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河上桜子 橋本正枝
茶鬼
KAREN文庫Mシリーズは結構ドロドロ系があって好みなのですが、これが一番キました!! 禁断の”死”というアイテムが3編も入ってしまって、しかも憎しみ、嫉妬、後悔、人間の怖い暗い部分も、子供の無知がゆえの残酷さも、そんな暗い面をも暴きだした、イタイ一冊です。 表題作、嫉妬が生んだ究極の略奪愛ですが、これを行う少年の恐ろしいまでの執着と執念に背筋がゾっとします。 しかし、ある意味相手の男性…
トオコ
全て小ジュネ掲載の短編集です。 そのため(?)に4作中3作はラストで誰かが亡くなっています。 表題作はJUNE全集10巻の『短編小説傑作集』にも収録されました。 この作品が一番印象深かったので、河上さんの他の作品も読んでみたいと思いこの文庫を購入したのですが、他はいまいち私の好みではなかったです。 残念。 『暁生』 幼なじみの再会モノ。 台詞だけでなく全て大阪弁で書かれて…