星野伶さんのレビュー一覧

俺様虎王とモフッと子育て 小説

星野伶  みずかねりょう 

ちょっと。

みずかね先生なのでマストバイ。挿絵は絶好調に好きなのですが、お話がちょっと物足りなかったので、申し訳ないです、中立にしました。本編260P弱+あとがき。

保育園で実習を行っている明李(あかり)。保育園の外からじっと見つめるカワイイ子がいたのですが、親が見当たらずどうしようと思っていたところ、すんごい美形が近寄ってきて…と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
セオ(攻めの子、2歳)、ル…

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俺様虎王とモフッと子育て 小説

星野伶  みずかねりょう 

ちょっとありがちだけど、甘くて可愛い子育てものです。

ほのぼの甘々、ケモ耳+子育てものになります。

で、率直な感想を言わせていただくと、読みやすくて可愛いけど、ものすごく既視感のあるありがちなお話。
作者さんの他作品も読ませていただいてるんですけど、そちらに比べて明らかに読後感は良いし、読者の求める王道の萌えが押さえられていると思います。
ただその分、どこにでもあるような平々凡々なお話になっちゃってて残念と言うか。
決して悪くは無いんです…

7

俳優とベビーシッター秘密の恋 小説

星野伶  すずくらはる 

ところどころ残念

王道の子育てもので楽しんで読めました。
エンタメだと割り切って読めば問題ない作品なのかもしれません。

気になる点は・・・
マネージャーの行動がおかしい(タレントのためだとはいえ、やっていることが支離滅裂)
記者会見で攻めが発言しているシーンはぽかーんとなりました(笑)

要は攻めのかっこよさを印象付けるため、お話の説明を事件でしたため、全てがご都合主義になっていて、そこで冷めてしま…

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臆病モデルと愛されトリマー 小説

星野伶  森原八鹿 

猫が可愛い話

星野先生の本は、読んでいても途中でつかえてしまって読みにくかったのですが、こちらの作品はするっと引っかかるところなく読むことができました。
モデルとトリマーが猫カフェで出会うとろから話は始まります。
モデル恵人は金髪長身のあきらかにイケメンなのに、トリマーの大智くんは容姿になびきません。ポイントが高いです。
猫にしか興味がない大智くんが、話が進むにつれて恵人に魅かれていきます。
恵人は大智…

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俳優とベビーシッター秘密の恋 小説

星野伶  すずくらはる 

かわいい癒し系の作品です

かわいらしい作品で、サクサク読むことができました。イラストもかわいいです。

4歳児が出てくるので、全体的に明るい雰囲気です。
攻は人気俳優と、芸能ものが好きな私には嬉しい設定でした。
そんな人気俳優の息子の担当ベビーシッターになった受。夢がある。
少女漫画のような展開です。好きです。

ただ、なにか事件が起こっても数行後には解決してしまっていたり、もう少しエピソードを深く掘ってもよ…

3

誰も僕を愛さない 小説

星野伶  yoco 

及川さん幸せになって

星野先生の既読の作品のなかで一番よかったです。

なんでそうなった?という部分が気になって、他の作品はなかなか読み進めるのに時間がかかったのですが、こちらはするっと読むことができました。

主人公の及川さんが不幸すぎて気の毒になりました。
横にいる刀根さんが、周りにいる人のなかで一番信用できるいい人だよ!
と読みながら応援状態でした。
本当に、周りにいる人が酷すぎました。
及川さん…

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俳優とベビーシッター秘密の恋 小説

星野伶  すずくらはる 

ベビーシッターもの

俳優さんとベビーシッターさん(♂)と4歳のおこちゃま(♂)のお話。初めましての先生でしたが、読みやすかったです。王道まっしぐらなお話で、攻め受け共、トスっと刺さるものがなかったので中立にしました。「本編のみ270Pほど+あとがき」です。受けさんの襲われ未遂がありますので一応お知らせ。

ベビーシッターさん派遣会社に勤めている慶は、都内のマンション街で派遣先のマンションを探して右往左往。依頼主と…

2

誰も僕を愛さない 小説

星野伶  yoco 

不幸や狂気を描くには筆力が必要

主人公は化粧品会社の営業部で主任を務める優貴。家族愛に恵まれずに育った彼は仕事面では要領よく出世街道を邁進しながらも、根本的なところで「自分は誰も愛せない、だから誰にも愛されない」と思っている孤独な男です。ある時、優貴は無愛想な部下である刀根から告白され、さらには仕事のミスを切欠に半ば脅迫される形で彼と肉体関係を持ってしまいます。母親の愛に飢えている優貴は、とある秘密を抱えつつ、上司の娘との見合い…

4

誰も僕を愛さない 小説

星野伶  yoco 

受の実母は本当にクズ

初読みの作家さんです。
最初はあまりの受の性格の悪さにイライラしましたが、後半からの受の育った環境や実の母親からの仕打ちに自分を守るためにそうならざるを得なかったのかなと悲しくなりました。
最近たまたま愛着障害のコラムを読んだのですが、必要な時に親や周りの大人から必要な分だけの愛情を与えられないと成長してから上手く人間関係を築けないそうです。
作家さんが、「性格の悪い受けがどん底まで落ちて、…

5

誰も僕を愛さない 小説

星野伶  yoco 

攻めの愛を理解できず…

あとがきに、性格の悪い受けが最後の最後に改心する話…というようなことが書いてありますが、相手役の攻めもあまり良い人物には思えず、登場人物の誰にも共感できない作品。
そこにリアリティがあるというより、むしろ受けを不幸な境遇に陥れるために無理やりな展開を作っているような作為性を感じてしまいました。

主人公は、大手化粧品会社に勤める優貴(受け)。
ある日、仕事でのミスを職場の後輩・刀根(攻め)…

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