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ビリー・バリバリー
フランク
ネタバレ
表紙に一目惚れして購入しました。 ミーチャの手が綺麗でえろい。 本の半分くらいまでの二人は、どこか遥か遠い別世界にいるみたい。 周りの音が一切聞こえてこないような。 無音性。 それを強く感じました。 二人だけ別次元の、空気がしゅっと薄くなったような月面とか、真空の底にいるみたい。 その空気の薄さの中で二人は生きているけど 苦しいから、さらに二人で空気を求めてもがきあ…
とても綺麗な絵を描かれる作者さんですね。 扉絵などは、アール・ヌーヴォーの画家、ミュシャの絵を思い出しました。 朝とミーチャのその後・将来が収録されているというので購入しました。 短編集ってちょっと物足りなさを感じることが多いので、あまり好きではないのですが、こちらに入っている短編集はそれぞれの世界が確立されていて、不足なくどれも良かったです。 一番良かったのは、「so happy…
miyuru
センシティブな線の絵と優しい筋立てが心に残りました。 自分が声フェチな性なので攻の声で眠りに落ちるのはエロス、ツボでした。 攻の無防備に身体を寄せて眠る姿を愛しいと思う愛情と 受の恋に至らない無自覚な欲求のすれ違いが切ない場面もありつつ ちゃんと大円団。愛情が満たされるっていいなぁ と思える抱擁シーンや、受の色気が芳る表情が魅力的です。
マミィ。
初めて読んだ作家さんなのですが、私はとても気に入りました。 他の方のレビューを拝見すると、メンヘラ気味の作風のものを得意とする作家さんなんですね、私はむしろそちらは地雷も多いので、このくらいのトラウマで良かったです。 悪夢にうなされるから眠りたくない、と言う毎日。寝ても寝てもいくらでも寝られちゃう私にはたまにはいってみたい台詞ですが、その原因が最初は虐待とかそう言うものかと嫌な予感がしてい…
よそみ
表紙と扉絵がとっても美しい漫画でした。素敵。 夢を見ることが恐ろしくて慢性的な不眠を患う受けが、とてもよい声の持ち主である攻めくんと出逢うことで快適な睡眠を手に入れることに成功し、いつしか二人の関係にも変化が。。。。というよくある展開でしたが、美しく繊細な絵とは裏腹に、天然気味の受けくんの発言や表情がとても愛らしく、全体的に優しくあたたかい雰囲気で気持ちよく読めました。 根が真面目そうとい…
えいりあん
連載中から読んで泣いてしまいました。単行本化を楽しみにしていましたが、これだけで本になるとは正直意外でした。ファンだからこそ、この作家さんなら、もっといくらでも深いストーリーになるところを、敢えて予定調和なほんわかとしたお話にしたのではないかと思うくらい、優しい、温かいストーリーです。 癒されたい気分の時にオススメの一冊です。
みみみ。
ビリー・バリバリーさんは、少し読み手を選びそうな、メンヘラ風味の作風が持ち味の作家様だと思っています。 どの作品のどの子もみんな繊細でちょっとずつ痛い。 それが弱く見える時もあれば強く見える時もあって、後者だった場合の作者の作品が良いなぁと思ってるんです。 先日出た新刊(真夜中のオルフェ)は残念ながらハマれなかったけど、現在Dariaで連載中の本作は続刊を楽しみにしているお気に入りの作品です…
雀影
以前読んだ短編集が好印象だったので、その中のエピソードの長編化ということでかなり期待して購入。 しかし、タイトルは覚えていたけど、内容は完璧忘れていて、読み終えて、ちょっと呆然としている。 期待通りに絵はすごくきれいだけど、多分最近はこういうきれいさに慣れちゃったのか、絵面的には割さらっと読めちゃう。 ただなぁ、これは、全く個人的な趣味の問題だけど、この底辺高校の幼稚なバカヤンキーのガキが出…
楽しみにしていたビリー・バリバリーさんの新刊なのですが、まったくと言っていいほどハマれなかったです。 メンヘラ風味の作風が持ち味の作家様ですが、今回はその混沌とした頭の中がそのまま紙面に吐き出されたような印象を受けました。 正直、あとがきすら何を言わんとされているのか汲み取りかねています。 全体を通してとても抽象的です。 例えるなら、歌詞から連想して作られたミュージックビデオのような作…
bonny
期待していた作家さまの新刊だったのに…。 キャラの魅力に惚れこんで、キャラ自体を愛でる読み方もよし。ストーリー展開や世界観に忘我する読み方もよし。正直、このお話はどちらも難しかったです、個人的に。 時に愛らしくて魔性系の藤峰(三十路)は不眠症。職場の後輩、和深が持ち前の「イケボ」で彼を癒していく物語。藤峰が不眠症を抱えるワケとは…。 可愛いらしいデフォルメキャラに、読んでいてホン…