chikakumaco
A.A ミルン著、石井桃子訳の「クマのプーさん」を思い出してしまう。
私はいい大人になるまで、「とおりぬけキ」と書いてある看板の意味が分からなかった。
表題作「通り抜けできません」のタイトルを見るにつけ、それを思い出してしまう。
モチーフになっている シフォンケーキにも。ホールの中心に穴が開いている。
あの穴にビンを立てて、ケーキが冷めるのを待つ。部屋中に漂う甘い香り。
通り抜け出来ない…
『やまたな』シリーズは、「ブルボン家」や「ナッツ学園」と同様に、オチが無く、延々と「萌え」だけを綴っていく物語だと思っていました‼︎ なので魔法(?) が溶けて、課長が元の大きさになるなんて⁈
とても驚いたし、そもそもの理由はわからないままですけど、とにかく‼︎ この物語にオチが着いたというのが驚きの他ありません‼︎
なーんとなくエッチな妄想を読み手側にもたらしてしまう、小さな課長の一生懸…
夏水先生のご友人、ラクダさんが百目鬼の事を「ボーっとして、デカいだけで、なんっっのとりえもないよね。」と、評したように。ひたすらに愚鈍で純情な恋を二ノ宮さんに想い続ける物語。
今時流行りのシェアハウスの群像劇の筈なんだが、個々の設定が明確では無いので、少しだけ、少しだけ、混乱する。ちょっと集中していないと何となく読みづらい気もして来るのだ。
ついでに言うと、単品では面白くも何とも無い「犬は毎秒…
そもそもが メロメロで、鬼執着と化した透に無防備天然系美少年、勝頼がシャーシャー言ってるだけの 両想いカップルなんだが、透が身体先行型で、言葉少なめなので、いつだって勝頼はハラハラしている。「僕は透のことを何も知らない…。」そんな不安も後押しして、ひょっこり出てきた真嶋という男について行ってしまう。
モデル事務所の社長という真嶋の元でモデルの撮影をしてみたり。
透が婚約者と会ってるらしいと聞い…
確か…、「犬恋」はこれにて一旦完結だった気がします…。
まだ続くとしきりに書いているけれども。番外編があるんでしたっけ??的な。
なので、付き合う事になってからこっち、ほの甘いだけの二人だったのが、急にシリアス展開に。
今井は自身の原作が、フランスで映画化するというので、仕事で一時フランスへ。
たった10日ほどの事なので、あっくんに詳しい説明をせずに旅立ちます。
ところが、あっくんには高…
なんと言っても。「君がいれば、しあわせ。」という、今井の言葉がすべて。
それ以上の事は無い。
今井の妄想癖は相変わらずで、あっくんのコスプレでエッチな「淫虐地獄」を妄想するけども。
時折、不安になって。あっくんにフラれてしまう妄想をしたりする。
忙しくて会えなかったりすると、不安になってしまうのだ。
いつだって、毎分毎秒ごとに。あっくんといられる幸せを噛みしめる今井。
恥ずかしがりなが…