装とか)古く臭く感じてしまいます。ただ、予想外な展開が面白くて、今風に編集して文庫ででも出版して欲しいなぁと思いました。 深月(受け)の目線でストーリーは進みます。 ある日、親の再婚で姉弟になった深月の血のつながらない姉・沙耶が朝生(攻め)を家に連れてきます。「彼…
火崎勇 笹生コーイチ
たまきち
結構古い作品なのに、評価もレビューもなかったので買うのを迷っていました。 でも好きな作家さんだったので購入。 結果、とても良かったです。 母が亡くなり天涯孤独と思っていたとき、叔父という人物が現れ、その叔父の勧めもあり、亡くなった父の故郷に行く北尾氷魚。 結局、父方の一族、村のある目的のために騙されていたわけですが、その目的とは何なのか誰も教えてくれない。 一族どころか、村の人たちみ…
春のオレ様攻フェア特別小冊子です。「ヤバいセット」「ケダモノセット」「俺のものセット」の三種類のうちの一つです。 書きおろし番外編が収録されています。 椹野道流「司野が正路をなでる話。」 「妖魔なオレ様と下僕な僕4・5・6」番外編。7ページ。電球を交換しようとして負傷した正路の足を、司野がなでる話です。エロさはないですが、「手当て」の意味を思い出し、微笑ましい内容でした。 中原一也…
火崎勇 あおいれびん
丸ごと1冊表題作です。飛鳥井(受け)の目線で進んでいきます。 飛鳥井はワイン会社の若社長。苗が病気になり金策に困ったときに、好都合な買収を持ちかけてきた会社が現われます。ところがその会社の社長は高校時代の元恋人・麻生(攻め)で…という内容です。 飛鳥井が好きな元同級生の神谷が、高校時代に二人が誤解するように導き、今回も引き離そうと画策します。ただそれは差し置いても、麻生が昔も今も女性と…
火崎勇 街子マドカ
マキヲ
うーん…なんだか惜しい作品でした。コーヒー好きとしてはちょっと残念。 松崎が高波に惚れちゃったことは読者にはかなり早い段階で分かる(というか、あらすじですでに分かる)ので、後はどうやって二人の距離がぐっと縮まるかというのがポイントになると思うのですが、そこで炸裂する松崎の勘違いと暴挙に呆れてしまいました。百年の恋も一気に醒めるというのか…。高波はそんな彼を受け入れる、器の大きい青年ですねぇ。…