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33/100(合計:999件)
火崎勇 依田沙江美
さくこ
ネタバレ
イラストの依田先生目当てで購入。だけども作品としても思ったより良かった。 美しい表紙の緑に埋もれているのが攻で、それに触れているのが受。表紙の通り柔らかな印象の作品。 男2人が住む屋敷にハウスキーパーとして派遣されてきた受が、屋敷の主人である攻と交流することで徐々に惹かれていくのにキュンキュンした。秘密を抱えた攻を心配しつつテキパキ働く受はとても可愛い。攻が「小動物」と例えたのにも納得。 文…
火崎勇 越智千文
M+M
表題作と続編ショートの2作品が収録されています。 どちらも常盤(受け)の視点でストーリーは進みますが、最初から雲井(攻め)は常盤が好きで、そこは揺らぐことがないので相手の気持ちが分からないという戸惑いがなく安心して読めます。 「スプーンポジション」 雲井に告白された常盤が、自分は恋愛相手として雲井を好きであるかと悩む話です。とはいえ、主人公がぐるぐる考え込むだけのストーリーではなく、常盤…
火崎勇 梨とりこ
かん衛門
程よく甘く、想定内。 皆様のレヴューにある通りだと思います。 取り立てて面白いわけではない(ごめんなさい)のですが、この作品、私も好きです。 亮司はかなり不遇なのに真直ぐないい子です。 でも考えると、不遇だから性格擦れてる、っていうのもテンプレ的ですよね。等身大の普通の青年が亮司と同じような境遇で真面目に生きていこうとするなら、日々バイトに励んで生活に追われて・・・このくらいが現実味あ…
火崎勇 嵩梨ナオト
gamis
目を開けるとそこは病院で、自分は記憶を失っていた──。 記憶がない黒河を、自分の恋人だと言って自宅に連れてきた生田目。 記憶がないから黒河のリアクションは薄く、そしてどこか生田目も胡散臭い。 生田目の必死さがどことなく伝わってきて、これは嘘をついてるなぁと予想。 最後まで読んで、案外純情なのかと黒河を手に入れる必死さに思わず微笑んでしまいました。 かっこいいです、二人とも。 最…
火崎勇 緒田涼歌
表題作と続編ショートが収録されています。 どちらも大野(受け)の視点でストーリーは進みます。 「サクラ同盟」 大野は轢かれた猫を助けた来栖(攻め)と再会しますが、来栖は会う度に名前が違います。従兄弟の結婚式で会ったホテルで「三度目は運命だ」と来栖に押し倒され、悩んだものの来栖の会社に就職します。そこで来栖が客寄せ「サクラ」の仕事をしていると知り…という話です。 すんなり恋人同士になるか…
火崎勇 司狼亨
M
倫は十代の頃から男の恋人がいる。 その恋人は倫に対して、「結婚しよう」と言ってくれるけれど、その当時駆け出しのモデルと、駆け出しのデザイナーだった二人だったために、スキャンダルや仕事への影響を考えてその誘いを断ってしまう。 そのまま数年が過ぎ、今ではすっかり売れっ子デザイナーになってしまった恋人と「かわいい」が売りになってしまったために、男性モデルとしては限界が近づいている倫。 二人の関係は…
火崎勇 暮越咲耶
1冊ぜんぶ表題作です。柊(受け)の視点でストーリーは進みます。 内容はざっくり言いますと、大学生の柊が、同じマンションに住んでいる職業不明の内藤(攻め)を好きになる話です。 柊の魅力が肝だと思います。 内藤は格好良いですし、職業は気になりますが、それは柊が好奇心旺盛で疑うことのない素直な主人公だからこそという感じです。 あとがきで書かれていますが「バカではないがモノを知らない」…
火崎勇 草間さかえ
現代で闇医者が出てくる本とはどんな話なのか、あまり予想が出来ないまま読み始まる。読んでみると闇医者になった理由もリアリティがあって納得できた。話はどんでん返しがあって読み応えがあり良かった。タイトルがそのどんでん返しに関わっていて上手い。 ただ文体が「。」の度に改行されるのはいただけない。そこまで改行する必要はないと思う。正直ページ稼ぎをしたいのかと疑いたくなってしまう。そこが違っていたらもう少…
火崎勇 yoco
1冊ぜんぶ表題作です。小栗(受け)の視点でストーリーは進みます。 表紙イラストでは、シリアスかつミステリアスな印象なのですが、帯に「まさか男と一夜の過ち!?」と可愛らしい字体で書かれていますし、裏表紙のあらすじもコミカルっぽいもので、内容はそちらの方が近いです。怖い話ではありません。 小栗は子供みたいな素直な可愛らしさで好感がもてます。それに、丹波(攻め)の「俺が人を殺すところを見た」…
A4サイズの片面印刷、そのうち4分の1は表紙イラストですし、割りと字も大きいので短めです。本編その後の内容です。 本編と同様に小栗(受け)の視点でストーリーが進んで行きます。 本編では、丹波に「俺のタマを握った」と言われて悲鳴をあげて否定します。初めて会った夜はセックスをせずに一緒に眠っただけだと思い出したので、小栗は恋人同士になってからもそのことは信じていなかったけれど、実は…という…