火崎勇さんのレビュー一覧

永い言葉 小説

火崎勇  石田育絵 

んー

12歳の年の差カップルの話です。
正直いまいちでした。
ぐるぐる悩む三十路の主人公にいまいち共感できなかった。

主人公はリーマン(攻め)です。
子供時代に仲良かった隣家の高校生(受け)に、バイト先として自分の会社を紹介するところから話がはじまります。
惹かれてるのを自覚しながらも、なかなか踏み出せない主人公。
そんなある日、二人で残業してるときに、その高校生にいきなり告白され、さらにフェラチオさ…

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マイフェア・ブライド 小説

火崎勇  雁川せゆ 

こういう攻めが主人公な小説、好きです

火崎さんの小説、やっぱり好きかも。
こういう頼りがいのある落ち着いた攻めが主役なのって、読んでて楽しい。
こういうストーリーなら、受けの側を主役にする作家さんが多いんだよね。攻めの側から読めるのが楽しいかったよ。

主人公(攻め)は一流ホテルに勤めている。部門強化のために、出向命令が出る。
出向先で出会ったのが、ブライダルコーディネーターしてる年下の社長(受け)。
攻めは受けに惚れ、年下社長をいつ…

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大人の恋が騒ぐので 小説

火崎勇  山田シロ 

大人だ。

二人の出会いはともかくとして、尊敬できる大人の隈さんにとにかく惚れ込んじゃった三鈴くんがグルグルアタフタするお話です。
隈さんは、アーティストの割りに非常に分別があり、我慢がきく人です。(火崎作品の醍醐味、「いい意味で分別くさいセリフ」も隈さんから発せられます。)
それまで、成績がいいだけで甘やかされて育ったと思える自信家の三鈴くんを、うまい具合に自立の方向に持っていけたのも隈さんのおかげだと…

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大人の恋が騒ぐので 小説

火崎勇  山田シロ 

据え膳食えぬわけは?

トーンほのぼの なのに、H度変態って、どーいう作品!? って、思われた方もいるかも?
でも、そういう作品なんです。

主人公は大学受験に失敗したショックから自殺しようとしていた青年 三鈴・受け、
それを助けたのが、今をときめくアーティストの隈黎一(くまれいいち)・攻め
これが二人の出会いです。

その後、三鈴は隈の助けを借りながら二次募集をしている大学を探し、
見事入学します。でも…

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誰が袖 (タガソデ) 小説

火崎勇  中村春菊 

良かったぁぁ

ちるちるさんの貸本サービスを利用して五冊借りましたが、正直四冊まではスカでした(すいませんw)
でも勿論、タダで五人ぶんの作家さんを実験的に読めるのはありがたいのです。とくに私は、気に入った作家さんの本を大人買いするタイプなもんで。表紙買いどころか、あらすじ買いもあまりしたことがない。

で、この一冊は、キました。火崎勇さんは初読みの作家さんだったんですが、あと二、三冊試してみて、好みなら大人買い…

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五つの音 小説

火崎勇  よしながふみ 

冷めてるようで、じつは情熱的

タイトルの「五つの音」とは、「あ・い・し・て・る」です。
その意味に捕らわれすぎて大事な人に言えなかった、という後悔。
でもそれを認めたくない主人公・鵡川。
やり手アドマン・鵡川はヘッドハンティングされた会社で、昔の恋人・久遠と再会する。
高校卒業時、一方的にひどい別れを告げ、未練はなかったはずなのに。
再会したら、なぜか久遠が欲しくてたまらない。
俺様な鵡川は、なんとか久遠を手に入れ…

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荊の鎖 小説

火崎勇  麻生海 

荊の鎖

ホテルの御曹司の主人公は、大学卒業と同時に捨てた恋人が結婚すると知って途端に独占欲がわいて…?
みたいな話です。
かーっときた攻め(主人公)はそのまま受けのことを監禁しちゃうんですねー
しかし攻めが暑苦しい…!!!!
こんなに愛されたら…うーん(;・ω・)
話の途中で監禁から解放した後、攻めが「一度でいいからあいつの職場を見てみたい」って車で見に行ったり…
それ純粋な気持ちなようで犯罪…

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彼氏の彼 小説

火崎勇  祐也 

こういうのもありですね

全然期待しないで読んだのに面白かったです!

主人公はうっすらと「俺ゲイかもなぁ~」と思っている男性、伊丹。
女の子と付き合った経験もあるものの、自分の心がときめく相手は男だと自覚しています。
とはいえまだ男性相手の経験があるわけではなく、積極性はありません。

そんな彼が、ある日同僚の小野という男に「俺ゲイなんだ」ってカミングアウトされちゃいます。

これってつまり、伊丹としては…

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一秒でも世界は変わる 小説

火崎勇  高群保 

熱血な新人デザイナー

憬れのデザイナーがいる代理店に入社できた受の新人デザイナー。でも、その憬れの君がなんともいいかげんな男だった、なんてところから話は始まる。
攻である憬れのデザイナーから、初対面でからかわれて素直になれなくなってしまった受。しかも、攻はあまり仕事に熱心そうに見えないのに結果は出すから、同じデザイナーの受としては打倒・攻の日常を送ることに。
でも、ホントは攻がデザインした作品についてなかよく語りた…

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愚か者の恋 小説

火崎勇  有馬かつみ 

依存度が高い作品だとおもいます

義兄とは言っても、元々の血が繋がっているわけではないですし、籍も別々なので、若干想像と違うなというところから物語に入ります(苦笑

幼い美久は、母親に捨てられます。預けられた家で喜んで受け入れられるわけもなく。そんななか、温かい手を差し伸べてくれた唯一の存在が、真意だったんですね。
義兄っていうのは、母親が、「この家の当主に犯されて出来た子供です」といわれて、つれてこられたからであって、真意…

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