可南さらささんのレビュー一覧

その目で見るな 小説

可南さらさ  高宮東 

受けをぶんぶん振り回す攻め

レビューがなかったけど「執着」「ワンコ」「天然」にチェックが入ってる攻めだったので、ワンコ攻め好きとして惹かれるものがあり読んでみたけど、うーむ……。

天然ワンコみたいなナチュラルでイイやつでは全然ないです。ちょい腹黒だし。
人の心の機微がわからないゆえの「天然」で悪気はない分、タチが悪いというやつで、そんな宇宙人思考の大型ワンコが受けをぶんぶん振り回してます。

あらすじです。
夜…

0

微熱の引力 小説

可南さらさ  佐々成美 

大変良い攻めザマァ!!

いわゆる攻めザマァと言われる作品が好きで、コミックではほぼ読んでいると思うんだけど、すぐ受けが絆されちゃったりして正直物足りないものが多く、もっと真摯に反省する攻めを見たい!!という気持ちを抱えていた時にこの作品を知りました。
早速読んでみたところコレよ!コレ!こういう攻めザマァが読みたかったの!!と歓喜に震えた記憶があります。

受けを意のままにしてきた傲慢な攻めが、恋を自覚した途端、受け…

10

カップ一杯の愛で 小説

可南さらさ  カワイチハル 

なかなか良かった

美容師なのに口が悪くてお客さんを怒らせてしまうわ、催淫剤を盛られて雨の中ぶっ倒れていたのを助けてくれた攻めに対して、お礼どころかホモ呼ばわり&変態野郎だと叫ぶ受けに対して引き気味だったけれど、育ってきた背景を知るとその言動も仕方ないか……と思えるものが用意されているので、いつまでも受けへの嫌悪感を引きずらなくてすみました。
口は悪すぎるけれど、それも自分を守って生きていくための術だったんだなぁ……

3

旦那様の通い婚 小説

可南さらさ  高星麻子 

攻めのぶっきらぼうさに心が折れそうに

東悟のぶっきらぼうさと栞の意地悪と敵意に前半は何度も読むのをくじけそうになりました。

東悟はぶっきらぼうで不器用すぎるでしょ!

もう鈴音が不憫で可哀想で。
東悟から伴侶にと言ってもらえたのに実は取引だったの契約だったの言われて、でもきちんと説明もしてくれず。
顔を合わせば不機嫌になり邪険にされ鈴音が可哀想で可哀想で。

フジさんの家で生き生きと農作業したり生きる術を身につけてい…

4

カップ一杯の愛で 小説

可南さらさ  カワイチハル 

最愛の恋人

初読みの作家さんです。甘々が読みたくて手を出しました。

甘い!満足です。
自分のことを全てを受け入れてくれる、愛した相手が自分のことも愛してくれる奇跡、ジーンときました。

いつも穏やかでニコニコして人の良すぎな山沖が実は凄絶な過去があり、しかもその過去にも本当の真相があり、それゆえに今の山沖があるわけで。

人の良すぎなと思ってたら実は山沖は夏生を一目見たときからひかれていて、介…

3

北上家の恋愛指南 長男編(表題作 恋なんてしたくない) 小説

可南さらさ  花小蒔朔衣 

長男編が一番アオハルしてた気がする

北上家シリーズ本 第3弾 長男編。
発売順は【次男→三男→長男】
時系列は【長男→次男→三男】
ですが、どこから読んでも単体で読んでも大丈夫です╭( ・ㅂ・)و ̑̑

次男・三男編の登場シーンはほんの少しで名前がチラッと挙がる程度だった長男。
個人的には一番存在感がなく思えて印象薄めだったかも(;´Д`)
シリーズを意識せず単体として一番フラットで読みやすい本です。
弟のほうは…

0

北上家の恋愛事情 三男編(表題作 愛してると言ってくれ) 小説

可南さらさ  花小蒔朔衣 

兄>>>>>>恋人…?

北上家シリーズ本 第2弾 三男編。
発売順は【次男→三男→長男】
時系列は【長男→次男→三男】
ですが、どこから読んでも単体で読んでも大丈夫です╭( ・ㅂ・)و ̑̑

三男編の攻め・高槻は包容力がある攻めでとても良かったです。
シリーズ3作の中では一番 恋人以上の見えない絆みたいなモノを感じました。
わかりやすい愛の言葉はなくてもさりげない愛情に温かさがあります。
次男CPより…

1

北上家の恋愛模様 次男編(表題作 恋の時間) 小説

可南さらさ  花小蒔朔衣 

攻めに腹立つけど傷つき萌え属性的には有り(∩´///`∩)萌

北上家シリーズ本 第1弾 次男編。
発売順は【次男→三男→長男】
時系列は【長男→次男→三男】
ですが、どこから読んでも単体で読んでも大丈夫╭( ・ㅂ・)و ̑̑
他CPとの絡みも分かりやすく書かれていました。

シリーズを通しての共通項は攻めが受けを溺愛してる箇所なんですが、
次男編の攻め・匡に関して言えば溺愛は溺愛でもかなりお子ちゃま(^^;)
同級生で幼馴染みだからこその無…

3

微熱の引力 小説

可南さらさ  佐々成美 

最高の攻めザマァ作品!

掲示板でオススメされていたのを拝見して読みました。
久しぶりに小説でここまで悶えました!
攻めは性格悪いですが、そこまで性悪ではないというか、自信家で不自由無さすぎたことが原因だったので、段々と不器用さやヘタレなところが出てくるのが可愛くて可哀想で萌えました。
まさに自業自得なんですけどね。
自分では最初認めていなかったのに、受けのことを好き過ぎる行動の数々にキュンキュンしました。
ここ…

4

指先 小説

可南さらさ  蓮見桃衣 

指先を通じた愛に萌えがある

高校生〜大学生(専門学生)のお話です。
攻め様はリーダー性のある情に厚い千里。受け様は寂しがり屋な自分を隠しながら生きる郁。
郁は自身の家庭環境に起因して自尊感情がすこぶる低く、与えられる愛にとても臆病。表面的には高飛車な自分を演じていても心の中はとても繊細で脆い。
そんな郁の心を千里は長く長く愛で包んでいこうとします。
タイトルの指先は作中によく登場するキーワードですが、郁が指し延ばす指…

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