夏目イサクさんのレビュー一覧

いかさまメモリ 1 コミック

夏目イサク 

すれ違いと嘘

 10年前に関係のあった友人と再会。しかも今は相手の中野が有利な立場にある。
もう10年前に何があったのかを、空白の時間は何があったのって想像力をかき立てられるんですよねー(笑)

 津田と中野。2人の関係はこじれたまま、そのまま大人になって、過去がまた動き出す。しかし、決して重くならず、夏目先生らしく軽く、コミカルに描いております。登場人物たちもみんなくせがない、もっと言ってしまえば優しい…

3

きら星ダイヤル コミック

夏目イサク 

安定感はあるのですが

 おそらく、夏目イサク先生の本も「外さない」「裏切らない」で期待している方が多いのではないでしょうか?もちろん私もそんな一人だったのですが、今回ばかりは夏目先生の素敵なところを発見しないまま読み終えてしまいました。

 無骨で突拍子のない和浩は、本当につかみどころのないキャラクターで、彼は秘密をかかえているのですが、なぜかそこでも萌えることができずに終わってしまいました。

もうちょっ…

1

タイトロープ コミック

夏目イサク 

イチャイチャがあった(*TOT*)

映像の方を先にみていたので気になって購入しました。
本誌の方ではちゃんとイチャイチャしてたよ!
コミックスでも肝心な所すっとばしとかじゃなくて本当に良かった(涙)
攻様・龍之介×受様・直樹
直がツンデレでもツンツンじゃないのが良かった~
なんか最近ツンデレ受様が苦手になりつつあります・・・
ツンツンしてても最後は甘甘になって欲しい~
描き下ろしの『その後の龍之介の妄想日記』が良かった…

2

飴色パラドックス 1 コミック

夏目イサク 

いつも反発しているけれど

 新貫社に同期入社した尾上と蕪木。カメラマンとして仕事ができる蕪木のおかげで、いつもおいしいところを持って行かれてしまう尾上ですが、尾上が週刊DASHに配置転換されて、二人がコンビを組むところから始まります

 何にでもすぐに順応してしまうカブと、カブ自身や仕事のやり方に突っかかってしまう尾上。
どちらが正しいとか間違っているという話ではないのですが、その掛け合いがともかくリズミカルでおもし…

1

臆病な背中 小説

おのにしこぐさ  夏目イサク 

もう一度、書いて下さい ― お願いします。

あれから何年経ったのでしょう ―

この本を読み、この作家様好きだ!!、と感動したのはいつの事?

正に私のストライクゾーンど真ん中です。
地味系のありふれた話、しかし何故か印象に残る。
独特な雰囲気やクセもございません。

BLであるにも拘わらず、普通の恋愛小説を読む感覚に近いです。違和感なくスッと馴染んで入ってきます。

皆様が書かれておられるように、等身大の普通の大学生の話です。(ちょっと昭…

2

純情アイランド 小説

砂原糖子  夏目イサク 

島モノBL(らしい)

まず最初に、『島モノBL』ってそんなカテゴリあるんですか?

イヤそれはともかく、面白かったです。私はこういう突き抜けたコメディは大好きなんです。中途半端なコメディ(作者に照れが残ってる?)は読んでる方がシラケてしまうので、いっそこれくらいやっちゃって欲しいんですよ。

内容はまあとんでもないというか、『なんだソレ!』の繰り返しなんですが、別に構わないですね。これで比名瀬(受)に計算が…

2

いかさまメモリ 1 コミック

夏目イサク 

焦れった愛(じれった~い)。

いつも楽しみにしてるんですが、今回はオモチャ業界。
ランダイにバンプラと完全にアレをもじっただけなのにちょっぴりニヤリとしてみたり。

今回のメインは高校時代の同級生で当時うっかり関係を持ってしまった2人の再会モノ。
というか、実はうっかりに見せかけた、本当はちゃんと好意のある行為だったわけですが。
それを互いに当時はぶつけることができずに自分ひとりだと思って抱え込んでいたばかりに、上手…

7

きら星ダイヤル コミック

夏目イサク 

少しせつないけど・・・

発売当時に読んだ本ですが、最近また読んでみて、改めて面白い!って思えました♪

夏目さんの本はストーリーがしっかりあるのに、ちゃんと私の萌ポイントをついてきて嬉しいです。
お互いのトラウマを克服しあって結ばれるようなストーリーは大好きです。
あと、和弘が陽介へココロを開いてからの態度が可愛くてなりませんでした。
陽介のために、星空をみせてあげる所は感動ものです!!

もっと2人の今後…

1

いかさまメモリ 1 コミック

夏目イサク 

so cute!

イサク先生の作品は今までたくさん読ませていただいてましたが、まさかまさかの今回が初レビュー。この安定性はどこからくるのかと不思議に思ってしまうくらいに「萌え」「キュン」を必ず与えてくれるイサク先生。さすがです。

今回の舞台はおもちゃ業界。ということで、ふんわり可愛く仕上がっていました。他の作品もそうですが、イサク先生のお話って「仕事」という部分が疎かにされていなくていいですよね。仕事がちゃん…

3

飴色パラドックス 1 コミック

夏目イサク 

ありがとうツンデレ!

写真週刊誌編集部内での記者・尾上とカメラマン・蕪木のお話です。

「あれ?こいつ思ってたより悪い奴じゃないんじゃね?」
から「好きかも…」、「好きーどうしよー!」がわかりやすく描かれているのですが、
その度に尋常じゃないぐらい赤面する尾上が反則です…可愛いすぎる!

一度好きになってしまったら、もうジェットコースターか!っていうぐらいの加速度で、
相手のことが気になって、ちょっとのこ…

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